なんだか私、毎回恋愛で同じパターンを繰り返している気がする。
そんなふうに、ふと立ち止まって気づいた時、気づいてはいけないものに気づいてしまったような感覚になることはありませんか。
恋愛は、外見や条件だけでは説明できないことがたくさんあります。
普通に考えたら恋愛がうまくいきそうな人が、なぜか毎回同じところでつまずくこともあれば、反対に、一見すると恋愛上手に見えない人が、ちゃんと大切にされる関係を作っていることもあります。
この記事では、恋愛で同じ流れが繰り返されやすい代表例を10個紹介しながら、それぞれの深層心理と、なぜ同じ恋愛が繰り返されるのかについて解説します。
Contents
- 恋愛がうまくいかないのは魅力のせいではない
- 恋愛で同じパターンが繰り返される代表例
- 1. 告白されて付き合ったのに好きになった頃には相手が冷めている
- 2. いい感じになるのに交際に至らない
- 3. 不満が溜まって自爆してしまう
- 4. 彼氏ができると依存してしまう
- 5. 彼氏の世話ばかりして母親役になる
- 6. 浮気する人とばかり縁がある
- 7. モラハラ気質の男性とばかり縁がある
- 8. 本命になれずセカンドが多い
- 9. 不倫関係になってしまう
- 10. 喧嘩や不安で関係が不安定になる
- なぜ同じ恋愛パターンになるのか?
- 1. 過去の親子関係を繰り返している
- 2. トラウマ反応が影響している
- 3. 無意識の思考癖がある
- 4. スピリチュアルな理由
- うまくいかない恋愛から抜け出す3ステップ
- 1. 根本原因を探る
- 2. ループに入る瞬間に気がつく
- 3. これまでと違う選択をする
- 恋愛トラブルはバグと一緒
恋愛がうまくいかないのは魅力のせいではない
毎回、自分では頑張っているつもりなのに、恋愛で思うような関係を作ることができない。
そんな状態が続くと
「私には女としての魅力がないのではないか」
「人として何か欠けているのではないか」
と考えてしまう人も多いでしょう。
もちろん、魅力や性格がまったく関係ないわけではありませんが、多くの場合、主な原因はそこではありません。
このメディアを運営する自己対話の学校には、さまざまな恋愛の悩みが寄せられます。
そこで共通しているのは、恋愛がうまくいかない原因は、本人の魅力や性格の問題ではなく、無意識の中にあるその人特有の型が、恋愛に表れていることが多いという点です。
その型に気づくことで、繰り返している恋愛のパターンから抜け出すことは可能なのです。
恋愛で同じパターンが繰り返される代表例
それではここから、恋愛で同じパターンが繰り返される時の代表例を10個紹介します。
ここで紹介するものは、実際の相談現場でもよく見られるもので、どれも気づいて整えていくことができるものです。
1. 告白されて付き合ったのに好きになった頃には相手が冷めている
まず1つ目は、相手からの熱烈なアプローチで交際が始まったのに、最後は相手から振られて終わるケースです。
最初は、相手の方が自分に対して熱量が高い状態で、連絡も多く、会いたいと言ってくれて、大切にしてくれる。
その時点では、自分はまだそこまで相手を好きではなかったけど、相手と付き合ううちに、少しずつ相手のことを好きになっていく。
ところが、交際から数ヶ月経つ頃には、相手の熱量はずいぶん落ち着いてきて、反対に自分は相手のことをどんどん好きになっている。
気がつけば、最初は追われていたはずなのに、いつの間にか自分の方が追いかける側になり、最終的には相手から別れを告げられてしまう…といったケースです。
このパターンはは、恋愛相談の現場でもとても多いものです。
一般的には、男性は手に入れるまでに熱量が高まりやすく、女性は相手の態度を見ながら徐々に気持ちが温まっていくため、恋愛の盛り上がるタイミングがずれやすいと説明されることがあります。
ただ、本当の問題は、相手の熱量が落ち着いた後に、安定した交際へ移行できるかどうかです。
