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付き合ってるのに不安になるのはなぜ?原因と心を軽くする対処法

女性が自分の不安な感情と向き合っている様子

付き合っている彼氏がいるのに、不安が消えない。

別れを匂わされたわけではないのに、彼の気持ちがわからなくなったり、このままで大丈夫なのかと考え込んだりしてしまうこともありますよね。

この記事では、付き合っているはずなのに不安が消えない理由と、カップルの不安を軽くするためにできることを解説します。

また、彼との関係だけでは解消しきれない不安の奥で、心の中に何が起きているのかについても見ていきます。

Contents

付き合っているのに不安になる人は多い

大好きな人と付き合っていて、幸せなはずなのに、なぜか不安。

大きな問題が起きているわけではないのに、どこか不安がつきまとい、彼の言葉や態度を必要以上に気にしてしまう。

そのような状態が続くと

「自分の感覚がおかしいのではないか」
「こんなに不安になるのは普通ではないのではないか」

と考えてしまうこともあるでしょう。

友達に相談して、「仲が悪いわけじゃないなら大丈夫じゃない?」と言われて終わってしまうと、さらに「自分だけが気にしすぎているのかもしれない」と、二重の意味で不安になりますよね。

ですが、付き合っているのに不安になること自体は、決して珍しいことではありません。

このメディアを運営する自己対話の学校でも、交際中の彼がいるけれど不安な気持ちが消えない、というご相談はよくあります。

まずは、付き合っているのに不安になる主な原因から見ていきましょう。

 

付き合っているのに不安になる主な原因

ではまず、付き合っているのに不安になる主な原因を5つ見ていきましょう。

心当たりがあるものがないか、順番に確認してみてください。

 

1. 彼の言動に不安材料がある

まず、シンプルに彼の言動に不安材料があるケースです。

この場合、自分が不安になる理由は比較的わかりやすいでしょう。

たとえば、次のような言動です。

  • 彼に女友達が多い
  • 元カノとの関係を切らないタイプである
  • 「〇〇ちゃんって本当にかわいいよね」と彼女以外の女性をよく褒める

このような言動がある場合、彼が意図的に彼女を不安にさせようとしているのか、それともただデリカシーがないだけなのかはさておき、不安になるのも自然なことです。

恋人関係では、相手の異性関係や距離感が安心感に大きく影響します。

彼に悪気がなかったとしても、自分にとって不安材料になる言動が続いているなら、その不安をなかったことにする必要はありません。

 

2. 彼の態度が変わってきた

彼の態度が変わってきたときも、不安になりやすいでしょう。

これは、彼の言動そのものに明確な問題があるというよりも、以前との違いによって不安が生まれるケースです。

付き合いたての頃は毎日LINEをして、電話もして、彼も仕事の合間に時間があれば連絡をしてくれていた。

それなのに、半年経った今では1日1通LINEがあるかどうか。

デートも外出ではなく、お家デートばかりになっている。

彼氏本人は特に不満がなさそうでも、こちらとしては

「手を抜かれているのではないか」
「このまま私の存在がどうでもいいものになってしまうのではないか」

と感じるのも普通です。

交際初期の熱量が落ち着くこと自体は、必ずしも悪いことではありません。

ただ、以前は不安なく付き合えていたのに、彼の態度が明らかに変わったように感じるなら、不安になるのも無理はないでしょう。

 

3. 彼の気持ちがわからない

3つ目は、彼の気持ちがわからないケースです。

付き合っているという事実はあっても、相手の気持ちが見えないと、不安は大きくなりやすいものです。

たとえば、次のような場合です。

  • 自分から告白して付き合った
  • 相手が愛情表現を積極的にするタイプではない
  • 「好き」と言葉にしてくれることが少ない
  • 彼氏彼女という形はあるのに、気持ちが伝わってこない

このように、カップルという肩書きはあっても、相手の気持ちが本当に自分に向いているのかわからないとき、不安になるのは当然です。

恋愛では、関係の形だけで安心できる人もいますが、言葉や態度で愛情を確認できないことで、不安になる人もいるでしょう。

 

4. 自分の魅力に自信がない

4つ目は、彼がどうこうではなく、そもそも自分の魅力に自信がないケースです。

自己肯定感や自己受容感とも関係しますが、自分に自信がないと、付き合っているという事実があっても安心しにくくなります。

たとえば、心の中で次のように考えてしまうことがあります。

「私なんか彼に釣り合わないのではないか」
「彼は今は好きと言ってくれているけれど、遠くない未来に私のことなんてどうでもよくなるはず」 「私よりもっとかわいい子がいたら、そっちに行くんだろうな」

このように、付き合っている事実はあっても、自分に自信がないことで、彼女であることに安心できず、不安になってしまうことがあります。

彼がどれだけ好きだと言ってくれても、自分自身が「愛される私」を受け入れられていないと、その言葉を信じきれません。

その結果、彼の小さな言動にも敏感になり、不安が膨らみやすくなります。

 

