婚活疲れでメンタルがやられる…婚活がつらい・やめたい・報われない本当の原因
幸せな結婚を夢見て、婚活を始めたはずなのに、どんどん幸せな感覚からは遠のいていく。
婚活がつらい。もうやめたい。
どうして努力が報われないの?
そこまで追い詰められている人も少なくはないのではないでしょうか。
この記事では、一般的に言われる婚活疲れの背景を整理するとともに、「婚活によって自己否定が強まっていく仕組み」についても解説していきます。
婚活をきっかけにした自己否定がメンタルダウンの真の理由
婚活という言葉が広く社会に浸透し、結婚を考え始めた人が婚活をすることは、就職活動をするのと同じように、今ではかなり一般的なものになりました。
その一方で、近年では「婚活疲れ」や、さらに重症化した「婚活うつ」といった言葉も知られるようになっています。
婚活がうまくいかないことで、心の健康そのものを損ねてしまう人がいるということです。
就職活動と同じように、新しい生活へ移行するために何らかの行動やチャレンジをする時には、多少なりとも心身に負荷がかかります。
それでも、なぜ婚活は心の健康そのものを崩してしまうほど、私たちの心に大きなダメージを与えてしまうのでしょうか。
その一番大きな理由は、婚活をきっかけにして、自己否定がどんどん強まってしまうことにあります。
つまり、婚活疲れや婚活うつの根本的な原因は、婚活そのものだけにあるというよりも、婚活をトリガーにして
が強まってしまうことにあります。
その結果、心の健康が損なわれ、メンタルダウンにつながってしまう。
これこそが、婚活でメンタルがやられてしまう本当の理由なのです。
婚活が疲れる一般的な理由
ではここで、婚活が疲れると言われる一般的な理由についても整理していきましょう。
そもそも婚活は、自分の心が強いか弱いかに関係なく、心身ともに疲れやすい仕組みになっています。
1. 体力・スケジュール的に疲れる
まず、婚活は体力的にもスケジュール的にも疲れます。
今までの日常生活に加えて、結婚するための活動が新しく追加されるわけですから、時間にも体力にも負担がかかるのは自然なことです。
仕事をまったくしておらず、1日24時間をすべて婚活に使えるという人でもない限り、多くの人は仕事や日常生活の合間に婚活の予定を入れることになります。
普段から仕事や生活で体力を使い切っている人が、さらにそこに婚活をプラスしようとすれば、無理が出てくるのは当然です。
2. 初対面の人と向き合い続けるだけで疲れる
婚活では、初対面の人と会う機会が増えます。
そして、初対面の人というのは、言ってみれば「よくわからない人」です。
私たち人間は、よくわからないものに対して本能的に警戒心を持ちます。
つまり、初対面の人と向き合うだけでも、普段より多くのエネルギーを使うということです。
相手が悪い人であるかどうかに関係なく、まだよく知らない人と会話をし、相手の反応を見て、自分も失礼のないように振る舞う。
それを何度も繰り返す婚活では、疲れてしまうのも自然なことです。
3. 経済的にも負担が大きい
婚活は、経済的にも負担がかかりやすい活動です。
マッチングアプリであれば月数千円程度で済むこともありますが、本格的に結婚相談所に入会して婚活を進める場合には
まとまった費用が必要になることもあります。
また、婚活にかかるお金はサービス利用料だけではありません。
実際に人と会うとなれば、交通費、飲食代、服装や身だしなみにかかる費用なども発生します。
結婚相談所やお見合いのルールによっては、飲食代を男性側が負担することが推奨されている場合もありますが、女性側にも服装や美容、移動、交際費などの負担はあります。
婚活は、時間だけではなく、お金の面でもじわじわと負担が増えやすいのです。
4. 報酬がないまま頑張る仕組みになっている
婚活が疲れる大きな理由のひとつに、報酬がないまま頑張り続ける仕組みになっていることがあります。
婚活を始めてすぐに結婚相手と出会えたなら、それはもちろん大きな喜びになります。
ですが、なかなか結果が出ないまま活動を続けていると、エネルギーだけが出ていくような感覚になりやすいのです。
人は本来、何かを頑張った時に、少しでも報酬や手応えがあると続けやすくなります。
婚活でも
- マッチングが成立した
- お見合いが決まった
- 仮交際に進んだ
といった小さな進展はあります。
ただ、それでも婚活の場合、最終的な報酬が「結婚」という大きすぎるゴールに見えやすいため、途中の小さな前進を報酬として感じにくいことがあります。
頑張っているのに報われない。
動いているのに結果が出ない。
そう感じる期間が長くなるほど、婚活はどんどん疲れるものになっていきます。
5. マッチングアプリで心が消耗しやすい
最近では、マッチングアプリを使って婚活をする人も増えています。
マッチングアプリは出会いの数を増やしやすい一方で、出会う相手の温度感や目的にはかなり差があります。
こちらは真剣に結婚相手を探しているつもりでも、相手は軽い出会いを求めているだけだったり、遊び目的だったり、誠実とは言いにくい態度を取ってきたりすることもあります。
マッチングした相手とのやりとりで嫌な思いをした、失礼なことを言われた、突然連絡が途絶えた、という経験をする人も少なくありません。
出会いの数が多いぶん、傷つく機会も増えやすい。
これも、マッチングアプリで婚活をする人の心が消耗しやすい理由のひとつです。
婚活でメンタルがやられる過程
ここからは、婚活で本格的にメンタルがやられていく過程について見ていきましょう。
ここまで見てきたように、婚活には一般的に考えても、メンタルがやられやすい要素がたくさんあります。
ただ、婚活疲れが「ちょっと疲れた」程度で終わらず、婚活うつのように心の健康そのものを崩してしまうような深刻な状態になっていく時には、もう少し深い心の過程があります。
1. 疲れがメンタルに侵食していく
婚活は、体力的にも、経済的にも、心のエネルギー的にもそもそも疲れるというのは、ここまで一般的な理由として触れてきた通りです。
そしてその疲れが、回復されないまま継続し、少しずつ積み上がっていくと、メンタルの調子そのものを崩していきます。
体力の疲れであれば、睡眠を取ったり、十分に休息を取ったりすることで回復できることも多いでしょう。
経済的な負担も、毎月の定期収入があれば、なんとか調整できることもあります。
ですが、心の負担は目に見えません。
だからこそ、意識的にきちんと回復させようとしないと、気づかないうちにどんどん溜まっていきます。
2. 短期間にプチ失恋を繰り返す
婚活は、そもそも短期間で出会いを繰り返すシステムになっています。
もちろん婚活といっても、友達の紹介でゆっくり関係を築いていくようなものもあれば、結婚相談所で活動し、1日に複数のお見合いを組むようなハードなものまで、形はいろいろあります。
ただ、どの婚活にも共通しているのは、結婚という目的に向かって、ある程度のスピード感を持って出会いと判断を繰り返すことです。
普通の恋愛であれば、ゆっくり知り合い、少しずつ距離が縮まり、自然に関係が進んでいくこともあります。
ですが婚活では、最初から「結婚相手としてどうか」という前提で相手を見ることになります。
そのため、出会って間もない段階で、合うか合わないか、次に進むか進まないかを判断する場面が多くなります。
- お見合いをしたけれど仮交際に進めない
- マッチングしたけれど連絡が続かない
- 何度か会ったけれど、相手からお断りされる
自分から断ることも当然ありますが、相手から断られる経験が続けば、大失恋とまではいかなくても、心には小さな傷が入ります。
一度会って話した相手からNGを出される。
その経験が何度も積み重なっていけば、「またダメだった」「私の何がいけなかったんだろう」と感じてしまうのも自然なことです。
婚活は、短期間のうちに小さな失恋を何度も経験しやすい仕組みになっています。
このプチ失恋の積み重ねが、少しずつ心を削っていくのです。
3. 自分を見てもらえない感覚が募る
短期間にプチ失恋を繰り返していくと、心のダメージは少しずつ溜まっていきます。
そして、その心のダメージが溜まった状態で、また新たな出会いの場に行く。
そこでまたうまくいかなかった時、徐々に「自分自身を見てもらえていない」という感覚が募っていきます。
婚活は、そもそも結婚を目的とした活動です。
そのため、自分も相手を見る時に
- この人は夫としてどうか
- この人と結婚したら経済的に問題はないか
- 義両親との関係で大きなトラブルは起きなさそうか
など、結婚相手としてふさわしいかどうかを見ていきます。
こちらも相手をそういう目線で見ている以上、相手もこちらのことを「この人は結婚相手として大丈夫か」という目線で見てくるのは、ある意味では自然なことです。
けれど、それが続いていくと、だんだん苦しくなってくることがあります。
- 私はスペックでしか見られていないのではないか
- 私自身を見てもらえていないのではないか
- 条件として合うかどうかだけで判断されているのではないか
そんな感覚が募っていくのです。
とはいえ、初対面の相手に対して「私のスペックではなく、私自身を見てほしい」と求めるのも、どこか違う気がする。
そもそも自分も、相手のことをまず条件やスペックから見ている。
その矛盾や葛藤が積み重なっていくと、「私自身は必要とされていないのではないか」という虚しさや孤独感、寂しさが深まっていきます。
婚活のつらさは、単に相手に選ばれないことだけではありません。
自分がひとりの人間として見られている感覚を失っていくこと。
そこにも、大きな苦しさがあるのです。
4. 自分自身に価値がないように感じ始める
それでも、婚活の報酬である結婚が決まったり、結婚につながりそうな出会いが見えてきたりすれば、まだ心は持ち直しやすいかもしれません。
けれど、報酬が見えないまま婚活を続けることになると、今度はどんどん自分自身に価値がないように感じ始めていきます。
たとえば
- 正社員である
- 年収が安定している
- 年齢的にも婚活市場では有利と言われる
- 見た目や条件も、一般的には悪くないと言われる
そういった、いわゆる「結婚市場で良いとされるスペック」を持っていたとしても、それで心が満たされるとは限りません。
むしろ、お見合いやマッチングがそれなりにうまくいったとしても、心の奥でこんな感覚が生まれることがあります。
「価値があるのは、私のスペックだけなんでしょ」
「私自身に価値があるわけではないんでしょ」
「条件がいいから見られているだけで、私という人間を好きになってもらえているわけではないんでしょ」
そんなふうに、少し皮肉れたような、拗ねたような感覚が出てくる人もいます。
本当はそこで、「違うよ、価値があるのはあなたのスペックではなく、あなた自身だよ」と言ってもらえたら、心は少し救われるのかもしれません。