この流れが繰り返される場合、深層心理に次のような思い込みや観念がある可能性が考えられます。
- 心の深い部分を相手に見せることが怖い
- 特定の人と親密になることに抵抗感がある
- 自分の魅力について表面的なものしか認めていない
このパターンの恋愛では、交際が始まる前や付き合い始めの盛り上がりにスポットライトが当たりやすくなります。
つまり「本当に親密になる前に関係が終了する」というパターンです。
特に「自分の魅力について表面的なものしか認めていない」場合、相手が自分の表面的な部分だけを見て別れを決めたように感じられて、深く傷つく場合が多いでしょう。
2. いい感じになるのに交際に至らない
2つ目は、いい感じになるのに交際には至らないケースです。
「いい感じ」というのは、たとえば次のような状態です。
- 何度もデートしていて、恋人っぽい雰囲気にはなっている
- 相手から「彼氏いないの?」「すごくいいと思ってるんだけど」など、好意を匂わせるようなアプローチもある
- 毎週のように2人で会っていて、どう見てもただの友達ではない
彼氏・彼女という肩書きや、決定打になる言葉がないだけで、「これはもう付き合う流れなのでは?」と思ってもおかしくない状況です。
それにもかかわらず、相手がなかなか告白してくれない。
自分から交際を打診しても、「そういうのは今ちょっと考えていなくて」と濁されてしまう。
恋人同士ではないけれど、どう見ても友達以上ではある。
それなのに、なぜかその先に進めない。
そんな混乱を招く状態が、何度も繰り返されることがあります。
この流れが繰り返される場合、背景には次のような思い込みが関係している可能性があります。
- 人としての自信はあるけれど、女としての自信がない
- 「大人」という世界観自体に抵抗感がある
- 恋愛っぽい雰囲気は欲しいけれど、実際の交際に伴う責任や感情は避けたい
このケースでは、交際したらこんな感じなのかなという予告編のようなものは体験できます。
けれど、なぜかその予告編が本編にならないケースです。
もちろん、すべてが自分の深層心理だけで決まるわけではなく、相手側の事情や恋愛観が関係していることも大いにあります。
ただ、同じ流れが何度も繰り返されているなら、自分の中に「恋愛の本編へ進むこと」への抵抗がないかを見てみる必要があります。
3. 不満が溜まって自爆してしまう
3つ目は、不満が溜まって自爆してしまうケースです。
交際前のいい感じの時期に、なかなか関係が進まないことへの不満が溜まって爆発してしまうこともあれば、交際中に相手の態度への不満が積み重なって、ある日突然ぶつけてしまうこともあります。
タイミングはそれぞれですが、共通しているのは、自分の中にある不満や不安をうまく扱えないまま溜め込み、限界を迎えたところで爆発してしまうことです。
本当は、もっと早い段階で自分の気持ちに気づいたり、相手に伝えたり、自分の中で整理したりできれば、爆発する前に別の選択ができます。
けれど、自爆を繰り返してしまう時は、自分の感情を自分で処理しきれず、「この不安を相手にどうにかしてほしい」という気持ちが強くなっていることがあります。
この流れが繰り返される場合、背景には次のような思い込みが隠れている可能性があります。
- 私の不安は、相手が解消するべきものである
- 私は自分のネガティブな感情を処理しきれない
- 相手が変わってくれないと、私は安心できない
このケースの中心にあるのは、自分の感情を扱いきれなくなり、その感情が膨らみすぎて爆発してしまうことです。
自爆そのものについては、別記事で詳しく解説しています。
4. 彼氏ができると依存してしまう
4つ目は、彼氏ができると依存してしまうケースです。
そもそも恋愛には、お互いの依存心を満たし合うという側面もありますから、相手に会いたいと思うことや、愛情表現を求めること自体が悪いわけではありません。
ただ、それが過度になり、別れや関係の悪化につながっている場合は注意が必要です。
- 朝から晩までLINEが来ないと不安になってしまう
