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恋愛してる自分が嫌い…自分嫌いな人の恋愛傾向と抜け出し方

恋愛している自分が嫌いな女性が悩んでいる様子

恋愛をしている時の自分が嫌い。

好きな人の反応に振り回されたり、不安や嫉妬が強くなったり、普段の自分とは違う感情に飲まれてしまったりして、そんな自分に嫌悪感を覚える人もいるのではないでしょうか。

この記事では、恋愛してる自分が嫌いになる心理とその背景、そこから抜け出すための考え方について解説します。

Contents

恋愛してる自分は好き?嫌い?

あなたは、恋愛をしている時の自分が好きですか。それとも、嫌いですか。

恋愛というのは、どうしても意識が相手に向きやすいものです。

  • 誰のことが好きなのか
  • 相手は自分をどう思っているのか
  • 付き合える可能性はあるのか
  • 相手の言動にはどんな意味があるのか

気づけば、相手のことばかり考えてしまうこともあるでしょう。

そんな時に、「誰を好きか」だけではなく、「誰といる時の自分が好きか」という視点で恋愛を見るのは、とてもわかりやすい基準です。

一緒にいると自然体でいられる相手もいれば、好きなのに萎縮してしまう相手もいます。

相手との関係の中で、自分でも知らなかった一面が引き出されることもあるでしょう。

けれど中には、「誰といる時の自分が好きか」以前に、恋愛している自分そのものが嫌いだと感じる人もいます。

好きな人のことばかり考えてしまう自分、不安や嫉妬に振り回される自分、恋愛にうつつを抜かしているように見える自分に、嫌悪感を覚えてしまうのです。

 

恋愛してる自分が嫌いになるのはなぜ?

恋愛してる自分が嫌いになる背景には、恋愛そのものが嫌いというよりも、恋愛によって普段は見ないようにしている自分の一面が出てくることへの戸惑いがあります。

では、具体的にどのような理由で「恋愛している自分が嫌い」という心境になるのでしょうか。

ここでは代表例を3つ紹介します。

 

1. 感情コントロールが効かなくなるから

恋愛してる自分が嫌いになる理由の1つ目は、感情コントロールが効かなくなるからです。

普段は冷静でいられる人でも、恋愛になると、好きな人の返信ひとつで気分が大きく変わることがあります。

  • 連絡が来れば安心する
  • 返信が遅ければ不安になる
  • そっけない態度で気分が乱れる

そんなふうに、相手の反応によって自分の感情が大きく揺れると、「自分で自分をコントロールできていない」と感じやすくなります。

そしてその感情の揺れを、ただの不安や寂しさとして受け止めるのではなく、「こんなことで振り回される自分は情けない」「重い」「面倒くさい」と責めてしまうと、恋愛してる自分がどんどん嫌いになっていきます。

恋愛以外の場面では感情コントロールがしっかりできる人ほど、この状態が不快かもしれません。

 

2. 理性的な自分が好きだから

恋愛してる自分が嫌いになる理由の2つ目は、理性的な自分が好きだからです。

普段から、自分のことを冷静でいたい、感情的になりたくない、落ち着いて物事を判断できる人でいたいと思っている人ほど、恋愛で感情が乱れる自分に強い抵抗を感じやすくなります。

  • 会いたいけど、そんなこと言いたくない
  • 寂しいと感じる自分が嫌だ
  • 相手に守られたいなんて望んでいる自分が恥ずかしい

このように、恋愛では、自分の中にある素直な欲求や弱さが表に出やすくなります。

けれど、理性的でいたい自分にとっては、その感情的な自分や、誰かを強く求める自分が受け入れにくいことがあります。

そのため、恋愛そのものよりも、恋愛によって引き出される自分の不安定さやピュアな部分に嫌悪感を覚えてしまうのです。

 

3. 自分軸でいられなくなるから

恋愛してる自分が嫌いになる理由の3つ目は、自分軸でいられなくなるからです。

好きな人ができると、どうしても相手の反応が気になります。

  • 相手はどう思っているのか
  • 今の言葉にどんな意味があるのか
  • 連絡の頻度は減っていないか
  • 自分はちゃんと大事にされているのか

もちろん、恋愛で相手の気持ちが気になるのは自然なことです。

ただ、その比重が大きくなりすぎると、自分がどうしたいかよりも、相手にどう思われるかを優先するようになります。

相手を好きなはずなのに、その恋愛の中で自分が小さくなっていくように感じる。

その違和感が、「恋愛してる自分が嫌い」という感覚につながっていくのです。

 