けれど、婚活の場で出会ったばかりの相手から、その言葉をもらうのはなかなか難しいことです。
相手もこちらをまだよく知らない。
こちらも相手をまだよく知らない。
その状態で、深い存在価値を肯定してもらうことを期待するのは、現実的にはかなり難しいのです。
だからこそ、自分が一番欲しい言葉を、誰からももらえないまま婚活が進んでいくことがあります。
「あなたのスペックではなく、あなた自身に価値がある」
その言葉を誰からももらえない。
そして、自分で自分にも言ってあげられない。
そのまま活動を続けていくと、心はどんどん深い闇に落ちていきます。
婚活でメンタルがやられるのは、条件で判断されることそのものだけが理由ではありません。
条件で判断される経験を通して、「私自身には価値がないのではないか」という自己否定が強まってしまうこと。
それが、婚活で心が深く傷ついていく大きな理由なのです。
5. 婚活を続けるのがつらくなってくる
ここまでご紹介したように、婚活の疲れがメンタルに侵食し、短期間にプチ失恋を繰り返し、自分を見てもらえない感覚が募り、自分自身の価値を疑い始める。
そうすると、婚活を続けるのがつらくなってくるのは当然だと言えるでしょう。
ここまでくると、婚活はもはや、自分の幸せな未来を手に入れるための明るいチャレンジではなくなっていきます。
続ければ続けるほど、自分の価値を否定し続ける行為のように感じられてしまうのです。
本当は幸せになりたくて始めたはずなのに、気づけば婚活をするたびに
- 自分は選ばれない
- 自分は見てもらえない
- 自分には価値がないのかもしれない
と感じてしまう。
その状態で婚活を続けるのは、かなり苦しいことです。
婚活をやめたいと思うのは、結婚を諦めたいからとは限りません。
これ以上、自分を傷つける場所に行き続けるのがつらくなっているだけなのかもしれません。
婚活疲れが限界に近いサイン
ここまで、婚活でメンタルがやられていく過程についてご紹介してきました。
では、実際に婚活疲れが限界に近づいている時には、どのようなサインが出てくるのでしょうか。
ここでは、婚活を少し休んだ方がいいかもしれないサインについて整理していきます。
1. 会う前から気が重い
まず、婚活疲れが限界に近づいている時には、相手に会う前から気が重くなります。
本来であれば、新しい出会いは多少の緊張がありつつも、少し楽しみな気持ちもあるものです。
ですが、婚活疲れが溜まってくると、予定が入った瞬間に
「また会わなきゃいけないのか」
「何を話せばいいんだろう」
「どうせまたうまくいかないかもしれない」
と感じるようになります。
- 会う前から心が重い
- 準備をするのも面倒に感じる
- 相手のプロフィールを見るだけで疲れる
このような状態になっているなら、婚活そのものにかなりエネルギーを奪われているサインだと言えるでしょう。
2. 相手の欠点ばかり探してしまう
婚活疲れが進んでくると、相手の良いところよりも、欠点ばかりが目につくようになることがあります。
もちろん、結婚相手を選ぶうえで、相手を冷静に見ることは大切です。
違和感を無視してまで、無理に相手を好きになろうとする必要はありません。
ただ、誰と会っても「ここが嫌」「ここが無理」「この人も違う」と感じてしまう時は、相手そのものの問題だけではなく、自分の心がかなり疲れている可能性があります。
心に余裕がある時は、相手の良いところも悪いところもある程度バランスよく見られます。
でも疲れきっている時は、無意識にこれ以上傷つかないように、相手を遠ざける材料を探してしまうことがあります。
3. 断られるたびに自分を責めてしまう
婚活では、自分が断ることもあれば、相手から断られることもあります。
本来であれば、それは単に相性が合わなかった、タイミングが合わなかった、条件が合わなかったというだけのことかもしれません。
でも婚活疲れが限界に近づいている時は、相手から断られるたびに、自分の価値そのものを否定されたように感じてしまいます。
「私の何がダメだったんだろう」
「やっぱり私には魅力がないんだ」
「誰にも選ばれないのかもしれない」
そんなふうに、ひとつのお断りをきっかけに、自分を責める方向へ深く落ちてしまうのです。
断られること自体よりも、そのたびに自分を攻撃してしまうことの方が、心には大きな負担になります。
4. 結婚したいのか分からなくなっている
婚活疲れが深くなってくると、「そもそも私は本当に結婚したいのだろうか」と分からなくなることがあります。
最初は、幸せな結婚がしたいと思って婚活を始めたはずです。
でも、婚活を続ける中で傷つくことや疲れることが増えていくと、だんだん結婚したい気持ちよりも、婚活から逃げたい気持ちの方が強くなっていきます。
その結果、「結婚したいのか分からない」「でも婚活をやめるのも怖い」「このまま一人だったらどうしよう」と、気持ちがぐちゃぐちゃになってしまうのです。
これは、結婚願望がなくなったというより、婚活によって心のエネルギーが削られすぎて、自分の本音が見えにくくなっている状態かもしれません。
5. 婚活のことを考えるだけで苦しくなる
婚活疲れがかなり限界に近い時は、実際に誰かと会う時だけではなく、婚活のことを考えるだけで苦しくなります。
- アプリを開くのがつらい
- 相談所からの連絡を見るのが怖い
- 次のお見合いやデートの予定を考えるだけで気分が沈む
- 友人の結婚報告やSNSの幸せそうな投稿を見るだけで、自分が責められているように感じる
ここまでくると、婚活はもう前向きな活動ではなく、自分の心を追い詰めるものになってしまっています。
婚活のことを考えるだけで苦しくなるなら、それは根性が足りないからではありません。
心が「これ以上傷つき続けるのはつらい」と教えてくれているサインです。
婚活がつらい時にまず整えたいこと
ここまで、婚活でメンタルがやられてしまう理由や、婚活疲れが限界に近いサインについてご紹介してきました。
では、婚活がつらい時には、何から整えていけばいいのでしょうか。
まずは、婚活によって削られてしまった心のエネルギーを回復させることです。
1. 一度ペースを落として心を回復させる
婚活がつらい時には、まず一度ペースを落として心を回復させることが大切です。
婚活を休むというと、「このまま遅れてしまうのではないか」「休んでいる間にチャンスを逃すのではないか」と不安になる人もいるでしょう。
ですが、心が削られた状態で無理に婚活を続けても、出会いを楽しむ余裕はなかなか戻ってきません。
相手の言葉に過敏になったり、少しの違和感で大きく落ち込んだり、断られるたびに自分を深く責めてしまったりすることもあります。
その状態で婚活を続けると、出会いの数は増えても、心の傷も同時に増えてしまいやすいのです。
2. 選ばれる婚活から選ぶ婚活に戻る
婚活がつらくなる大きな理由のひとつは、いつの間にか「選ばれる側」の意識が強くなりすぎることです。
- 相手にどう思われたか
- 断られないか
- 次につながるか
- 私は選ばれるのか
そんなふうに相手の反応ばかりを見ていると、婚活は自分の価値を判定される場のように感じられてしまいます。
もちろん、婚活では相手から選ばれることも大切です。
でも本来、結婚は一方的に選ばれるものではありません。
自分も相手を見ていい。
自分も違和感を感じていい。
自分も「この人と一緒にいると安心できるか」を確かめていいのです。
婚活がつらい時ほど、「私は選ばれるか」ではなく、「私はこの人と一緒にいたいのか」という視点に戻ってみてください。
それだけでも、婚活で削られていた自分の感覚を少しずつ取り戻しやすくなります。
3. 条件よりも安心できる感覚を見直す
婚活では、条件を見ることも大切です。
年齢、職業、年収、家族構成、住む場所、結婚後の生活イメージなど、現実的に確認しておいた方がいいことはたくさんあります。
ただ、条件ばかりを見ていると、自分が本当に安心できる感覚を置き去りにしてしまうことがあります。
- 条件は悪くない
- 周りから見ても良い人だと思う
- でも、一緒にいるとどこか疲れる
- 気を遣いすぎてしまう
- 本音を出せない
そのような状態であれば、条件が良くても、心は安心していないのかもしれません。
婚活がつらい時ほど、条件だけではなく、自分の心が安心しているかどうかを見直してみてください。
4. 努力の量ではなく方向を変える
婚活で報われない感覚が強くなると、「もっと頑張らなきゃ」と思う人は少なくありません。
- もっと会う人数を増やす
- もっと自分磨きをする
- もっと相手に好かれる振る舞いを勉強する
- もっと条件を広げる
仲人さんなどからのアドバイスで、活動量を増やす人もいるでしょう。
もちろん、行動量を増やすことで状況が動くこともありますが、すでに心が疲れ切っている時に、さらに努力の量だけを増やしてしまうと、メンタルはますます削られてしまいます。
大切なのは、努力の量を増やすことだけではなく、その努力をしている時の自分の心が健康的かどうか?を確認しながら進めることです。
5. 自分を否定するために婚活を続けない
婚活がつらい時に一番大切なのは、自分を否定するために婚活を続けないことです。
本来、婚活は幸せな未来に向かうための活動です。
でも、婚活をするたびに「私は選ばれない」「私は見てもらえない」「私には価値がない」と感じてしまうなら、その婚活はいつの間にか、自分を傷つける行為になってしまっています。
誰かに選ばれなかったことは、あなたに価値がない証明ではありません。
婚活の場の仕組みが、あなたの心を傷つけやすくしていただけかもしれない。
婚活がつらい時には、まず自分の価値を婚活の結果から切り離してあげてください。
婚活は、自分を否定するために続けるものではありません。
自分の人生を幸せにするために、必要な時に、必要なペースで向き合っていけばいいのです。
心のエネルギーを回復させて自分の人生に戻ろう
ここまで、婚活という仕組みがそもそも疲れやすいものであること、そして婚活をきっかけに自己否定や自己攻撃が強まってしまうと、婚活疲れだけでなく、婚活うつのような状態にまで心が消耗してしまうことについてご紹介してきました。
婚活に疲れ切っている状態というのは、そもそも心のエネルギーが大きく落ちている状態だと言えます。
そして心のエネルギーが落ちている時、人は自分にとってベストな判断をしにくくなります。
すると、婚活によって自分の心のエネルギーが落ちているにもかかわらず、その婚活をやめることができなくなることがあります。
婚活が苦しくても、婚活をやめてしまったら、結婚という自分が幸せになれる唯一の道が断たれてしまうような気がする。
そんなふうに、どんどん視野が狭くなってしまうのです。
けれど、結婚を諦めることと、婚活を一度休むことは同じではありません。