- 休日はすべて自分に使ってくれないと気が済まない
- 愛情表現がないと、不安でたまらなくなる
このように、交際を続けるために相手が注がなければいけないエネルギーが大きくなりすぎると、相手が疲れてしまうことがあります。
その結果、距離を置きたいと言われたり、別れたいと言われたり、別の女性に気持ちが向いてしまったりする。
この流れが何度も繰り返されているなら、自分の中にある依存の強さを見てみる必要があります。
この場合、心の奥では次のようなことが起きている可能性があります。
- 愛着の土台が不安定になっている
- 常に見放される不安がある
- 相手の反応で自分の安心を保とうとしている
このケースでは、彼氏という「依存してもいい相手」ができたことで、もともと自分の中にあった依存心が一気に表に出ているのかもしれません。
恋愛依存については、別記事で詳しく解説しています。
5. 彼氏の世話ばかりして母親役になる
5つ目は、彼氏の世話ばかりして、いつの間にか母親役になってしまうケースです。
- 仕事の相談に乗る
- 生活の乱れを心配する
- 予定を管理してあげる
- メンタルが落ちている時に励ましてあげる
お金のこと、健康のこと、人間関係のことまで、気がつけば彼氏の問題を自分の問題のように抱えている。
もちろん、恋人同士で支え合うこと自体が悪いわけではありません。
ただ、この流れが行き過ぎると、恋人というより、母親と息子のような関係になってしまうことがあります。
自分は彼を支えているつもりなのに、相手からは女性として大切にされない。
彼氏は甘えてくるのに、こちらを対等なパートナーとして見てくれない。
最初は「私が支えてあげたい」と思っていたはずなのに、だんだん疲れや虚しさが溜まっていく。
この流れが何度も繰り返される場合、背景には次のような思い込みが隠れている可能性があります。
- 私が支えないと相手はダメになる
- 必要とされていないと愛されない
- いい女は相手を受け入れて支えるものだ
- 相手を育てれば、いつか大切にされる
このケースの中心にあるのは、恋人として愛されることよりも、「役に立つこと」で関係をつなぎとめようとしていることです。
それなのに毎回、彼氏の世話役や母親役になってしまうなら、自分がなぜ「支える側」に入りすぎてしまうのかを見てみる必要があります。
6. 浮気する人とばかり縁がある
6つ目は、浮気する人とばかり縁があるケースです。
このケースは特に、「自分に魅力がないのではないか」「私は女として大切にされないのではないか」といった、自己価値の低下につながりやすいものです。
実際の相談現場でこのケースのお話を伺っていると、興味深い特徴があります。
それは、相手がきちんと別れてから別の人に行くのではなく、自分との関係をキープしたまま、別の女性にも向かっていくことが多いという点です。
つまり、「関係は保っておきたい。でも、私だけでは満足してもらえない」という感覚を強く刺激される恋愛になりやすいのです。
この流れが何度も繰り返される場合、背景には次のような思い込みが隠れている可能性があります。
- 私だけでは相手を満たせない
- 男性はいずれ他の女性に行く
- 私は大切にされ続ける存在ではない
このケースでは、浮気そのものの苦しさだけでなく、「私では足りなかったのかもしれない」という深い傷つきが残りやすくなります。
自分の中にある「私は一番に選ばれない」「私は大切にされ続けない」という前提が、どのような相手選びや関係性につながっているのかを見ていくことが大切です。
7. モラハラ気質の男性とばかり縁がある
7つ目は、モラハラ気質の男性とばかり縁があるケースです。
モラハラといっても、その程度はさまざまで、実際に手が出るような相手と付き合ってしまう人もいれば、身体的な暴力はないけれど、精神的に追い詰めてくる相手とばかり縁がある人もいます。
- 高圧的な言い方をされる
- 否定される
- 責められる
- こちらの感情や意見を軽く扱われる
