彼と喧嘩するたびに疲れて、「私たちって相性が悪いのかな?」と落ち込む…
仲良くしたい気持ちが大きいほど、ケンカはこたえますよね。
なんとか仲直りできたとしても、分かってもらえていない感じが残ったり、一人で戦っている感じがあったりすると、「雨降って地固まる」とはなかなかいきません。
表面的には穏やかになっても、また少しずつ相手に対するモヤモヤが積もっていくものです。
この記事では、彼氏と喧嘩ばかりで疲れてしまった人に向けて、別れるべきなのか、関係を変える解決策はあるのかについて解説していきます。
Contents
- 彼氏との喧嘩の原因=期待のぶつけ合い
- 喧嘩になるとき相手に期待しているもの
- 1. わかってほしい
- 2. 寄り添ってほしい
- 3. 正しさを認めてほしい
- 4. 助けてほしい
- 5. 私を肯定してほしい
- 彼氏と喧嘩ばかりで疲れてしまう理由
- 1. 正しさの証明になってしまう
- 2. 過去の傷つきが今の関係で反応している
- 3. 分からせようとするほど、相手が閉じてしまう
- 4. 謝ってもらってもモヤモヤが残る
- 5. 喧嘩のたびに「もう無理かも」と感じてしまう
- 喧嘩ばかりの恋愛を変えていくポイント
- 1. 正義の勝敗を手放そう
- 2. 相手への期待を緩めてみよう
- 3. 相手にも期待があることを知ろう
- 4. 自分ルールを改訂してみよう
- 5. 無理にわかりあうのをやめよう
- 喧嘩ばかりで疲れても相性が悪いわけではない
彼氏との喧嘩の原因=期待のぶつけ合い
昔から「夫婦喧嘩は犬も食わない」「喧嘩するほど仲がいい」という言葉があるように、喧嘩は親密な二人だからこそ起こるものだと考えられることがあります。
たしかに、喧嘩をきっかけに本音を伝え合えたり、相手の考え方を知れたりして、関係が深まることもあるでしょう。
でも、そうは言っても喧嘩は疲れます。
話し合った結果、前よりも仲良くなれることもありますが、反対に、修復しようのない溝を作ってしまうこともあります。
できることなら喧嘩をせずに、穏やかに気持ちを伝え合って、二人の仲が深まっていく方が楽だと感じる人も多いのではないでしょうか。
では、そもそもなぜ喧嘩は起こるのでしょうか?
- LINEの返信が遅い
- 既読無視をされた
- 他の異性と二人で出かけた
- 元カノの連絡先を消していない
- 私に対する扱いが雑
- 約束を守ってくれない
- 言い方がきつい
このように、喧嘩のきっかけだけを見れば、本当にいろいろなものがあります。
ただ、具体的なきっかけはそれぞれ違っても、喧嘩の大元にあるものを抽象度を上げて見ていくと、多くの場合は「相手に対する期待のぶつけ合い」です。
自分が相手に対して何かしらの期待を持っていて、その期待通りにしてもらえなかった。
相手もこちらに対して何かしらの期待を持っていて、その理想通りに動いてもらえなかった。
その結果
「どうして私の気持ちを分かってくれないの?」
「どうしてそんな言い方をするの?」
「どうしてもっと大切にしてくれないの?」
という思いがぶつかり合って、喧嘩になっていくのです。
つまり、彼氏との喧嘩は、単にLINEの返信や言い方だけが原因なのではありません。
その奥では、お互いが相手に対して持っている期待がすれ違い、ぶつかり合っているのです。
喧嘩になるとき相手に期待しているもの
では、彼氏と喧嘩になるとき、私たちは相手にどのような期待をしているのでしょうか。
ここでは、喧嘩になるときに相手へ期待しているものを5つ紹介します。
1. わかってほしい
喧嘩になるとき、私たちが一番強く期待しているのは「わかってほしい」という気持ちかもしれません。
- 自分の寂しさ
- 悲しさ
- 不安
- 我慢していたこと
それを彼にちゃんと受け取ってほしいと思っているのに、相手から軽く流されたり、正論で返されたりすると、「なんでわかってくれないの?」という怒りに変わっていきます。