周りの力も借りながら、一度「結婚しなければ」という焦りを少し横に置いて、心のエネルギーを回復させることに注力してみてください。
心のエネルギーが回復してくると、婚活を再開した時にも、相手の反応や周りからの評価で自分を攻撃しにくくなります。
「選ばれなかったから私はダメなんだ」ではなく、「今回は合わなかっただけかもしれない」と受け止める余白も戻ってきます。
その余白が戻ってくるほど、自分に合う人を冷静に見極める力も戻ってきます。
だからこそ、婚活に疲れ切っている時は、まず心のエネルギーを回復させて、自分の人生に戻ること。
その土台が戻ってきた時、婚活もまた、自分を傷つけるものではなく、幸せな未来へ向かう選択肢のひとつとして見つめ直せるようになるはずです。
彼は結婚する気ある?聞くのが怖い時の考え方
付き合っている彼氏はいる。
でも、彼は私との将来についてどう考えているんだろう。
結婚する気はあるのかな。
もしあるなら、いつぐらいなんだろう。
もし結婚する気がないなら、このまま付き合っていても意味がないのかもしれない。
そんなふうに考え始めると、どんどん気分が落ち込んでしまいますよね。
彼が結婚を考えているのかわからないなら、本人に直接聞くのが一番良いのですが、いざ聞こうとすると、強い抵抗感が出てくることもあるでしょう。
この記事では、彼に「私との結婚をどう考えているの?」と聞きたいのに聞けない時、自分の心の中で何が起こっているのかについて解説していきます。
彼が結婚を考えているかわからない…の裏側にあるもの
まず、「彼が私との結婚を考えてくれているのかわからない」と悩む時、実はその裏側に、自分でも見たくない本音が隠れていることがあります。
もちろん状況は人それぞれですが、この悩みが出てくる時、多くの場合、心のどこかには「彼は私との結婚を考えてくれていないのではないか」という怖さがあります。
人によっては彼からの愛情表現が少なく、愛されている感覚が薄いことが理由なのかもしれません。
もし心の深いところで、「彼はきっと私との結婚を考えてくれている」と感じられているなら、そもそも「彼が結婚を考えているかわからない」という悩みにはなりにくいものです。
その場合は、「私との結婚についてどう思ってる?」と、比較的軽く聞くことができます。
自分の中に「きっと大丈夫」「彼も同じ方向を見てくれているはず」という前提があるからです。
でも、聞くのが怖い時は、彼の答えが怖いというより、自分が心の中で決めつけている不安を確認してしまうように感じているのです。
「どうせ彼は結婚する気なんてない」
「私だけが結婚したいと思っている」
「この関係は、結婚までは進まないんじゃないか」
そんなふうに、まだ確認していない未来を、心の中ではすでに決定事項のように扱ってしまっている。
でも、その決めつけを直視するのはつらいです。
そんな時に人は、「どうせ彼は結婚する気なんてない」という、根拠のない確信に触れないようにするため、「彼が結婚を考えているのかわからない」という言葉で包んで自分の意識を逸らすのです。
結婚の話を聞くのが怖い深層心理
では、彼に結婚の話を聞くのが怖いと感じる時、私たちの心の中ではどのような動きが起こっているのでしょうか。
ここでは、代表的な深層心理を4つご紹介します。
1. 彼の気持ちが自分と違ったら怖い
まず1つ目は、彼の気持ちが自分と違ったら怖いということです。
自分は彼と結婚したい。
できれば、彼も同じように思っていてほしい。
けれど、彼に聞いた時に「まだ結婚は考えていない」「今は結婚する気がない」と言われたら、自分と彼が同じ方向を向いていないことがはっきりしてしまいます。
もちろん、実際の彼の気持ちは聞いてみないとわかりません。
まだ確認していない以上、彼が本当にどう思っているのかは、わからないはずです。
それでも、なぜか心の中では「きっと彼は私と同じ方向を向いていないに違いない」と、特に根拠もないけれど確信にも近い感覚だけが存在しているケースも少なくないのです。
そうすると彼に結婚について聞くのは「彼が自分と同じ方向を見ていないことの確定」になってしまいます。
これは、体の不調が気になっているのに、健康診断に行くのが怖くなる感覚にも少し似ています。
実際は検査を受けなければ何もわかりませんが、検査を受けることで悪い結果がはっきりしてしまうかもしれないと思うと、行くのが怖くなる。
それと同じように、結婚の話も、聞かなければまだ曖昧なままにしておけます。
けれど聞いてしまえば、自分と彼の温度差を見なければならなくなる。
その怖さが、「彼に結婚の話を聞けない」という抵抗感につながっているのです。
2. 彼の気持ち=未来のように感じる
2つ目は、彼の気持ちが、そのまま自分の未来を決定づけるもののように感じているケースです。
本来であれば、彼の気持ちは「今の彼の気持ち」です。
けれど、心の中で彼の気持ちを、自分の未来を決めるもの、簡単には覆らないもの、一度出たら変わらないもののように感じていると、彼に結婚の話を聞くこと自体がものすごく重くなります。
言ってみれば、彼の現時点での気持ちを聞くことが、自分の未来について最終判決を受けることのように感じられてしまうのです。
- 彼は私と結婚する気があるのか
- 彼は私との未来を考えているのか
- 彼は私を選んでくれるのか
その答えを聞くことが、単なる現在地確認ではなく、自分の未来が決まる瞬間のように感じられる。
そうなると、気軽に「結婚についてどう思ってる?」なんて聞けません。
まるで、最高裁の裁判官に自分の人生の判決を仰ぎに行くような感覚になってしまうからです。
だから、彼の気持ちを聞くのが怖い時、怖いのは彼の一言そのものだけではありません。
その一言によって、自分の未来まで決まってしまうように感じていることが、聞けなさの正体になっている場合があるのです。
3. 自分よりも彼の存在の方が大きい
3つ目は、自分よりも彼の存在の方が大きいと、無意識に感じているケースです。
これは、彼のことが好きすぎるという単純な話ではありません。
自分の中で、彼の気持ちが絶対的なものになっていて、自分は彼の気持ちに影響を与える側ではなく、彼の気持ちによって影響を受ける側だと感じている状態です。
たとえば、彼が今「まだ結婚は考えていない」と思っていたとします。
本来であれば、それはあくまで今の彼の状態です。
まだ考えていないなら、これから考える可能性もある。
自分との関係性や、自分の伝え方や、今後の関わり方によって、彼の気持ちが変わっていく可能性もある。
つまり、自分も彼に影響を与える存在であるはずです。
けれど、自分よりも彼の存在の方が大きくなっている時は、なぜかそれが見えなくなります。
- 彼の気持ちは変えられない
- 彼が今そう思っているなら、もうそうなんだ
- 私は彼の答えを受け取るしかない
そんなふうに、彼の気持ちを前にした時、自分がとても小さな存在のように感じられてしまうのです。
すると、「結婚についてどう思っている?」と聞くことも、対等な確認ではなくなります。
自分もこの関係を動かす一人であるはずなのに、まるで彼だけが未来を決める権利を持っていて、自分はその答えを待つだけの立場のように感じてしまう。
だから、聞くのが怖くなるのです。
彼の答えそのものが怖いというより、彼の答えを前にした時、自分が何もできない存在のように感じてしまうことが怖いのです。
結婚の話を切り出す前に整理したいこと
ではここから、彼は結婚する気があるのかどうかわからない、聞いてみたいけれど怖いと感じている方が、実際に彼へ結婚の話を切り出す前に整理しておきたいことをご紹介します。
1. 私はどんな答えを聞きたがってる?
まず1つ目に、「私は彼からどんな答えを聞きたがっているんだろう?」と自分に問いかけてみてください。
彼が結婚を考えているのかどうかわからない。
ただシンプルにそれを知りたいだけなら、「結婚についてどう思ってる?」と聞けばいい話です。
でも、そこに「聞くのが怖い」という感情が出てくるということは、彼から自分の望む答えが返ってこないかもしれないという怖さを、すでにどこかで感じているということです。
では逆に、自分が聞きたい答えとは何なのでしょうか。
「もちろん結婚は考えているよ」という一言が聞きたいのか。
「来年くらいには結婚したいと思っている」といった具体的な時期が聞きたいのか。
「結婚は考えているけれど、今はお金の不安がある」といった、彼の本音や事情まで含めて話してほしいのか。
ここが曖昧なままだと、彼が何か答えてくれても、結局また不安になることがあります。
「考えてるよ」と言われても、時期がなければ不安になる。
「いつかは」と言われても、それが本気なのかわからなくて不安になる。
「今は難しい」と言われた時に、どこまで待てばいいのかわからなくなる。
なので、彼に聞く前にまず、自分はどんな答えを求めているのかを整理しておくことのほうが大事です。
欲しくない答えがあるなら、欲しい答えもあるはずです。
その欲しい答えを自分でわかっていないまま聞くと、彼の答えを確認するというより、自分が安心できる言葉を探す会話になってしまいます。
2. 彼の答えが希望通りではなかったら?
2つ目に、「彼の答えが自分の希望通りではなかったら、私はどうするだろう?」と考えておくことも大切です。
彼に結婚の話を聞くのが怖い時、心の奥では「どうせ彼は私との結婚を望んでいない」という、まだ確認していない不安をかなり強く抱えているケースが多い、というのはここまでで触れた通りです。
だからこそ、あえて一度、「もし彼の答えが希望通りではなかったら?」と考えてみるのです。
これは、その未来を受け入れましょうという意味ではありません。
むしろ、心の中で理由なくふわっと膨らんでいる不安に、いったん輪郭を与えるためです。
人は、「どうなるかわからない」という状態が一番苦しくなります。
- 彼がどう答えるかわからない
- その答えを聞いた自分がどうなるかわからない
- その後、彼との関係がどうなるかわからない
この「わからない」が積み重なるほど、結婚の話を切り出すことがどんどん怖くなっていきます。
だからこそ、もし彼が「まだ結婚は考えていない」と言ったら、自分はどう感じるのか。
もし「今はわからない」と曖昧にされたら、どこまで待てるのか。
もし自分が欲しかった答えではなかったとしても、その場で全部を決めなくてもいいのか。
そうやって、あらかじめ心の中で軽くシミュレーションしておくのです。
これは、ネガティブな未来を引き寄せるためではありません。
怖くて見ないようにしていたものを、一度自分の意識の上に出して、心のガス抜きをするためです。
「もし希望通りではなかったとしても、その場で人生が終わるわけではない」そう思えるだけでも、彼に聞く怖さは少しやわらいでいきます。
3. 彼の答えによって自分のスタンスは変わる?