5. 将来への漠然とした見通し

5つ目は、将来への漠然とした見通しが立たなくて不安になるケースです。

これは、彼氏に愛されているかどうかという気持ちの問題だけではありません。

二人の関係がこの先どうなっていくのか見えないことから、不安が生まれる場合です。

たとえば、次のような不安です。

「彼は私との将来を考えているのか」
「私は彼と生涯を共にしたいのか」
「カップル以上の関係に進みたいのか」
「経済的にもやっていけるのか」

このように、二人がこの先どうなっていくのか見通しが立たないことで、漠然とした不安を感じることもあります。

特に、結婚や同棲などを意識する時期になると、恋愛感情だけでは片づけられない現実的なテーマが出てきます。

好きだからこそ、この先の関係を考える。

その中で不安が出てくるのは、関係を真剣に見ているからでもあります。

 

不安を軽くするためにできること5つ

ではここから、不安な気持ちが消えないときにできることを5つご紹介します。

不安を完全になくそうとするよりも、まずは不安を少し軽くすることを目指してみましょう。

 

1. 不安な気持ちを観察してみる

まず、自分が不安だと感じている気持ちをじっくり観察してみましょう。

  • いつから不安なのでしょうか
  • 何が不安なのでしょうか
  • どうなったら、その不安は少し軽くなるのでしょうか

このように、自分の心に意識を向けて、静かに問いかけてみてください。

問いかけたことに対して、心の中から何らかの返答や反応がある場合もあれば、すぐには何も出てこない場合もありますが、そこは気にしなくて大丈夫です。

大切なのは、自分が不安になっているという事実に目を向けてあげることです。

そのこと自体が、不安を少し楽にすることにもつながります。

 

2. 信頼できる人に気持ちを聞いてもらう

二つ目は、信頼できる人に気持ちを聞いてもらうことです。

信頼できる人は、親友でも、恩師でも、少し年上の友人でも構いません。

なるべく情緒が安定していて、余計な助言をせず、不安な気持ちをそのまま吐き出させてくれる人が望ましいでしょう。

場合によっては、プロのカウンセラーに頼るのもおすすめです。

不安になるような出来事がはっきり起きているわけではないのに、なぜか不安が消えない。

そのような話は、聞く側にもある程度の心の余裕や忍耐力が必要になるケースが多いです。

身近な人に話しにくい場合は、気軽にプロの力を借りてみるのもおすすめです。

 

3. 思いっきり友達に甘える

もし、懐が深く、心の余裕がある友達がいるなら、思いっきり友達に甘えてみるのも一つの手です。

遠慮しながら不安な気持ちを聞いてもらうのではなく、

「ごめん、今めちゃくちゃ不安だから、今日はがっつり甘えさせて」

と、オープンな形でお願いしてみるのです。

プロのカウンセラーのように、不安な気持ちをじっくり傾聴し、感情を丁寧に受け止めることは、訓練を受けていない人には難しいことが多いです。

ですが、「思いっきり甘えさせてほしい」というストレートなお願いには、意外と快く応えてくれる人もいます。

一人で不安を抱え込むよりも、誰かの存在に一度預けてみることで、気持ちが少し緩むことがあります。

 

4. 彼氏に「付き合ってるのに不安!」と甘えてみる

いっそのこと、彼氏に直接、

「ねえ、付き合ってるのにすごく不安なんだけど、どうしよう」

と甘えてみるのも一つの手です。

もしかしたら彼は、あなたが不安を感じていることを知らないかもしれません。

よほど意地悪な人でない限り、好きで付き合っている彼女が不安になっていると知れば、何らかの形で安心させたいと思うのではないでしょうか。

その際は

「不安なんだから何とかしてよ」
「あなたのせいで不安なんだよ」

というように、クレームとしてぶつけてしまうと、相手も受け止めにくくなります。

そうではなく、

「好きだからこそ不安になることがある」
「少し甘えさせてほしい」

というリクエストの形にしてみることがおすすめです。

 

5. 不安という感情に勢いよく浸ってみる

5つ目は意外かもしれませんが、不安という感情に、つま先から頭の先まで浸ってみることです。

私たちは、不安に限らず、さまざまな感情を「感じてはいけない」と自分に禁止すると、かえってその感情が強くなることがあります。

怒っているのに、怒りを感じてはならないと抑えれば抑えるほど、腹の中がぐつぐつ煮えたぎる。

悲しい出来事があったのに、悲しんではいけないと我慢すればするほど、その悲しみは氷のようになって、何年も心の奥に残る。

感情には、生まれたその瞬間に思いきり感じきったほうが、あとに残りにくいという特性があります。

不安という感情が出てきたときも、それが何の不安なのか、どこから来た不安なのか、すぐに理由がわからなくても構いません。

まずは、

「不安。不安。不安。不安。不安。不安。不安」
「私は今、不安なんだ」

と認めてみる。

不安から逃げるのではなく、いったん自分からその感情に飛び込んでみるのです。

すると、意外とあっさり不安が抜けていくこともあります。

不安を消そうとするよりも、不安を感じきる。

それも、自分の心を楽にするための一つの方法です。

 