そして「わかってほしい」の内容として、意外かもしれませんが多いのが
「私が(僕が)どれだけあなたのことが好きか、わかってよ!」
というものもあるのです。
この本心を言ってくれればまだ可愛いのですが、人はプライドや心の防衛から、本心とは別のものについて「わかってよ!」と圧をかけて喧嘩になることが多いのです。
2. 寄り添ってほしい
喧嘩の奥には、「正しい答えがほしい」よりも「まず寄り添ってほしい」という期待があることも多いです。
たとえば、落ち込んでいるときに「それは考えすぎじゃない?」と言われたり、不安を話したときに「そんなことで怒らないでよ」と返されたりすると、余計に傷ついてしまうことがあります。
女性が男性に何か相談をしたときに、男性が
「これはこうしたらいいのだよ」
なんて具体的な対処法を答えることが、ケンカの引き金になる…なんてことも言われていますが、これは「寄り添ってほしい」という期待が満たされなかったことへの不満です。
その寄り添いがないと、話し合いのつもりが喧嘩に変わってしまうのです。
3. 正しさを認めてほしい
喧嘩が長引くときは、「どちらが正しいか」を証明し合う状態になっていることがあります。
- 自分の言い分を認めてほしい
- 自分は間違っていないと分かってほしい
そんな気持ちが強くなると、相手の話を聞くよりも、自分の正しさを通すことが目的になってしまいます。
もちろん、自分の感じたことや考えを大切にするのは悪いことではありません。
ただ、恋愛は裁判ではないので、どちらかが勝ってどちらかが負ける形になると、たとえ言い負かせたとしても関係には傷が残ります。
4. 助けてほしい
喧嘩の中には、「助けてほしい」という期待が隠れていることもあります。
- 忙しいときに家のことを手伝ってほしい
- 不安なときに安心させてほしい
- ひとりで抱えているものに気づいてほしい
そんな思いがあるのに、相手が何もしてくれないように見えると、「なんで私ばかり頑張っているの?」という不満になっていきます。
特に、普段から我慢することが多い人ほど、限界まで言わずに抱え込んでしまいがちです。
そして「助けて欲しい」が満たされない状態が続くと、「あなたにとって私は助ける価値もない存在なのですね」と、さらに歪曲した目線で相手のことを見てしまう人も珍しくありません。
5. 私を肯定してほしい
彼との喧嘩で傷つくとき、私たちは相手に「私を肯定してほしい」と期待していることもあります。
- 大切にされていると感じたい
- 愛されていると感じたい
- 自分は彼にとって必要な存在だと思いたい
そういった安心感が欲しいのに、彼の態度が冷たく見えたり、雑に扱われているように感じたりすると、自分の価値まで否定されたように感じてしまうことがあります。
本当は「私のことをもっと肯定してほしい」「不安にさせないでほしい」と思っているのに、それを素直に言えないから、怒りや責める言葉になってしまうのです。
彼氏と喧嘩ばかりで疲れてしまう理由
喧嘩は当然疲れるものですが、特に心の距離が近い相手との喧嘩は特別に疲れます。
では、なぜ彼氏との喧嘩はここまで疲れてしまうのでしょうか。
1. 正しさの証明になってしまう
彼氏と喧嘩をしていると、最初は「気持ちを分かってほしい」だけだったはずなのに、途中から「どちらが正しいか」を証明する戦いになってしまうことがあります。
「私は悪くない」
「そっちの言い方がおかしい」
「普通はこうするべきでしょ」
そんなふうに、お互いが自分の正しさを主張し合うと、話し合いではなく勝ち負けの争いになってしまいます。
ただ、恋愛は裁判ではないので、どちらが正しいかを決めても、心が満たされるとは限りません。
表面上は喧嘩が終わったように見えても、「負け」を受け入れた側には屈辱感が積み重なっていることが多いです。
2. 過去の傷つきが今の関係で反応している
喧嘩が必要以上に大きくなるときは、今起きている出来事だけではなく、過去の傷つきが反応していることもあります。