3つ目に、「彼の答えによって、自分のスタンスは変わるのだろうか?」と問いかけてみることも大切です。
そもそも自分は、彼の答えがどうであれ結婚したいと思っているのか。
自分自身も結婚したいのかどうかはまだ曖昧だけれど、とりあえず彼には「結婚したい」と思っていてほしいのか。
それとも、自分は絶対に結婚したいし、彼にも絶対に自分との結婚を望んでいてほしいのか。
このあたりが曖昧なままだと、「彼は私との結婚をどう思っているの?」という問いが、単なる確認ではなく、自分のスタンスを決めるための問いになってしまうことがあります。
本当は、自分がどうしたいのか自分でもわかっていない。
自分の中のスタンスがまだグラグラしているから、先に彼の気持ちを聞きたくなる。
彼が「結婚したい」と言ってくれたら、自分も安心して結婚したいと思える。
でも彼が「まだ考えていない」と言ったら、自分一人では自分のスタンスを決める自信がない。
このような場合に「先に彼の気持ちを確認しておきたい(彼には結婚を望んでいてほしい)」といった心理になるのです。
そこを先に見ておくことで、彼の答えに必要以上に振り回されにくくなります。
結婚の話を切り出すときにやってはいけないこと
では最後に、実際に彼へ結婚について話してみようと思った時に、気をつけておきたいことを3つご紹介します。
せっかく勇気を出して話をするなら、ただ不安をぶつけるだけの時間にはしたくないですよね。
彼の本音を聞くためにも、そして自分の気持ちをきちんと伝えるためにも、話し合いの空気づくりはとても大切です。
1. 依存的な空気を出すのは避ける
まず、結婚の話を切り出す時に、依存的な空気を出しすぎるのは避けた方がいいでしょう。
もちろん、「依存的な空気を絶対に出さないぞ」と決めたからといって、完全にコントロールできるものではありませんが、気をつけるだけでも違ってくるでしょう。
結婚は、人生に関わる大きなテーマです。
特に、自分の年齢や将来設計、出産、仕事、家族との関係などが絡んでいる場合、彼の答えが自分の人生を大きく左右するように感じてしまうこともあるでしょう。
だからこそ、彼に責任を持ってほしい。
彼の方から「結婚しよう」と言ってほしい。
自分はただ、その言葉に安心して「はい」と答えるだけで進みたい。
そんな気持ちになるのも自然なことです。
ただ、その空気が強く出すぎると、彼がまだ結婚について迷っている場合、かなり重たく感じられてしまうことがあります。
「あなたが私の未来を決めて」
「あなたが私を安心させて」
「あなたが責任を取って」
という空気になってしまうと、彼は結婚について考える前に、その重さから逃げたくなってしまうかもしれません。
「私はこう思っている。あなたはどう思っている?」
このくらいの立ち位置で話せると、依存ではなく、対話になりやすくなります。
2. 自分が欲しい言葉を引き出そうとする
2つ目に、自分が欲しい言葉を相手から引き出すためのコミュニケーションにならないように気をつけることも大切です。
彼に結婚の話をするのが怖い時、どうしても自分の中に「安心させてほしい」という気持ちが強くなります。
「結婚を考えているよ」と言ってほしい。
「ちゃんと将来のことも考えているよ」と言ってほしい。
「君と結婚したいと思っているよ」と言ってほしい。
好きな人から、自分が望んでいる未来と同じ言葉を聞きたいと思うのは当然のことです。
ただ、その気持ちが強くなりすぎると、彼の本音を聞く会話ではなく、自分が欲しい言葉を彼から引き出すための会話になってしまうことがあります。
たとえば、彼が少し曖昧な返事をした時に
「でも、いつかは結婚する気あるってことだよね?」
「私との将来を考えてないわけじゃないよね?」
「ちゃんと好きなら、結婚も考えるよね?」
というように、自分が安心できる方向へ相手の言葉を誘導したくなってしまう。
けれど、これをされる側からすると、どこかで「自分の本音を聞かれている」というより、「相手が欲しい答えを言わされている」と感じやすいです。
3. 不安な感情をぶつける
3つ目に、不安な感情を彼にぶつけることも避けた方がいいでしょう。
これは結婚の話に限らず、普段のコミュニケーションでも同じです。
不安、怒り、悲しみ、焦り、惨めさ。
そういった感情が出てくること自体は、決して悪いことではありません。
彼に結婚について聞いた時に、「まだそこまで考えていない」と言われたり、「彼女としては好きだけれど、妻としてはまだイメージできない」と言われたりしたら、傷つくのは当然です。
ただ、その感情をそのまま彼にぶつけて、彼に何とかケアさせようとするのは避けた方がいいです。
「私がこんなに悲しいのは、あなたが結婚を決めてくれないからだ」
「私を不安にさせているのはあなたなんだから、ちゃんと安心させてよ」
「私のことが本当に好きなら、結婚するって言ってくれるはずでしょ」
このように責める形になってしまうと、彼は結婚について考えるどころか、まずその場から逃げたくなってしまう可能性があります。
彼の気持ちよりも「自分の気持ち」を大事にしよう
この記事では、「彼は私と結婚する気があるのかな」と気になるけれど、聞くのが怖い、聞きたくないと感じてしまう時、心の奥で何が起こっているのかについて解説してきました。
彼が自分との結婚をどう考えているのかを聞くことは、もちろん大切です。
ただ、それ以上に目を向けてほしいのは、「私は自分の気持ちを大事にできているだろうか」ということです。
自分が見ている未来と、彼が見ている未来が、最初から寸分の違いもなくぴったり同じだったら、それはとても安心できるでしょう。
でも、人間が違えば、考え方やタイミングにずれが出るのは自然なことです。
大切なのは、ずれているからといって、自分の気持ちを下げないことです。
「彼はどう思っているんだろう」と考えるのと同じくらい、「私はどうしたいんだろう」と自分に聞いてあげることも大切です。
そのスタンスを持てるだけでも、彼に結婚の話を切り出す時の怖さは、少しずつやわらいでいくはずです。
結婚に向かない男の特徴と見分け方|診断・対処法まとめ
付き合っている人がいる、私はそろそろ結婚を考えたい、でも…「本当にこの人と結婚して大丈夫?」と心配になる人は少なくないでしょう。
長い人生にはいろいろなことがありますから、「このような人なら絶対に安心!」といった保証はもちろんありません。
ただ人生の大事な選択だからこそ、少なくとも「確実に結婚に向いていない」要素を持つ人は避けたいですよね。
この記事では、一般的に結婚に向かない男性の特徴を整理しながら、診断チェックや結婚後の現実、そして近年多くなっている「メンタルが弱い彼氏と結婚しても大丈夫なのか」というテーマについて解説していきます。
結婚に向いてない男の特徴診断【8選】
まず最初に、一般的に結婚に向いている相手かどうか診断として使えるポイントを8つ整理します。
もちろん結婚生活に正解・不正解はないので、下記のような特徴を持っている相手がパートナーでも幸せな結婚生活を送ることは不可能ではありません。
ただ、多くの女性にとって結婚後に困ってしまう可能性が高い要素について押さえておきましょう。
1. 自己中心的で主語が俺のまま
自分の気持ちや都合ばかりを優先し、ふたりの生活として物事を考えられないタイプです。
結婚すると、お金、家事、親族関係、将来のことなど、ふたりで決める場面が増えます。
そのたびに「俺はこうしたい」「俺は悪くない」が強すぎると、あなたばかりが合わせる関係になりやすいでしょう。
2. 将来設計ができない金銭感覚
収入の多い少ないよりも、お金の現実を一緒に見られるかが大切です。
貯金を考えない、借金への抵抗が薄い、生活費や将来の話を避ける場合、結婚後の不安は大きくなります。
お金の話をすると不機嫌になるなら、生活を共にする相手としては注意が必要です。
交際中の彼氏にお金がなくて悩んでいる人も珍しくないでしょう。
3. 家事や暮らしを任せきりにする生活態度
家事や生活管理を、当然のようにあなた任せにするタイプです。
料理、掃除、洗濯、片づけ、予定管理などは、結婚後に毎日発生します。
あなたが負担に感じているのに彼が変える気がないなら、妻ではなく母親役や生活管理係のようになってしまうことがあります。
4. 浮気癖や貞操観念の弱さ
浮気癖や異性関係のだらしなさは、結婚後の信頼に直結します。
どこからが浮気かの価値観は人によって違いますが、あなたが傷ついているのに軽く扱うなら問題です。
夫婦として誠実な関係を望むなら、見ないふりをしない方がいいでしょう。
5. 快楽や依存に流されやすい弱さ
お酒、ギャンブル、ゲーム、浪費、性的な刺激などに流されやすいタイプです。
息抜き自体が悪いわけではありません。
ただ、ストレスがかかるたびに逃避に向かうなら、結婚後も問題が起きやすくなります。
自分を律する力があるかは、結婚生活ではかなり大事です。
6. メンタルが弱く支える側になり続ける関係
メンタルが弱いこと自体が、必ずしも結婚に向いてないという意味ではありません。
問題は、不安定になるたびにあなたが励ます側、機嫌を取る側、立て直す側に固定されることです。
支え合いではなく、あなた一人が支え続ける関係になっているなら、結婚後の負担はかなり大きくなります。
7. 大事な話し合いを避ける姿勢
結婚生活では、話し合いを避け続けることが大きな問題になります。
都合が悪くなると黙る、逃げる、不機嫌になる、逆ギレする。
こうした反応が続くと、問題が起きても解決できず、あなたが我慢して飲み込む関係になりやすいでしょう。
8. 結婚へのネガティブさと責任感の薄さ
結婚に対して強い拒否感がある、責任を負うことを避けたがるタイプです。
慎重なだけなら問題ありません。
ただ、「縛られたくない」「自由でいたい」「責任を取りたくない」が強い場合、結婚後も夫婦としての覚悟が育ちにくいかもしれません。
彼氏と結婚したいけどメンタルの弱さが気になる
そして近年テーマに上がることが多い悩みとして「メンタルが弱い彼氏と結婚しても大丈夫なのか」について考えていきましょう。
このメディアを運営する自己対話の学校にも、交際中の彼氏との結婚を迷っている女性から相談が寄せられます。
その中でも近年増えているのが、彼氏のメンタル面に関する不安です。
メンタルヘルスの問題は、今では性別や年齢を問わず、多くの人に関わるテーマです。
企業でも従業員のメンタルヘルスへの取り組みが進んでおり、そのこと自体はとても大切な流れだと言えるでしょう。
ただ、恋愛では「優しい人」「繊細な人」と感じていた部分も、結婚を考え始めると少し見え方が変わることがあります。
- 彼が落ち込みやすい
- すぐに不安定になる
- 大事な場面で逃げてしまう
- 自分がいつも励ます側になっている
そんな関係が続いていると、「この人と結婚して、私が倒れたときは大丈夫なのかな」「子どもや生活の問題が出てきたとき、一緒に支え合えるのかな」と不安になるのは自然なことです。
暴力や借金、浮気癖、モラハラ気質のように明らかな危険サインがあれば、結婚をやめる判断もしやすいかもしれません。
けれど、普段は優しく穏やかで、自分のことを大切にしてくれる。
でもメンタルが弱い。
そういう彼氏の場合、好きな気持ちがあるからこそ判断に迷いやすいものです。
もし彼氏のメンタルが弱いことで結婚に不安があるなら、次の3つの視点から考えてみましょう。
1. メンタルの弱さは慢性的なものか
まず見ておきたいのは、彼のメンタルの弱さが一時的なものなのか、慢性的なものなのか、それとも生まれ持った気質に近いものなのかです。
- 仕事のプレッシャーが一時的に強くかかっている
- 配属先の人間関係が合わない
- 生活リズムが崩れている
など、明確な原因がある場合は、環境が変わることで落ち着く可能性もあります。
一方で
- 昔から不安になりやすい
- 落ち込みやすい
- 対人関係で消耗しやすい
- 何かあるたびにメンタルのバランスを崩しやすい
という場合は、それを彼の性質として見ていく必要があります。
もし慢性的な傾向や気質として続いているなら、その弱さを含めて一緒に暮らしていけるのか、そしてその性質をマイナス面だけでなくプラス面からも見られるのかが、結婚を考えるうえでの大事なチェックポイントになります。
2. メンタルの弱さと向き合うつもりがあるか
次に大切なのは、彼自身が自分のメンタルの弱さや繊細さと向き合うつもりがあるかどうかです。