不安を感じやすい自分との付き合い方チェックリスト

では最後に、不安を感じやすい人に確認してほしい3つのチェックリストをご紹介します。

ここまで、付き合っている彼氏がいるにもかかわらず不安になるのは、決して珍しいことではないという前提でお話ししてきました。

ただ、人によっては、不安があまりにも強くなりすぎて、日常生活に支障が出ることもあります。

一人でいることが苦しくて、彼氏とずっと一緒にいないと落ち着かない。

彼氏と会えない日は、友達に連絡し続けたり、誰かのそばにいないと心が持たない。

そのように、不安という感情に強く振り回されて疲れてしまう場合は、今の彼との関係だけではなく、自分の心の奥にケアが必要な傷が残っている可能性もあります。

不安が過度に強いと感じる場合は、次の3つを確認してみてください。

 

1. 自分の“愛情タンク”を確認する

まず確認したいのは、自分の“愛情タンク”の状態です。

愛情タンクとは、自分の中にある「愛されている感覚」や「満たされている感覚」を入れておく器のようなものです。

このタンクがある程度満たされていると、彼からの連絡が少し遅れたり、愛情表現が少なかったりしても、必要以上に不安になりにくくなります。

反対に、愛情タンクが空っぽに近い状態だと、彼の小さな言動にも強く反応しやすくなります。

LINEの返信が少し遅いだけで、「もう好きじゃないのかもしれない」と感じる。

いつもより言葉がそっけないだけで、「私のことがどうでもよくなったのかもしれない」と考えてしまう。

本当は彼の問題というより、自分の中の愛情タンクが枯れていて、少しの刺激で不安があふれ出している場合があります。

この場合、彼から愛情をもらうことだけで不安を解消しようとしても、なかなか安心しきれません。

まずは、自分の中にどれくらい安心感や愛されている感覚があるのかを見てみましょう。

 

2. 幸せが怖いという思い込みがないか

次に確認したいのは、「幸せが怖い」という思い込みがないかです。

付き合っているのに不安になる人の中には、幸せな状態そのものに慣れていない人もいます。

うまくいっているはずなのに、どこか落ち着かない。

彼が優しくしてくれているのに、「この幸せはいつか終わるのではないか」と考えてしまう。

何も問題が起きていないのに、「何か悪いことが起きる前触れなのではないか」と疑ってしまう。

このように、幸せを受け取ることに慣れていないと、安心できるはずの状況でも不安を探してしまうことがあります。

これは、今の彼が悪いというより、過去の経験から「幸せは長く続かない」「安心していると傷つく」という思い込みができている可能性があります。

もし心当たりがあるなら、「私は本当に、今の幸せを受け取っていいと思えているだろうか」と問いかけてみてください。

不安の奥には、幸せを失う怖さが隠れていることがあります。

 

3. 誰かを信じることに抵抗はないか

三つ目は、誰かを信じることに抵抗がないかです。

付き合っているのに不安が消えないとき、表面的には

  • 彼の気持ちがわからない
  • 彼が離れていくかもしれない

と感じているように見えます。

ですが、さらに奥を見ていくと、「人を信じることそのものが怖い」というテーマが隠れていることがあります。

  • 過去に信じていた人から裏切られた
  • 大切な人が急に離れていった
  • 本音を見せたときに、受け止めてもらえなかった

そのような経験があると、今の彼が誠実に向き合ってくれていたとしても、心のどこかで「どうせいつか傷つく」と身構えてしまうことがあります。

信じたいのに信じきれない。
愛されたいのに、愛されるほど怖くなる。

このような状態になっている場合、不安を消そうとするだけではなく、「私は誰かを信じることに怖さを感じているのかもしれない」と見てあげることが大切です。

不安は、彼との関係を壊すために出てきているのではありません。

自分の心の奥にある傷や怖さに気づかせるために、表に出てきている場合もあります。

 

その不安は幸せの裏返しかも

この記事では、彼氏と付き合っているのに不安が消えない人に向けて、その原因や心を軽くする対処法についてご紹介してきました。

せっかく幸せなお付き合いをしているはずなのに、不安が消えないと、そのこと自体がストレスになりますよね。

ただ、その不安はもしかしたら幸せの裏返しかもしれません。

今がとても幸せだから、この幸せが壊れてしまうのではないかと不安になる。

大好きな彼だからこそ、離れていってしまうのではないかと不安になる。

ずっと一緒にいたいからこそ、そうではなくなってしまう未来が怖くなる。

不安という感情は、決して心地よいものではありません。

それでも、「私は不安になるくらい、今の関係を大切に思っているのかもしれない」と見方を変えてみると、不安の奥にある本当の気持ちにも気づきやすくなります。

不安を無理に消そうとするのではなく、その奥にある幸せや愛情にも目を向けてみる。

そうすることで、今ある二人の関係を、もう少し安心して味わえるようになるのではないでしょうか。

この記事を書いた人

江藤有紀 自己対話の学校主宰。女性向け商業施設の運営に従事したのち、人間心理についての発信を始め、人生相談を受けるようになり独立。
人生の悩みは、自分との繋がりが薄くなっているサインと捉え、自己対話を体系的に学ぶプログラム企画などを行う。 著者プロフィールを見る

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