恋愛中の自分が嫌いな人が本当に嫌っているもの

恋愛してる自分が嫌いだと感じる時、表面的には「恋愛に振り回される自分」が嫌なのだと思うかもしれません。

けれど、もう少し深く見ていくと、本当に嫌っているのは、恋愛そのものではなく、恋愛によって表に出てくる自分の一部であることが多いです。

そして、その自分を受け止めきれない時に、「恋愛してる自分が嫌い」という感覚が生まれやすくなるのです。

ここでは「自分で受け止めにくい自分の姿」の代表例として5つ整理してみます。

 

1. 感情的な自分

恋愛中の自分が嫌いな人が嫌っているものの1つ目は、感情的な自分です。

恋愛をしていると、普段なら流せるようなことにも強く反応してしまうことがあります。

  • 返信が少し遅いだけで不安になる
  • 他の人と楽しそうにしている姿を見て嫉妬する
  • 会えない時間が続くと寂しさが強くなる

頭では「こんなことで揺れたくない」と思っているのに、感情の方が先に反応してしまうのです。

特に、普段から冷静でいたい人ほど、恋愛で感情的になる自分を嫌いやすいです。

 

2. 依存的な自分

恋愛中の自分が嫌いな人が嫌っているものの2つ目は、依存的な自分です。

感情的な自分が「感情の揺れ」だとしたら、依存的な自分は「相手に安心を預けすぎる自分」です。

  • 相手に愛されていないと、自分まで崩れそうになる
  • 相手に必要とされることで、自分の価値を感じようとする
  • 相手との関係が不安定になると、自分の生活全体まで不安定になる

このように、相手の存在が自分の安心の中心になりすぎると、「私はこの人に依存しているのかもしれない」と感じやすくなります。

誰かにすがるような恋愛はしたくないと思っている人ほど、好きな人を心の支えにしてしまう自分を強く責めてしまいます。

 

3. ピュアな自分

少し意外に感じるかもしれませんが、ピュアな自分を嫌っている人も珍しくありません。

恋愛してる自分が嫌いな人は、不安になる自分や嫉妬する自分だけを嫌っているわけではありません。

  • 誰かをまっすぐ好きになる自分
  • 期待してしまう自分
  • 愛されたいと願う自分
  • 相手の言葉ひとつで嬉しくなってしまう自分

こんなピュアな自分にもどこか恥ずかしさや抵抗を感じていることがあります。

大人なのに、こんなに浮かれている自分が嫌だ、といったように「みっともないもの」として扱ってしまうのです。

 

4. 相手に振り回される自分

恋愛中の自分が嫌いな人が嫌っているものの4つ目は、相手に振り回される自分です。

  • 好きな人の態度によって気分が変わる
  • 相手の予定に合わせてしまう
  • 相手が不機嫌だと落ち着かない

そういう状態が続くと、「私の人生なのに、どうしてこんなに相手中心になっているんだろう」と感じることもあるでしょう。

特に、自立していたい人や、自分のペースを大事にしたい人ほど、恋愛で相手に振り回される自分を強く嫌いやすいです。

 

5. 誰かに選ばれない自分

そして5つ目に、誰かに選ばれない自分を嫌っている人も多いでしょう。

恋愛では、相手に選ばれるかどうかがどうしても気になります。

好きな人に好かれるのか 付き合えるのか 自分は特別な存在になれるのか

その不安が強いと、相手の反応を通して、自分の価値を確認しようとしてしまいます。

もちろん「選ばれない」と決まっているわけではありませんが、「選ばれないかもしれない自分」を感じることそのものが不快なのです。

 

恋愛してる自分が嫌いだと起こりやすいトラブル

恋愛してる自分が嫌いな状態が続くと、恋愛そのものを素直に味わいにくくなります。

その背景には、相手との関係だけでなく、恋愛中に出てくる自分を自分で否定してしまう苦しさがあります。

 

1. 恋愛の楽しさを味わいきれない

恋愛してる自分が嫌いだと起こりやすいトラブルの1つ目は、恋愛の楽しさを味わいきれないことです。

本来、恋愛にはうれしさやときめき、相手を思う楽しさもあります。

けれど、恋愛してる自分そのものを嫌っていると、楽しい感情が出てきても、どこかで自分にブレーキをかけてしまいます。

  • 相手から連絡が来てうれしいのに、浮かれている自分が恥ずかしくなる
  • 会えるのが楽しみなのに、期待している自分が嫌になる
  • 相手の言葉で喜んだあとに、「こんなことで一喜一憂したくない」と思う
  • 好きな人のことを考えている時間を、無駄な時間のように感じてしまう