もし彼のメンタルの弱さが一時的なものではなく、慢性的な傾向や本人の気質に近いものだとしたら、その特性とうまく付き合っていく姿勢が必要になります。
たとえば、学生時代はそこまで問題にならなかった繊細さが、社会人になってから表に出てくることもあります。
仕事の責任、人間関係、評価、将来へのプレッシャーなどが増えることで、今まで自覚していなかった弱さが急に目立つようになる場合もあるでしょう。
そのときに大切なのは、本人が「自分にはこういう傾向がある」と受け入れたうえで、どう生きていくかを考えられるかどうかです。
- 働き方を見直す
- 人間関係の距離感を調整する
- 生活リズムを整える
- ストレスを溜め込まない工夫をする
- 必要なら専門家の力を借りる
このように、自分の特性を理解して付き合っていこうとする姿勢があるなら、メンタルの弱さがあっても、そこまで悲観しなくていいかもしれません。
一方で、自分の不安定さをすべて周りのせいにする、あなたに支えてもらって当然だと思っている、弱い自分を理由に被害者の位置に入り続ける場合は注意が必要です。
メンタルが弱いことそのものよりも、その弱さとどう向き合うかに、その人の生き方の姿勢が出ます。
自分の特性を理解しながら社会の中でやっていこうとする人なのか。
それとも、自分の弱さを理由に周りに背負わせ続ける人なのか。
ここは、メンタルが弱い彼氏と結婚して大丈夫かを考えるうえで、とても大事なチェックポイントです。
3. 自立心はあるか
3つ目に見ておきたいのは、彼に自立心があるかどうかです。
夫婦は、長い時間を一緒に過ごしていく関係です。
その中では、どちらかが調子を崩したり、一時的に相手に支えてもらったりすることも当然あります。
ただ、メンタルが弱い彼氏の場合、どうしても彼の方が調子を崩す場面が多くなる可能性があります。
それ自体が悪いわけではありませんが、問題は、調子を崩した時に「支えてもらって終わり」になるのか、それとも支えてもらいながらも自分で立ち直ろうとする意思があるのかです。
一時的に支えることはできても、ずっと支えられっぱなしで、自分で立とうとする気持ちがない相手だと、あなたが支える側に固定されてしまいます。
メンタルの強さそのものよりも、支えられたあとに自分の足で立とうとする自立心があるか。
ここは、メンタルが弱い彼氏と結婚して大丈夫かを考えるうえで、かなり重要なポイントです。
結婚に向かない彼を好きになったときの選択肢
ここまで、一般的に結婚に向いてない男性の特徴や、メンタルが弱い彼氏と結婚する時に見ておきたいポイントについてご紹介してきました。
ただ、ここで大事なのは「当てはまったから別れるべき」と決めつけることではありません。
人は、条件だけで誰かを好きになるわけではありません。
頼りないところがある。不安定なところがある。生活力に不安がある。でも、それでも好き。
そういうことは普通にあります。
大切なのは、好きな気持ちを否定することではなく、その相手とどんな現実を作っていくのかを冷静に見ることです。
1. 変わらなくても共生できるかを見極める
結婚生活は「相手が変わること」を前提にすると苦しくなります。
結婚に向いてない要素がある彼に対して、「結婚したら変わってくれるはず」「私の愛情で強くなってくれるはず」と期待しすぎると、後から苦しくなりやすいです。
もちろん、人は変わることがありますが、それがいつなのか、確実に変わるのかどうかは未知数です。
相手が仮に変わらなかったとしても、仕組みを調整するなどして一緒にいられるか?そこまでしても一緒にいたいのか?自分に問いかけてみましょう。
2. 期待値を調整する
次に、彼に対する期待値を調整することができるかどうか?考えてみましょう。
結婚に大きな希望を抱いている人ほど
「結婚したら毎日愛されて、不安もなく、経済的にも安心で、子どもにも恵まれて、すべてがバラ色になる」
といった未来を期待していることもあります。
もちろん、その前向きな気持ちがなければ結婚に踏み出せないのも事実です。
ただ、まだ結婚を経験していない人ほど、現実の生活とのギャップに戸惑いやすいのも現実です。
そして「結婚に向かない」とされる要素を持っている彼に、そのバラ色の結婚生活すべてを委ねるのは、どうしても無理が出てしまうことがあります。
だからこそ、期待値を一度見直し「ここは譲れない」「ここは工夫すれば大丈夫」という線引きをしておくことが大切なのです。
3. 自分の結婚観を整理する
次に、自分の結婚観を整理してみましょう。
「好きだから結婚したい」という気持ちは大切です。
ただ、結婚生活には、住む場所、お金、家事、働き方、子どもを望むかどうか、親との距離感、体調を崩した時の支え合いなど、具体的な現実がついてきます。
ここを曖昧にしたまま進むと、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と感じやすくなります。
- どのくらいの生活費で暮らすのか
- 家事はどう分担するのか
- 彼が不安定になった時にどうするのか
- あなたが倒れた時に彼は何ができるのか
- 将来についてどこまで話し合えるのか
こうしたことを、感情論ではなく具体的に見ていくことが大切です。
結婚の条件を具体化すると、彼を責めるためではなく、自分が本当に望んでいる結婚生活が見えてきます。
そして「一般的には結婚向きではない男性」と言われる人でも、自分の相手としてはむしろフィットしている、なんてことに意外と気がつくかもしれません。
「自分との結婚に向いた男性」を探そう
ここまで「結婚に向かない男性」の特徴やチェックリスト、見抜く視点について整理してきました。
ですが、本当に大切なのは、あなたがどんな人生を歩みたいのか、どんな結婚生活を望むのかということです。
一般的には結婚に向かないように見える相手でも、自分が望む結婚生活の相手としてはピッタリだった、ということもあり得るのです。
結婚は完璧な相手を探すことではなく、完璧ではない二人が工夫しながら日常を積み重ねていく営みです。
その営みを一緒にできる相手かどうかを、ゆっくり考えてみること自体が、二人の関係を深めていくでしょう。
結婚したいのにできない理由と深層心理の整え方
結婚したいと願っているのに、よい相手に巡り会えずに独身が続いている…
周囲を見渡せば、誰もが当たり前のように結婚し、幸せな家庭や子どもに恵まれているように見える。
なぜ自分はその“普通の幸せ”が手に入らないのか?
そんなとき、心の中にモヤモヤや焦りが募るのは自然なことです。
この記事では「結婚したいのにできない理由」について、現実的な背景と、自分ではなかなか気付くことができない深層心理的な理由についても解説します。
「結婚したいのにできない」のは私が悪いから?
結婚に対する価値観は時代とともに変化し、現代では結婚はあくまで個人の選択であるという考え方がベースになってきているでしょう。
それでも、多くの女性にとって結婚は人生の大きな節目であり、最愛の人と共に歩みたいという願いは自然なものです。
その中で「結婚したいのにできない」という状況が続くと
- 自分に魅力がないのではないか
- 自分は劣っているのではないか
- 自分は人として欠陥品なのではないか
このように「自分が悪いのではないか」といった心境になることも、珍しくありません。
実際には、その人本人が「悪い」のではなく、結婚につながらない現実的な理由や深層心理的な理由があるだけなのですが、どうしても
結婚したいのにできない=自分の価値がない
と結びつけてしまうケースが多いのです。
「結婚したいのにできない」が起こす負の連鎖
では、ここからまず「結婚したいのにできない」という状況が引き起こす負の連鎖について、4段階で整理していきます。
もしこの記事を読んでいる方の中に心当たりがあるなら、負の連鎖が深くなる前に、一度立ち止まって自分の状態を見直すことが必要かもしれません。
1. 婚活疲れ
まず、結婚したいと思ったとき、すでに交際中の相手がいる方は、その相手との結婚を考えるでしょう。
一方で、まだ相手が見つかっていない方や、これから出会いを探す方は、いわゆる婚活に取り組むことが多いと思います。
婚活といっても、取り組む内容や、かける時間、お金、エネルギーの大きさは人によって違います。
ただ、どのような形であれ、今までの日常に「結婚するための活動」が加わるわけです。
そのため、時間的にも体力的にも、少なからず負荷がかかります。
それでスムーズに結果が出ればよいのです。
いい出会いがある、手応えを感じる、結婚前提の交際が始まる。
そのように努力が前に進んでいる実感があれば、婚活の負荷もある程度は受け入れられるでしょう。
けれど
- たくさんの人と会ってもピンとこない
- 自分から申し込んでもマッチングしない
- デートまでは行けても、交際にはつながらない
そうした経験が続くと、だんだん「こんなに頑張っているのに報われない」と感じるようになります。
婚活そのものというより、「いつ結婚できるのか?」という終わりの見えない努力を続けている感覚にでメンタルが削られてしまうのです。
2. 将来設計の不安
そして、婚活でなかなか良い結果が出ないと、将来設計への不安が強くなることがあります。
たとえば、次のような不安です。
- 子どもを持ちたいけれど、年齢的な制限が気になる
- 一人で生きていくのか、二人で生きていくのか決めきれない
- 老後の資金や住まいについて考えなければならない
- 結婚や出産を前提にしたキャリア設計ができない
- 親や周囲から結婚について聞かれることが負担になる
時代が変わったとはいえ、結婚によって生じる人生の変化は、まだまだ女性の方が大きいと感じる場面も多いでしょう。
- 結婚するのか、しないのか
- 相手はどんな人なのか
- 子どもを持つのか、持たないのか
そうした選択によって、住む場所、働き方、お金の使い方、時間の使い方、人生全体の設計が大きく変わることがあります。
そのため「結婚したいのにできない」という状況は、単に恋愛や婚活が進まないというだけではなく、将来設計を立てるための前提条件が整わないような感覚につながるのです。
人は、不確定な状態が長く続くと、それだけで大きなストレスを感じます。
「この先、自分の人生はどうなるのだろう」という見通しのなさが、結婚できない苦しさをさらに大きくしてしまうのです。
3. 自己価値の低下
さらに「結婚したいのにできない」という期間が長くなると、自己価値が低下してくることがあります。
- 私は人として魅力がないのではないか
- このまま一生誰にも選ばれないのではないか
- 誰にも選ばれない私には価値がないのではないか
このように、結婚していない現実を、自分自身の価値と結びつけてしまうのです。
現実だけを見れば、今はまだ結婚していないというだけです。
けれど、その状態が長く続くと、いつの間にか
結婚できていない私=価値のない私
のように感じてしまうことがあります。
本来、結婚しているかどうかと、その人自身の価値は別のものです。
それでも、婚活の場で選ばれない経験が重なったり、周囲と比べて自分だけ取り残されているように感じたりすると、自分の存在をどんどん小さく扱うようになってしまいます。
自分自身を「大したことがないもの」「ダメなもの」として扱い始めると、心はかなり苦しくなります。
明るい未来のために始めたはずの婚活が、いつの間にか自分自身を責める材料になってしまう。
これが、婚活や結婚の悩みが深刻化していく大きな理由のひとつです。
4. 人生の停滞感
そして最終的に「結婚したいのにできない」という状況が長く続くと、人生全体が停滞しているような感覚に襲われることがあります。
- 私は誰にも選ばれない
- 将来の人生設計もできない
- 時間にも体力にも余裕がない
- 自分には価値がないのかもしれない
そうした思いが重なっていくと、婚活への疲れは、やがて人生全体への疲れにつながっていきます。
最初は「今はまだ結婚できていないけれど、いつか結婚したい」という希望があったはずです。
けれど、その希望が何度も打ち砕かれるように感じると、希望を持つこと自体が苦しくなってしまいます。
期待して傷つくくらいなら、最初から期待しない方がいい。
どうせ私の人生はこのままなのかもしれない。
そんなふうに、心の深いところで諦めに近い感覚が生まれることもあります。