それなのに、なぜか離れられなかったり、次に好きになる相手も似たようなタイプだったりする。
もちろん、暴力やモラハラをする側の問題は、相手本人のものです。
ただ、同じような男性と何度も縁ができてしまう場合、自分の中にある「見慣れた関係性」を見ていく必要があります。
- 幼少期に父親が暴力的だった
- 過去に性的なトラウマがある
- 男性は怖いもの、攻撃してくるものだという感覚が深く刻まれている
もしかすると、責められることや支配されることを、どこかで愛情と結びつけて覚えてしまっている可能性もあります。
特に、家庭環境や幼少期の親子関係が恋愛に影響している場合は、アダルトチルドレンと恋愛の関係についてもあわせて見ていくとよいでしょう。
8. 本命になれずセカンドが多い
8つ目は、本命になれず、セカンドのような立場になってしまうケースです。
相手に彼女がいる状態で出会い、「いつか私を選んでくれるはず」と思って関係を続けたけれど、結局セカンドのまま終わってしまう。
あるいは、自分では付き合っていると思っていたのに、後から相手には長く付き合っている本命の彼女がいたことが発覚する。
恋愛の中で「一番に選ばれていない」と感じる立場に入りやすいケースです。
この流れが繰り返される場合、相手の不誠実さだけでなく、自分の中にある「本命として選ばれること」への感覚を見ていく必要があります。
- 私は一番には選ばれない
- 相手の都合を受け入れれば、いつか本命になれる
- 堂々と愛されることに抵抗がある
自分がなぜ、最初から堂々と大切にされる恋愛ではなく、誰かの2番目のような立場に入りやすいのか。
そこにある自己価値や、愛され方の前提を見直していくことが大切です。
9. 不倫関係になってしまう
9つ目は、なぜか不倫関係になってしまうケースです。
最初から相手が既婚者だと知っていて関係が始まる場合もあれば、独身だと思って関わっていたのに、後から既婚者だと判明する場合もあります。
形はさまざまですが、共通しているのは、正式な本命として堂々と関係を築ける場所ではなく、どこか隠れた立場に置かれやすいということです。
この流れが繰り返される場合、背景には次のような思い込みや心理が隠れている可能性があります。
- 相手の全部を知らない距離感の方が安心する
- 親のように包んでくれる相手を求めている
- 満たされない愛情を年上の相手で埋めようとしている
不倫関係になる背景には、経済的な事情や相手側の不誠実さなど、さまざまな要素がありますが、このパターンが繰り返される人の場合、相手がかなり年上であることも少なくありません。
その背景を見ていくと、父親との関係に愛着不足があったり、父親という存在がほとんどいなかったような感覚を、恋愛の中で埋めようとしていたりする場合があります。
そこにある愛情の欠乏感や、正式な関係への怖さを見ていくことが大切です。
10. 喧嘩や不安で関係が不安定になる
そして最後に、喧嘩や不安で関係が不安定になりやすいケースです。
このケースは、一つ一つの出来事だけを見ると、原因がバラバラに見えやすいかもしれません。
- 元カノの存在がちらつく
- 相手がギャンブルなどに手を出す
- 相手が精神的に落ち込んで、関係全体がぐちゃぐちゃになる
お金、家族、仕事、人間関係など、2人の間にいつも何かしらの事件が起きて、落ち着いた関係になりにくいケースです。
この流れが繰り返される場合、背景には次のような心理が隠れている可能性があります。
- 退屈な日常だと生きている感じがしない
- 常に刺激がないと恋愛している気がしない
- 何も起きない関係をつまらないと感じる
このケースでは、落ち着いた恋愛よりも、事件が起きる恋愛の方が「本気の恋」のように感じられることがあります。
そのため、本当は苦しいはずなのに、どこかでその不安定さに引き込まれてしまうのです。
このテーマについては、こじらせ恋愛やドラマティック症候群の記事でも詳しく解説しています。
なぜ同じ恋愛パターンになるのか?