たとえば、彼の返信が遅いだけなのに、「また大切にされていない」と感じてしまう。
少し冷たくされたように見えただけで、「どうせ私は後回しなんだ」と思ってしまう。
これは、今の彼の行動だけではなく、これまでの恋愛や人間関係で傷ついた記憶やトラウマが刺激されている状態です。
すると、目の前の出来事以上に感情が大きく動いてしまい、相手からすると「そこまで怒ること?」と感じられてしまうことがあります。
本人にとっては今だけの話ではないからこそ、簡単には流せない。
でも相手からすると「自分がやったことではない罪まで、なぜか自分に背負わされている」といった感覚になりやすいのです。
3. 分からせようとするほど、相手が閉じてしまう
喧嘩の中で、「どうして分かってくれないの?」という気持ちが強くなると、相手に分からせようとしてしまうことがあります。
- 何度も説明する
- 強い言葉で伝える
- 過去の出来事まで持ち出す
- 相手が認めるまで話を終わらせない
でも、分からせようとすればするほど、「無理に動かされている」感覚を持ちやすくなります。
そうなると、こちらは「ちゃんと向き合ってくれない」と感じ、相手は「また責められている」と感じるので、どんどん話が噛み合わなくなっていきます。
本当は分かり合いたかっただけなのに、分からせようとするほど、相手の心が閉じてしまうのです。
4. 謝ってもらってもモヤモヤが残る
喧嘩のあとに彼が謝ってくれても、なぜかモヤモヤが残ることがあります。
「ごめん」と言ってくれたのに、心から納得できない。
一応仲直りはしたけれど、また同じことが起こりそうな気がする。
そんな状態では、表面的には元通りになっても、心の中には不満や寂しさが残ったままになります。
これは、謝罪そのものが足りないというより、自分が本当に分かってほしかった部分まで届いていないからかもしれません。
「謝ってほしい」の奥には
「何が嫌だったのかを分かってほしい」
「同じことを繰り返さないと確信したい」
「私の気持ちをちゃんと大切にしてほしい」
という期待が隠れていることがあります。
だから、ただ謝ってもらうだけでは、モヤモヤが消えないことがあるのです。
5. 喧嘩のたびに「もう無理かも」と感じてしまう
彼氏と喧嘩ばかりしていると、喧嘩そのものよりも、「またこの感じになってしまった」という疲れが大きくなっていきます。
- また分かってもらえなかった
- また同じことで揉めた
- また私ばかり傷ついている気がする
そんな経験が重なると、喧嘩のたびに「もう無理かも」「この人とは合わないのかも」と感じやすくなります。
一回一回の喧嘩は小さなものだったとしても、失望が積み重なることで関係そのものへの希望が持てなくなっていくのです。
喧嘩ばかりの恋愛を変えていくポイント
彼氏と喧嘩ばかりになると、「もう喧嘩しないようにしなきゃ」と思うかもしれません。
でも、喧嘩そのものが悪いわけではありません。
大切なのは、喧嘩をゼロにすることではなく、喧嘩のたびに相手を傷つけ合う形から少しずつ抜けていくことです。
ここでは、喧嘩ばかりの恋愛を変えていくために見直したいポイントを紹介します。
1. 正義の勝敗を手放そう
先に触れたように、喧嘩がこじれるとき私たちはつい「どちらが正しいか」を証明しようとしてしまいます。
- 自分の方が正しい
- 彼の言い方がおかしい
- 普通はこうするべき
そんなふうに考え始めると、喧嘩は話し合いではなく、正義と正義のぶつかり合いになってしまいます。
たとえ自分の正しさを証明できたとしても、彼との心の距離が離れてしまったら、本当に欲しかったものは手に入らないはずです。
喧嘩になったときは、「私は勝ちたいのか、それともこの人と仲良くしたいのか」と一度立ち止まってみましょう。
2. 相手への期待を緩めてみよう
喧嘩の奥には、相手への期待があります。
- わかってほしい