すると、自分の人生のはずなのに、どこか自分がそこにいないような感覚になります。
日々を過ごしてはいるけれど、人生が前に進んでいる感じがしない。
これが「結婚したいのにできない」という状況が生む、人生の停滞感です。
結婚できない理由を2つの方向から考える
では「結婚したいのにできない」という状況が続いてしまう背景には、どのような理由があるのでしょうか。
結婚はとても個人的なテーマに見えますが、実際には時代背景とも深く関わっています。
厚生労働省の人口動態統計を見ても、日本の婚姻件数や婚姻率は長期的に変化しており、結婚は昔ほど「誰もが自然にするもの」とは言えなくなってきています。
>>>厚生労働省の人口動態統計
かつては、ある程度の年齢になれば結婚するのが当たり前という風潮がありました。
本人が強く望むかどうかに関わらず、周囲の紹介や家族からの後押し、あるいは社会的な圧力によって、結婚が人生の通過儀礼のように扱われていた時代もあったでしょう。
しかし現代では、結婚は個人の選択になりました。
それ自体は大切な変化ですが、その一方で、昔のような周囲からの後押しや、結婚に向かうための自然な流れも弱くなっています。
また、国や自治体の調査などでも、結婚したくてもできない背景として、経済的な不安、雇用の不安定さ、将来設計の難しさなどが挙げられることがあります。
もちろん、そうした現実的な問題は無視できません。
- 出会いが少ない
- 収入や働き方に不安がある
- 相手に結婚の意思が見えない
- 結婚後の生活を具体的に考えるほど、不安が大きくなる
このような現実的な理由によって、結婚が遠のいてしまうことは実際にあります。
けれど、本当にそれだけが原因なのでしょうか。
このメディアには「結婚したいのにできない」という悩みが日々多く寄せられますが、実際にお話を聞いていると、原因は現実的な条件だけではないように感じます。
現実的な問題の背景に、本人も気づいていない深層心理的な理由が隠れていることも少なくありません。
そこでここからは、結婚したいという気持ちがあるにもかかわらず結婚に進めない理由について
この2つの方向から整理していきます。
結婚できない理由【現実的なもの】
ではここから、結婚できない理由として女性側からよく寄せられる、現実的な理由について6つご紹介します。
1. 出会いの絶対数が少ない
まず1つ目に、出会いの絶対数が少ないことです。
- 職場はほとんど女性ばかり
- 男性がいるにはいるけれど、既婚者ばかり
- 友人に紹介を頼もうにも、あまり社交的な友人がいない
このように、そもそも出会いの絶対数がかなり少ない状態です。
単純にこれだけが原因なのであれば、行動範囲を少し広げてみることで、解決の糸口が見えることもあるでしょう。
- 地域のサークルに入ってみる
- 趣味のコミュニティに参加してみる
- 出会いの場に足を運んでみる
このように、日常の外側に少し接点を増やすことで、出会いの母数が変わっていくことがあります。
2. 交際経験が少なく関係が進展しない
2つ目に、異性との交際経験が少なく、関係をどう進展させればいいのかわからないケースです。
出会いがあったとしても、これまでの交際経験が少ないと、異性とどう距離を縮めていけばいいのか迷いやすくなります。
- どうやって距離を縮めればいいのか
- 交際に至るにはどんなアプローチが必要なのか
- 付き合ってからどう仲を深めればいいのか
- 交際から結婚に進むまでにどんなプロセスがあるのか
こうした経験値が少ない人に対して、いきなり一人で誰かと出会い、関係を深め、結婚まで進めてくださいというのは、そもそもかなり難しいことです。
ただ、ここだけが問題なのであれば、第三者のサポートが入ることで意外とスムーズに進むこともあります。
たとえば結婚相談所では、仲介者が相手の気持ちを確認してくれたり、結婚の意思や時期についてサポートしてくれたりします。
自分一人で関係を進めるのが難しい場合は、そうしたサポートを使うことで、結婚までの道筋が見えやすくなることもあるでしょう。
3. 年齢など条件面でマッチングできない
3つ目に、年齢や収入、居住地などの条件面で、マッチングする相手が見つかりにくいことです。
これは特に、マッチングアプリや結婚相談所など、結婚を前提にした出会いの場で起こりやすい問題です。
出会いの母数が増える一方で、相手を探すときには、どうしても条件によるフィルタリングが入ります。
- 年齢
- 収入
- 身長
- 職種
- 住んでいる地域
- 結婚歴
- 子どもを望むかどうか
自分が相手を探すときにも条件を設定しますし、相手も同じように条件を設定しています。
そのため、自分が希望する条件の人が、自分のような条件の人を希望しているとは限りません。
ここで条件のミスマッチが起こると、そもそもマッチングが成立しにくくなります。
実際には人柄や相性が合う可能性があったとしても、条件の段階で弾かれてしまうため、その先の関係に進めないこともあるのです。
4. 彼に結婚の意思が見えない
4つ目に、すでに交際中の彼がいるにもかかわらず、彼に結婚の意思が見えないケースです。
- 付き合っている期間は長い
- 関係も悪くない
- けれど、彼が結婚について具体的に考えているのかがわからない
このような状態が続くと、結婚したい気持ちがある側は、いつまで待てばいいのかわからなくなってしまいます。
結婚の話を出すと重いと思われそうで怖い。
でも、このまま待ち続けるのも不安。
そうして、交際しているにもかかわらず、結婚に向かう実感が持てない状態になってしまうのです。
このテーマについては、彼が結婚を考えているかわからない場合の記事で詳しくまとめています。
5. 彼にお金の不安がある
5つ目に、交際中の彼との結婚を考えたとき、お金の不安が出てくるケースです。
- 彼の収入が低い
- 彼に借金がある
- 金銭感覚が合わない
- 結婚後の生活が想像できない。
恋人として付き合うだけなら問題がなかったとしても、結婚となると話は変わってきます。
結婚は、現実的な生活を二人で営んでいくことでもあります。
そのため、経済的な不安を無視したまま進むことは難しいでしょう。
このテーマについては、彼氏にお金がない場合の記事で詳しくまとめています。
6. 恋人はいるが結婚相手として迷いがある
6つ目に、恋人はいるけれど、結婚相手としては迷いがあるケースです。
- 恋人としては好き
- 一緒にいると楽しい
- 付き合っていて大きな問題があるわけではない
それでも、いざ結婚相手として考えたときに、本当にこの人でいいのだろうかと迷ってしまうことがあります。
恋愛としての相性と、結婚相手としての相性は、必ずしも同じではありません。
好きな気持ちがあっても、生活観、金銭感覚、将来設計、家族観などが大きくずれていると、結婚に進むことに不安を感じることがあります。
そのため、恋人がいるにもかかわらず、自分の中で結婚に踏み切れないというケースもあるのです。
このテーマについては、結婚に向かない男性の特徴の記事でも詳しくまとめています。
結婚できない理由【深層心理的なもの】
ではここから、結婚できない理由が自分の深層心理側にある場合、どのような代表例があるのかを5つご紹介します。
現実的な理由で結婚が進まないのであれば、基本的にはその現実的な原因を解消していくことが必要です。
対処の方向性も比較的わかりやすいものが多いでしょう。
しかし、結婚できない理由が深層心理側にある場合は、少し複雑です。
なぜなら、自分でもそれが原因だと気づきにくいからです。
本人としては、ちゃんと結婚したいと思っている。
婚活もしている。
出会いの場にも行っている。
彼との関係も真剣に考えている。
それなのに、なぜか結婚に向かう現実が進まない。
このような場合、表面的には努力しているのに報われないように感じるため、かなり苦しい状態になりやすいでしょう。
ここからは、結婚したい気持ちがあるにもかかわらず、無意識のうちに結婚を遠ざけてしまう深層心理的な理由について見ていきます。
1. 結婚のイメージが悪い
まず1つ目に、結婚そのものに対するイメージが深層心理ではあまり良くないケースです。
結婚に対するイメージが悪くなる理由は、人によってさまざまです。
- 自分の両親があまり仲良くなかった
- 親しい友人が結婚後につらそうにしている
- 結婚した男友達から奥さんの悪口ばかり聞いている
このように、身近な人の結婚生活があまり幸せそうに見えなかったり、結婚はとても良いものだというイメージを持てなかったりすると、心の深いところで結婚に対する抵抗が生まれることがあります。
頭では、そろそろ結婚した方がいいと考えていたとしても、心の奥では
- 結婚はつらいもの
- 結婚すると自由がなくなる
- 結婚しても幸せになれない
と感じていることがあるのです。
私たちは、頭で考えていることよりも、心の深いところで信じていることをベースに行動を選んでしまうことがあります。
そのため、頭では結婚したいと思っているのに、心の奥では結婚を拒否している。
そうなると、結婚に向かうはずの選択を無意識に避けてしまうことがあるのです。
2. 理想の結婚像に縛られている
2つ目に、理想の結婚像に強く縛られていることで、現実的な結婚を受け入れることが難しくなっているケースです。
人は誰しも、多かれ少なかれ理想の結婚像を持っているものです。
- どんな人と結婚したいのか
- どんな家庭を築きたいのか
- どんな暮らしをしたいのか
ただ、人によってはその理想の結婚像がほとんどファンタジーのようになっていたり、理想へのこだわりが強くなりすぎたりして、現実の相手や関係を受け入れることが難しくなることがあります。
たとえば
- 夫の年収は1000万円以上がいい
- 自分は専業主婦になりたい
- 都内の利便性の良い場所に一戸建てを持ちたい
- 夫は優しくて頼りがいがある人がいい
- 子どもにも恵まれたい
- 義実家との関係もほどよく良好でいたい
このような理想を持つこと自体は、もちろん悪いことではありません。
けれど、深層心理で「この理想の結婚が叶わないなら、結婚しない方がまし」となっている場合、現実的な結婚の選択肢を無意識に遠ざけてしまうことがあります。
なぜそこまで理想の結婚像にこだわってしまうのかは、人によって異なります。
両親の結婚生活がとてもつらそうだったから、その真逆を求めているのかもしれません。
逆に、両親の結婚生活がとても幸せそうだったから、それと同じ要素を自分の結婚にも求めているのかもしれません。
あるいは、自分に自信がないからこそ、結婚相手や結婚生活によって自分の価値を証明したい気持ちがあるのかもしれません。
いずれにしても、理想の結婚像が固まりすぎていると、目の前の現実を柔軟に見ることが難しくなります。
本当は結婚したい。
けれど、理想通りの結婚でなければ受け入れられない。
その状態になると、結婚に向かう現実的な選択肢があっても、無意識のうちに「これは違う」と退けてしまうことがあるのです。
そして、自分の深層心理がこのようになっていることを理解しないまま、現実的な条件を見ようとすると、心が拒否反応を起こしてしまうのです。
3. 男性を敵対視している
3つ目に、深層心理で男性を敵対視しているケースです。
これは自分ではかなり気づきにくいものですが、心の奥で男性に対する不信感や警戒心が強い場合、結婚がスムーズに進みにくくなることがあります。
なぜ男性を敵対視するようになるのか、その背景は人によってさまざまです。
たとえば
- 小さい頃に男の子からいじめられた
- 過去に男性から傷つけられた経験がある
- 男性は自分に危害を加える存在だと感じている
- 父親が母親に対してつらく当たっていた
- 身近な女性が男性によって苦しんでいる姿を見てきた
このような経験があると、心の深いところで「男性は女性を傷つける存在だ」「男性は女性を不幸にする存在だ」と感じてしまうことがあります。
もちろん、頭ではすべての男性がそうではないとわかっているかもしれません。
けれど、深層心理の中に男性への強い不信感があると、いざ男性と親密な関係になろうとしたときに、無意識に距離を取ってしまうことがあります。
結婚は、基本的には男性と人生を共にしていく選択です。
その男性という存在に対して、心の奥で警戒心や敵意があると、結婚したいと思っていても、どこかで男性を信じきれなかったり、結婚に進むことを怖く感じたりしてしまうのです。