ここまで、恋愛で同じ流れが繰り返される代表例を紹介してきました。
では、なぜ私たちは「もう同じことは繰り返したくない」と思っているのに、似たような恋愛を選んだり、似たような展開に入ったりしてしまうのでしょうか。
その理由は、1つではありません。
ただ、相談現場で多く見られる背景としては、次のようなものがあります。
1. 過去の親子関係を繰り返している
1つ目は、過去の親子関係を恋愛で繰り返しているケースです。
心理学の世界では「恋愛は親子関係の再演である」と考えられています。
もちろん全てのケースに当てはまるわけではありませんが、特に「モラハラ気質の男性とばかり縁がある」といった場合には、その影響が色濃く出ていると言えるでしょう。
そのため、繰り返している恋愛パターンがある場合
- パターンの中で感じる感情が、幼少期に馴染みのあるものではないか?
- パートナーが昔の家族に重なって見えることはないか?
などを振り返ってみるのも、大きなヒントになるでしょう。
2. トラウマ反応が影響している
2つ目は、トラウマ反応が影響しているケースです。
過去に強い傷つきや裏切り、見捨てられた経験、暴力的な関係、性的なトラウマなどがあると、恋愛の中で似たような場面に触れた時に、心と体が強く反応することがあります。
- 相手からの返信が少し遅れただけで、見捨てられるような感覚になる
- 少し責められただけで、過去の怖さがよみがえる
- 相手が離れていく気配を感じた瞬間に、不安が爆発してしまう
このような反応は、単なる考えすぎや性格の問題ではありません。
過去の傷がまだ心の奥に残っていて、恋愛の中で刺激されている可能性があります。
その場合、今の相手との問題に見えていても、本当は過去の傷が反応していることがあります。
3. 無意識の思考癖がある
3つ目は、無意識の思考癖があるケースです。
私たちは、自分で意識している以上に、心の奥にある前提に沿って相手を選び、関係を作っています。
- 私は大切にされない
- 私は一番には選ばれない
- 男性はいずれ離れていく
- 愛されるには我慢しなければいけない
といった思い込みがあると、その前提に合う恋愛を選びやすくなります。
このような思考癖は、本人にとってはあまりにも自然なので、自分では気づきにくいものです。
繰り返している恋愛の流れを見ていくことで、自分の中にある前提に気づくことが大切です。
4. スピリチュアルな理由
4つ目は、スピリチュアルな理由です。
恋愛で同じような出来事が何度も繰り返される時、それは単なる偶然ではなく、自分の内側にあるテーマが現実に映し出されているとスピリチュアルでは考えます。
たとえば、「私は本当に愛されていいのか」「私は幸せになっていいのか」「私は大切にされる存在なのか」といった問いが、恋愛を通して何度も目の前に現れることがあります。
相手を変えても、状況を変えても、なぜか同じ場所でつまずく。
その場合、相手だけを見ていても答えが出ないことがあります。
スピリチュアルな視点で見るなら、恋愛で起きるトラブルは、自分を責めるために起きているのではありません。
自分の中にある古い思い込みや、まだ受け取れていない愛情、自分自身をどう扱っているかに気づくために起きていることがあります。
同じ恋愛が繰り返される時は、「また失敗した」と見るのではなく、「ここに私のテーマがある」と見ていくことが大切です。
うまくいかない恋愛から抜け出す3ステップ
では、このように繰り返してしまう恋愛パターンから抜け出すには、どのようなプロセスが必要なのでしょうか。
ここからは、3つのステップで解説していきます。
1. 根本原因を探る
1つ目は、なぜ自分が望まない恋愛ループを繰り返しているのか、根本原因を探ることです。
仕事のミスを修正する場合でも、なぜそのミスに至ったのかという原因がわからないままでは、同じミスを防ぐことは難しくなります。
恋愛もそれと同じで、「なぜ自分はこの恋愛パターンを繰り返しているのか」その原因がわからないままでは、相手を変えても、状況を変えても、同じ流れに入りやすくなってしまいます。