- 寄り添ってほしい
- 察してほしい
- もっと大切にしてほしい
ただ、その期待が「当然これくらいしてくれるはず」に変わってしまうと、相手が期待通りに動かなかったときに強い失望が生まれます。
そして、その失望が怒りや責める言葉になって、喧嘩が大きくなってしまうのです。
相手への期待をゼロにする必要はありませんが、「私が期待していたことは何だったんだろう」「それは彼にとっても自然にできることなのかな」と見直してみると、少しだけ心に余白が生まれます。
3. 相手にも期待があることを知ろう
喧嘩をしているときは、自分の期待ばかりに意識が向きやすくなりますが、人間誰しも期待を持っているように、彼にも彼なりの期待があります。
- 責めずに話してほしい
- 自分の事情もわかってほしい
- すぐに悪者にしないでほしい
- 自分なりに頑張っていることも見てほしい
そういった期待を彼も持っているのに、お互いが自分の期待だけをぶつけ合っていると、二人とも「自分ばかり分かってもらえていない」と感じてしまいます。
喧嘩を変えていくには、自分の気持ちを大切にするだけではなく、「相手は相手で、何を期待していたんだろう」と考えてみることも大切です。
相手にも期待や事情があると知るだけで、喧嘩の見え方が少し変わっていきます。
4. 自分ルールを改訂してみよう
喧嘩が多いときは、自分の中にあるルールが厳しくなっていることがあります。
恋人なら毎日連絡するべき。好きならこれくらい察するべき。大切に思っているなら、こう言うべき。普通はこんなことをしないはず。
こうしたルールは、自分にとっては当たり前に見えるかもしれませんが、その当たり前が彼にとっても同じとは限りません。
喧嘩をきっかけとして「これは絶対に守ってほしいことなのか」「それとも、少し緩めてもいいルールなのか」を見直してみることも検討してみましょう。
5. 無理にわかりあうのをやめよう
喧嘩ばかりになると、「どうして同じように考えてくれないの?」「どうして私と同じ感覚になってくれないの?」と思ってしまうことがあります。
でも、恋人同士だからといって、すべての価値観や感じ方が一致するわけではありません。
- 連絡の頻度
- 愛情表現の仕方
- お金や時間の使い方
- 人との距離感
- 問題が起きたときの向き合い方
喧嘩ばかりの恋愛を変えていくには、「全部を一致させなくても、この人と関係を育てていけるか」という視点を持つことも大切です。
彼と自分は違う人間で、違う感じ方をしている。
その違いをすべて直そうとするのではなく、どこまでなら受け入れられるのか、どこからは話し合いが必要なのかを見ていく。
無理に全部をわかりあおうとするのをやめると、喧嘩のたびに相手を変えようとする力が少し抜けていきます。
喧嘩ばかりで疲れても相性が悪いわけではない
ここまで、彼氏と喧嘩ばかりで疲れてしまい、「もう別れた方がいいのかな」と悩んでいる人に向けて、喧嘩が起こる大きな原因や、喧嘩ばかりの恋愛を変えていくポイントについて解説してきました。
喧嘩ばかりで疲れてくると、「そもそもこの関係に何の意味があるんだろう」「一緒にいても、ただ疲れるだけじゃない?」と思ってしまうこともあるでしょう。
でも、喧嘩が多いからといって、必ずしも相性が悪いわけではありません。
相性が悪いというより、心の距離が近くなったときの付き合い方や、期待の伝え方、違いが出たときの向き合い方が、まだ二人の中でうまく整っていないだけのことが多いです。
人との付き合い方のパターンが、最初から完全に一致している人はいません。
たとえ家族であっても、恋人同士であっても、連絡の頻度、愛情表現、喧嘩したときの態度、距離の取り方はそれぞれ違います。
喧嘩ばかりで疲れたときは、すぐに「相性が悪いから終わり」と決めなくても大丈夫です。
お互いに期待をぶつけ合う関係から、期待を言葉にして調整していく関係へ変えていけるなら、二人の関係はまだ変わっていく余地があります。