4. 親子関係に癒着がある
4つ目に、親子関係に強い癒着がある場合も、結婚が進みにくくなることがあります。
これは実際に、結婚相談所を運営している方から聞いた話でもありますが、結婚相談所は、そもそも結婚を目的とした人が集まる場所です。
それでも、なかなかスムーズに結婚が決まらない人の中には、親子関係に何らかの課題を抱えているケースが少なくないそうです。
ここでいう親子関係の癒着とは、簡単に言えば、精神的な意味で親離れができていない状態のことです。
もしくは母子家庭で母親が心配で結婚に踏み切れない…といったケースも少なくありません。
なぜ親子関係の癒着があると結婚しにくくなるのかというと、結婚そのものが、精神的な親離れを含む現実だからです。
5. “幸せ”への抵抗がある
5つ目に、結婚というよりも、幸せそのものに対する抵抗感が強いケースです。
実際に結婚が幸せにつながるかどうかは人それぞれですが、一般的に結婚は、女性にとって「幸せの象徴」のように扱われることも多いでしょう。
だからこそ、心の奥に「幸せになること」への抵抗がある場合、結婚そのものにも無意識のブレーキがかかることがあります。
たとえば、
- 自分には幸せになる資格がないと感じている
- 幸せになったら何か悪いことが起こりそうで怖い
- 幸せになると誰かを裏切るような気がする
- 幸せな自分を想像することに抵抗がある
- 罪悪感があり、幸せを受け取れない
このような心理があると、頭では結婚したいと思っていても、深層心理では結婚を遠ざけてしまうことがあります。
結婚を手に入れることが、幸せになることと結びついている。
だからこそ、幸せになること自体に抵抗がある人にとっては、結婚が近づくほど怖くなってしまうのです。
この場合、必要なのは「早く結婚しなければ」と自分を追い立てることではありません。
幸せを受け取ることに、どこかで罪悪感や恐怖がないか。
そこに目を向けていくことが、結婚に向かう心の土台を整えるきっかけになります。
「結婚したいのにできない」を卒業する3ステップ
ここまで、結婚したいのにできない理由について、現実的な理由と深層心理的な理由の両方から見てきました。
では、ここから実際にその状態を卒業していくためには、どのような流れで自分自身を整えていけばいいのでしょうか。
ここでは、結婚したいのにできない状態から抜け出すための3ステップをご紹介します。
1. 結婚できない現実的な理由を理解する
まず大切なのは、結婚できない現実的な理由を理解することです。
- 出会いの数が少ないのか
- 交際経験が少なく、関係の進め方がわからないのか
- 条件面でマッチングしにくいのか
- 彼に結婚の意思が見えないのか
- 彼にお金の不安があるのか
- 恋人はいるけれど、結婚相手として迷いがあるのか
まずは、自分がどの現実的な理由に当てはまるのかを整理してみましょう。
現実的な理由がはっきりすると、次に取る行動も見えやすくなります。
- 出会いが少ないなら、出会い方を変える
- 交際経験が少ないなら、第三者のサポートを借りる
- 彼の意思が見えないなら、結婚について話し合う
- お金の不安があるなら、生活設計を具体的に考える
このように、現実的な理由は見えれば対処しやすいものです。
まずは「私はダメだから結婚できない」と自分を責めるのではなく、今の現実のどこに詰まりがあるのかを冷静に見ていきましょう。
2. 結婚できない本当の理由を理解する
次に大切なのは、結婚できない本当の理由を理解することです。
現実的な理由を整えても、なぜか結婚に進まない。
出会いはあるのに、結婚したいと思える人を選べない。
彼氏はいるのに、結婚の話になると苦しくなる。
婚活を頑張っているのに、なぜか幸せな未来を想像できない。
このような場合は、深層心理側に理由が隠れていることがあります。
- 結婚のイメージが悪い
- 理想の結婚像に縛られている
- 男性を敵対視している
- 親子関係に癒着がある
- 幸せになることに抵抗がある
こうした理由は、自分ではなかなか気づきにくいものです。
本人としては本気で結婚したいと思っているのに、心の深いところでは結婚を怖がっていたり、幸せになることに抵抗していたりすることがあります。
だからこそ、結婚したいのにできない状態が長く続くときは、表面的な行動だけではなく、自分の内側で何が起きているのかを見ていくことが大切です。
3. 原因を解消して進む
最後に、見えてきた原因をひとつずつ解消して進んでいきましょう。
とはいえ、結婚したいのにできない本当の理由にたどり着いていれば、原因を解消すること自体は、そこまで難しいことではありません。
むしろ大切なのは、自分がなぜ結婚したいと願っているにもかかわらず、結婚に進めていないのかを正しく理解することです。
理由が見えてくるだけでも、この問題を解決するための土台はかなり整います。
逆に言えば、結婚できない理由の見立てがずれていると、どれだけ努力しても空回りしやすくなります。
たとえば、単純に出会いの数が足りていない人が、家族関係や深層心理の課題ばかり掘り下げても、なかなか結果にはつながりません。
なぜなら、その人にまず必要なのは、内面のケアよりも出会いの母数を増やすことだからです。
一方で、親子関係の癒着や幸せへの抵抗が強く影響している人が、結婚相談所に入って仲人さんのサポートを受けたとしても、それだけでスムーズに進むとは限りません。
仲人さんは婚活の進め方をサポートしてくれる存在であって、親子関係のケアや深層心理の整理まで担ってくれるわけではないからです。
現実的な理由には、現実的なアプローチが必要です。
深層心理的な理由には、心の奥にある抵抗や思い込みを見直すアプローチが必要です。
大切なのは、自分に必要なものを見誤らないことです。
結婚できない自分を責めるのではなく、まずは原因を正しく特定する。
そして、その原因に合った方法で、ひとつずつ整えていく。
それだけで「結婚したいのにできない」という状態から抜け出す道筋は、かなり見えやすくなるはずです。
結婚したい気持ちを大切にしよう
この記事では、結婚したいのにできないという悩みを抱えている方に向けて、結婚が進まない原因を現実的な背景と深層心理的な背景の両面からご紹介してきました。
結婚は、今の時代、誰もが必ずしなければいけないものではありません。
ただ、たった一人の人とパートナーシップを深め、人生を分かち合っていきたいと願うのであれば、結婚はとても大切な選択肢のひとつになるでしょう。
そして結婚は、一見すると相手と向き合うもののように見えますが、その奥では、自分自身と向き合うプロセスでもあります。
結婚したいのにできないという状況は、とても苦しいものですが、その悩みを通して、自分の現実や心の奥にある思いに気づくことができれば、そこから人生は少しずつ動き出していきます。
彼氏にお金がない…別れるべき?結婚前に見極めたい判断基準
彼氏にお金がないと、好きな気持ちだけでは割り切れない不安が出てくることがあります。
デート代や生活費のことだけでなく、将来や結婚を考えたときに「このままで大丈夫なのかな」と感じるのも普通です。
この記事では彼氏にお金がない場合に、どんな視点から将来や結婚について考えるべきか、年代別に見るポイントもを解説します。
「彼氏にお金がない」と言っても状況はさまざま
一口に「彼氏にお金がない」と言っても、その状況は人によって異なります。
- 転職中や休職中で、一時的に収入が下がっている
- 資格取得や独立準備のために、今だけ収入が不安定になっている
- 実家への仕送りや家族の事情で、自由に使えるお金が少ない
- 働く意欲が見えない
- 浪費癖がある
- 借金を隠している
- 収入はあるものの、お金の使い方に偏りがある
同じように「お金がない」と見えても、一時的な事情なのか、家族への責任なのか、本人のお金の使い方や働き方の問題なのかによって、見るべきポイントは変わります。
そのため、まずは「お金がない彼氏」とひとまとめにするのではなく、なぜお金がないのかを分けて見ることが大切です。
彼氏が「お金がない」とよく言う背景
彼氏から「お金がない」という言葉をよく聞くと、なんだか冷めてしまったり、つまらなく感じることもありますよね。
「私との将来は考えていません、って釘を刺されているのかな?」
そんなふうに勘ぐってしまうこともあるでしょう。
ただ、彼氏が「お金がない」と言う背景にも、いくつかのパターンがあります。
ここでは、その代表的な背景について簡単に触れておきます。
1. 本当に余裕がなく、深く考えずに口にしている
まず考えられるのは、本当に収入や貯金に余裕がなく、そのまま「お金がない」と口にしているケースです。
毎月の生活費で精一杯だったり、貯金が少なかったり、家族への仕送りや借金、奨学金の返済などで自由に使えるお金が少ない場合もあります。
本人に悪気があるというより、現状をそのまま言葉にしているだけのこともあるでしょう。
2. デート代や出費を期待されたくない
デート代やプレゼント代、旅行などの出費を期待されたくなくて、先に「お金がない」と言っている場合もあります。
無理をしたくない気持ちは自然なものですが、毎回その言葉で話が終わってしまうと、二人で楽しみ方を考える機会もなくなってしまいます。
3. 彼女に察して負担してほしい
中には、「お金がない」と言うことで、彼女に察してもらいたいケースもあります。
「じゃあ私が出すよ」「無理しなくていいよ」と言ってもらうことが続くと、いつの間にか彼女側の負担が当たり前になることもあり、それは避けたいですよね。
彼氏にお金がないときに別れを考えてもいい5つのケース
彼氏にお金がないからといって、すぐに別れを選ぶ必要はありません。
ただ、お金の問題が二人の関係に大きな負担をかけている場合や、彼自身に向き合う姿勢が見えない場合は、関係を見直すきっかけになります。
ここでは、彼氏にお金がないときに別れを考えてもいいケース5つ整理していきます。
1. 働く意欲や改善する姿勢が見えない
収入が低いことそのものよりも、働く意欲や改善する姿勢が見えないことの方が問題になる場合があります。
今はお金がなくても
- 仕事を探している
- 転職を考えている
- 生活を整えようとしている
など、本人なりに動いているなら、状況が変わる可能性はあります。
一方で、現状を変える気がなかったり、あなたが不安を伝えても他人事のような態度だったりすると、将来も同じ不安を抱え続けることになりやすいでしょう。
「今お金がないこと」よりも、「これからどうするつもりなのか」が見えないことが、関係を続けるうえでは大きな不安になってしまいます。
2. 借金や浪費を隠している
借金や浪費があること以上に問題なのは、それを隠していることです。
お金の使い方は、その人の生活感覚や責任感が表れやすい部分です。
- 借金の有無
- 返済状況
- 浪費癖
- ギャンブル
- クレジットカードの使い方
などをごまかしている場合、結婚後にさらに大きな問題として出てくる可能性があります。
「彼女に余計な心配をかけたくない」という配慮から、経済状況を伏せていることもあるでしょうが、聞いたにも関わらず隠されていた場合は、安心して将来を考えることが難しくなります。
3. あなたばかりが金銭的に負担している
デート代、交通費、食事代、プレゼント代などを、いつの間にかあなたばかりが負担している場合も注意が必要です。
もちろん、どちらかの収入が一時的に少ないときに支え合うことはあります。
けれど、それが当たり前になってしまうと、支え合いではなく、一方的な負担になっていきます。
最初は「好きだからいい」と思えていたことでも、積み重なるうちに不満や疲れに変わることがあります。
彼がお金を出せないことよりも、あなたの負担に気づいていないことや、感謝や改善の姿勢が見えないことの方が苦しくなりやすいです。
4. お金の話し合いから逃げる
お金の話をすると不機嫌になる、曖昧にする、話題を変える、あなたを責める。
このような反応が続く場合、結婚後も大切な問題を話し合えない可能性があります。
恋愛中は、お金の話を避けても関係が続くことがあります。
けれど、結婚や同棲を考えるなら、生活費、貯金、働き方、家計管理など、お金の話は避けて通れません。
収入が多いか少ないか以上に、現実的な話し合いができるかどうかは大切な判断材料になります。
5. 将来の生活を現実的に考えようとしない