ただ、この時に注意したいのは、原因を雑に決めつけないことです。繰り返す恋愛があると、つい
- 私に魅力がないから
- 私が人として劣っているから
と、自分の価値の問題にしてしまう人がいます。
反対に、「相手に見る目がないから」「相手が悪いから」と、すべてを相手の問題にしてしまうこともあります。
もちろん、相手側に問題があるケースもあります。
けれど、相手を変えても同じ恋愛パターンが繰り返されるなら、自分の深層心理に原因がある可能性を見ていくことが大切です。
2. ループに入る瞬間に気がつく
2つ目は、ループに入る瞬間に気がつくことです。
恋愛パターンは、無意識の思考癖によって起きていることが多いため、最初は自分でも気づきにくいものです。
けれど、「自分はどこかで同じ流れに入っているのかもしれない」という目で観察していくと、パターンに入る瞬間が少しずつ見えてくることがあります。
たとえば、既婚者の男性に言い寄られた時。
頭では「結婚している人だし、やめておいた方がいい」と思っている。
けれど、その相手の中に、愛してくれなかった父親の姿を重ねた瞬間に、「この人に愛されたい」と感じてしまう。
この瞬間に気づけるようになると、そこで一度立ち止まることができます。
「今、私はこの人自身を好きになっているのだろうか」
「それとも、父親からもらいたかった愛情を、この人からもらおうとしているのだろうか」
このように、自分への観察が入るだけで、いつものループにそのまま流されにくくなります。
パターンを変えるためには、まず「自分がその流れに入る瞬間」を見つけることが大切です。
3. これまでと違う選択をする
3つ目は、これまでと違う選択をすることです。
根本原因がわかり、ループに入る瞬間に気づけるようになったら、最後に必要なのは、そこで今までとは違う行動を選ぶことです。
いつも不安になった時に相手を責めてしまうなら、すぐにぶつける前に、自分の中で何が不安なのかを書き出してみる。
いつも既婚者や手に入らない相手に惹かれてしまうなら、「この人に惹かれている理由は本当に恋愛感情なのか」と一度立ち止まってみる。
いつも彼氏の世話役になってしまうなら、相手の問題をすぐに引き受ける前に、「これは本当に私が背負うことなのか」と確認してみる。
大きな行動を変えようとしなくてもかまいません。
大事なのは、いつもの流れに入った時に、ほんの少しでも違う選択をすることです。
恋愛パターンは、長い時間をかけて身についたものなので、一度気づいたからといって、すぐに完全に消えるわけではありません。
それでも、ループに気づき、そこで違う選択をする回数が増えていくと、少しずつ恋愛の流れは変わっていきます。
恋愛トラブルはバグと一緒
ここまで、望まない恋愛パターンを繰り返してしまう原因と、よくある恋愛パターンの実例について紹介してきました。
恋愛がうまくいかないことが続くと、どうしても「自分に魅力がないからではないか」「人として何か欠けているのではないか」と、自信を失う方向に考えてしまいやすいものです。
ですが、特に同じような恋愛パターンを繰り返していることに気づいたのであれば、それは魅力不足や人としての欠陥ではなく、心のシステムにバグが起きていると見た方が近いでしょう。
自分の中で何らかのバグが起きている。そして、そのバグが発生した結果として、恋愛で同じようなトラブルが繰り返し起こっている。
そう考えると、自分を責める必要はありません。
むしろ、「どこにバグがあるのかを見つけて、修正していこう」という見方ができるようになります。
そして、このバグは恋愛だけに限定されているとは限りません。
恋愛で起きているバグは、仕事、家族関係、友人関係など、他の人間関係にも影響していることがあります。
つまり恋愛を入り口にして自分の中のバグを1つ見つけて修正するだけで、人生全体の流れが変わっていくこともあるのです。
同じ恋愛パターンに気づいた時は、「また失敗した」と自分を責めるのではなく、「ここに修正できるバグがある」と見てみてください。
そこから、自分の無意識を観察し、少しずつ恋愛の流れを変えていきましょう。