「なんとかなる」「そのうち変わる」と言うだけで、具体的な行動や見通しがない場合も注意が必要です。
結婚、住まい、子ども、働き方、生活費などは、気持ちだけでは成り立たない部分があります。
もちろん、すべてを完璧に計画する必要はありませんが、将来の話をいつも避けたり、現実的な不安を軽く扱ったりする場合、結婚後にあなた一人が生活の責任を背負う形になりやすくなります。
お金がないことそのものよりも、彼が二人の未来を現実的に考えてくれているのかわからない、といった不安が心を削りやすいでしょう。
お金がなくても将来を考えていい彼氏の特徴
彼氏にお金がないからといって、必ずしも将来を考えられないわけではありません。
大切なのは、今の収入や貯金額だけではなく、彼がお金の問題にどう向き合っているかです。
ここでは、お金がなくても将来を考えていい彼氏の特徴を整理していきます。
1. 一時的な事情で収入が下がっている
転職中、休職中、資格取得中、独立準備中など、一時的な事情で収入が下がっている場合、今すぐお別れなどを決断するのはもったいないです。
この場合は、今の収入だけを見て判断するのではなく、今後の見通しや本人の行動を見ることが大切です。
一時的にお金がない状態でも、本人が状況を把握していて、次にどう動くかを考えているなら、将来を一緒に考えられる余地はあります。
2. 自分の状況を正直に話せる
収入や貯金、借金、支出について、正直に話せるならば、とても誠実な人柄であることが多いでしょう。
など、今の状況をきちんと話せる人であれば、二人で現実を見ながら考えていくことができます。
3. 改善のために行動している
今はお金がなくても、改善のために行動しているなら、状況が変わる可能性があります。
- 転職活動をしている
- 支出を見直している
- 借金を返済している
- 収入を増やすために学び直している
など、具体的な行動があるかどうかを見てみましょう。
少しずつでも現実を動かそうとしているなら、今の状態だけで判断しすぎない方がいい場合もあります。
4. あなたに依存せず責任を持とうとしている
お金がないときに大切なのは、彼女に頼りきるのではなく、自分の人生に責任を持とうとしているかどうかです。
一時的に支えてもらうことと、相手に依存することは違います。
お金がない状況でも、あなたの収入や優しさを当然のように当てにしていないか。
自分の課題として向き合おうとしているか。
そこを見ることで、支え合える関係なのか、一方的に背負う関係なのかが見えやすくなります。
5. 二人で生活を作る意識がある
お金が十分になくても、二人で生活を作っていこうとする意識があるなら、将来を考えられる可能性があります。
結婚生活は、どちらか一方だけが頑張るものではありません。
などを、二人で話し合いながら調整していくものです。
たとえ収入が高くなくても、生活に参加する姿勢があり、二人で現実を作ろうとしているなら、その関係には育てていける余地があります。
彼氏にお金がないことで冷める自分を責めなくていい
彼氏にお金がないことで気持ちが冷めてしまうと、「自分はお金で人を見ているのではないか」と責めてしまう人もいるでしょう。
特に、彼が優しい人だったり、悪い人ではなかったりすると、お金のことで不安になる自分の方が冷たいように感じるかもしれません。
けれど、気持ちが冷める理由は、お金そのものだけとは限りません。
- 将来が見えないこと
- 頼れないと感じること
- 自分ばかりが負担しているように感じること
- 大切な話を避けられているように感じること
そうした不安や違和感が重なって、気持ちが離れていく場合もあります。
お金のことで冷める自分を、すぐに薄情だと決めつける必要はありません。
まずは、「彼にお金がないこと」が嫌なのか、「その状況への向き合い方」に不安を感じているのかを分けて見ていくことが大切です。
年代別:優しいけどお金がない彼氏を見るポイント
「優しいけどお金がない彼氏」と向き合うときは、年齢によって見るべきポイントも少し変わります。
もちろん、何歳だから必ずこうだと決めつける必要はありません。
ただ、20代・30代・40代では、仕事や収入、結婚への現実感が変わりやすいため、年代ごとの目安を持っておくと判断しやすくなります。
1. 20代の彼氏にお金がない場合
20代の場合、まだ収入が安定していなかったり、転職や資格取得、キャリア形成の途中だったりすることも多いでしょう。
そのため、今の収入だけで判断しすぎる必要はありません。
ただし、将来に向けて働く意欲があるか、少しずつでも生活を整えようとしているかは見ておきたいところです。
若いからお金がなくても仕方ない、で終わらせるのではなく、これからどうしていきたいのかを話せるかどうかが大切です。
2. 30代の彼氏にお金がない場合
30代になると、結婚や同棲、出産、住まいなど、現実的な将来設計を考える人も増えてきます。
そのため、彼氏にお金がない場合は、今後の働き方や収入の見通し、貯金、借金の有無などをより具体的に確認しておきたい時期です。
もちろん、30代で収入が低いこと自体が悪いわけではありません。
ただ、将来について話し合えない、改善する気が見えない、あなたに負担を任せようとしている場合は、不安が大きくなりやすいでしょう。
3. 40代の彼氏にお金がない場合
40代の彼氏にお金がない場合は、これまでの働き方やお金の使い方、生活への責任感を含めて見る必要があります。
一時的な事情で収入が下がっているのか、長くお金の問題を抱えているのかによっても、判断は変わります。
また、40代になると、収入だけでなく、健康、親の介護、老後資金などの現実的なテーマも近づいてきます。
人によっては過去の婚姻歴による養育費の負担があるかもしれません。
だからこそ、優しさだけで判断するのではなく、二人で生活を作っていく意識があるか、現実的な話し合いができるかを確認することが大切です。
お金がない彼氏と結婚を考える前に確認したいこと
お金がない彼氏と結婚を考えるなら、気持ちだけで進める前に、現実的な確認も必要です。
確認することは、彼を責めるためではありません。
二人で安心して生活を作っていけるかを見極めるために、結婚前に話しておきたいことがあります。
1. 収入・支出・貯金・借金の現状
まず確認したいのは、今のお金の全体像です。
- 毎月の収入はいくらあるのか
- 支出はどのくらいあるのか
- 貯金はあるのか
- 借金やローン、奨学金の返済はあるのか
ここを曖昧にしたまま結婚に進むと、あとから大きな不安につながることがあります。
お金の話は聞きにくいものですが、結婚を考えるなら避けて通れないテーマです。
2. 仕事やキャリアへの考え方
今の収入だけでなく、彼がこれからの仕事やキャリアをどう考えているのかも大切です。
- 今の仕事を続けるつもりなのか
- 転職を考えているのか
- 収入を増やすために行動しているのか
- 働き方にどんな希望があるのか
今すぐ高収入である必要はありません。
ただ、将来の働き方について何も考えていなかったり、話し合いを避けたりする場合は、結婚後も不安が続きやすくなります。
3. 生活費や家事の分担
結婚生活では、お金だけでなく、生活全体をどう分担するかも重要です。
- 彼の収入が低い場合、生活費をどのように分けるのか
- 家事はどのように担当するのか
- どちらか一方に負担が偏らない形を作れるのか
収入の差があること自体は、必ずしも問題ではありません。
ただ、生活費も家事も精神的な負担も、すべて片方に寄ってしまうと、関係は苦しくなりやすいです。
二人で暮らしを作る意識があるかどうかを、結婚前に確認しておきましょう。
4. 子ども・住まい・働き方の希望
結婚を考えるなら、子ども、住まい、働き方についての希望も話しておきたいところです。
- 子どもを望むのか
- どこに住みたいのか
- 共働きを続けるのか
- どのくらいの生活水準を望むのか
こうした希望が大きくずれていると、お金の不安はさらに大きくなります。
特に、収入が限られている場合は、どの希望を優先するのか、どこを調整するのかを二人で考える必要があります。
5. 困ったときに話し合えるか
最終的に大切なのは、困ったときに二人で話し合えるかどうかです。
お金の問題は、結婚生活の中で形を変えながら出てくることがあります。
収入が変わることもあれば、急な出費が必要になることもあります。
仕事、家族、住まい、健康など、思い通りにいかないこともあるでしょう。
そのときに、逃げるのか、責め合うのか、二人で現実を見るのか。
お金がない彼氏と結婚を考えるなら、収入額だけでなく、問題が起きたときに一緒に向き合える相手かどうかを確認しておくことが大切です。
お金がない彼氏と付き合い続けるか迷ったときの判断軸
お金がない彼氏と付き合い続けるか迷ったときは、彼の収入額だけで判断しようとすると、かえって迷いやすくなります。
大切なのは、彼の状況と向き合い方を見ること。
そして、自分自身がどのような不安や安心感を持っているのかを確認することです。
1. 自分の不安をなかったことにしていないか
「好きだから大丈夫」
「お金のことを気にする自分が悪い」
「彼も大変なのだから、私が我慢すればいい」
そうやって、自分の不安をなかったことにしていないか確認してみましょう。
お金の不安は、関係を壊すために出てくるものではありません。
これからの生活や、自分の安心感を考えるための大切なサインでもあります。
2. 彼と話したあと安心感が増えるか
お金の話をしたあと、少しでも安心感が増えるかどうかも大切です。
収入がすぐに増えなくても、彼が状況を正直に話してくれたり、これからどうするかを一緒に考えてくれたりするなら、不安は少しずつ整理されていきます。
反対に、話すたびに曖昧にされたり、不機嫌になられたり、あなたの方が悪いように扱われたりするなら、不安はさらに大きくなっていきます。
話し合いの結果だけでなく、話し合ったあとの自分の感覚も見てみましょう。
3. 自分ばかりが背負う関係になっていないか
お金のことも、生活のことも、将来のことも、自分ばかりが考えている。
そう感じるなら、一度立ち止まってもいいでしょう。
彼にお金がないことそのものよりも、あなた一人が現実を背負う形になっていることの方が、長く続くと苦しくなります。
支えることと、相手の人生まで背負うことは違います。
二人の関係が、一方的な負担になっていないかを見てみてください。
4. 彼の未来だけでなく、自分の未来も大切にできているか
彼を支えたい気持ちが強いと、自分の未来を後回しにしてしまうことがあります。
- 彼がいつか変わるかもしれない
- 彼の可能性を信じたい
- 今は私が頑張ればいい
そう思うことがあっても、自分の人生まで置き去りにする必要はありません。
彼の未来だけでなく、自分がどんな生活をしたいのか、どんな安心を大切にしたいのかも見てあげることが大切です。
5. 自分はどのくらい経済的な安心を必要としているか
お金がない彼氏と付き合い続けられるかどうかは、自分がどのくらい経済的な安心を必要としているかによっても変わります。
収入が高くなくても、生活に参加してくれることや、二人で話し合えることに安心できる人もいます。
一方で、ある程度の安定収入や貯金がないと、将来への不安が強くなる人もいます。
どちらが正しいということではありません。
大切なのは、自分が何に安心し、何に不安を感じるのかを知ることです。
お金がない彼氏が悪いのか、自分が気にしすぎなのかという二択で考える必要はありません。
自分にとって無理のない関係なのかを、丁寧に見ていくことが大切です。
見るべきなのは今のお金だけではなく未来を作る姿勢
彼氏にお金がないと、将来や結婚に不安を感じるのは自然なことです。
ただ、お金がないことだけで、すぐに別れるべきだと決める必要はありません。
大切なのは、今の収入額だけではなく、彼がお金の問題にどう向き合っているかです。
そして同時に、自分自身がどのくらい経済的な安心を必要としているのかを知ることも大切です。
彼のお金の問題を見ることは、彼を値踏みすることではありません。
自分がどんな安心を大切にしたいのか、どんな関係を築きたいのかを確認することでもあります。
今のお金だけではなく、未来をどう作っていこうとしているのか。
その姿勢を見ながら、自分にとって無理のない関係を選んでいきましょう。