このように、恋愛の中で自然に出てくる喜びまで、自分で否定してしまうことがあります。

その結果、好きな人がいるのに、恋愛を楽しむよりも、自分を監視したり責めたりする時間の方が長くなってしまうのです。

 

2. 相手からの好意を受け取りきれない

恋愛してる自分が嫌いだと起こりやすいトラブルの2つ目は、相手からの好意を受け取りきれないことです。

自分のことが嫌いな状態では、相手から好意を向けられても、それをそのまま信じるのが難しくなることがあります。

  • 優しくされても「本心ではないのでは」と疑ってしまう
  • 褒められても「どうせ社交辞令だ」と流してしまう
  • 大事にされても「いつか離れていくはず」と考えてしまう
  • 好意を向けられるほど、逆に怖くなってしまう

本当は愛されたいのに、いざ愛情を向けられると落ち着かない。

これは、相手の好意が足りないからではなく、自分の中に「私は愛されるはずがない」「こんな私を本当に好きになるわけがない」という前提がある時に起こりやすい反応です。

その前提が強いと、相手からの好意を受け取るよりも、疑うことや失うことへの不安の方が大きくなってしまいます。

 

3. 関係を破壊する方向に無意識で進む

恋愛してる自分が嫌いだと起こりやすいトラブルの3つ目は、関係を破壊する方向に無意識で進んでしまうことです。

  • 相手に好かれているか不安になる
  • 大切にされているのか信じきれない
  • 愛されたいのに、愛されるほど怖くなる

そんな状態が続くと、自分でも気づかないうちに、関係を壊すような行動を取ってしまうことがあります。

恋愛してる自分が嫌いな時は、相手との関係だけでなく、自分の中にある「愛されたい気持ち」と「愛されるのが怖い気持ち」がぶつかっていることもあります。

 

恋愛してる自分が嫌いな時の抜け出し方

では恋愛している自分が嫌いな場合、どのようなステップで抜け出すことができるでしょうか。

ここでは、恋愛してる自分が嫌いな時の抜け出し方を3つ紹介します。

 

1. 嫌いな自分をいじめない

恋愛してる自分が嫌いな時の抜け出し方の1つ目は、嫌いな自分をいじめないことです。

恋愛中に不安になったり、嫉妬したり、相手の反応に振り回されたりすると、つい自分に厳しい言葉を向けてしまうことがあります。

  • また重くなっている
  • こんなことで不安になるなんて面倒くさい
  • 嫉妬する自分がみっともない

このような言葉を自分に向け続けていると、恋愛そのものだけでなく、恋愛している自分までどんどん苦しくなっていきます。

自分で自分を攻撃し続けるのをやめるだけでも、恋愛中の苦しさは少しずつ変わっていきます。

 

2. 意外と周りは受け入れてくれることを知る

恋愛してる自分が嫌いな時の抜け出し方の2つ目は、意外と周りは受け入れてくれることを知ることです。

恋愛中の自分が嫌いな人は、自分の感情や弱さを人に見せることを強く怖がっていることがあります。

  • 不安な自分を見せたら引かれる
  • 嫉妬している自分を知られたら嫌われる
  • 好きな人に夢中になっている自分を見られたら恥ずかしい

そんなふうに考えて、自分の中にある感情を必死に隠そうとするのです。

けれど、実際には、自分が思っているほど周りは厳しく見ていないこともあります。

その経験が増えると、恋愛中に出てくる自分を、少しずつ自分でも受け入れやすくなっていきます。

 

3. 恋愛で出てくる自分にも居場所を作る

恋愛してる自分が嫌いな時の抜け出し方の3つ目は、恋愛で出てくる自分にも居場所を作ることです。

恋愛では、普段の自分とは違う一面が出てくることがあります。

  • 不安になる自分
  • 嫉妬する自分
  • 誰かに甘えたい自分
  • 一番に選ばれたい自分
  • 相手の言葉で舞い上がってしまう自分

そういう自分を見た時に、「これは私じゃない」「こんな自分はいらない」と追い出そうとすると、恋愛してる自分への嫌悪感は強くなっていきます。

けれど、その自分も、自分の中にある一部です。感情的な自分にも、依存的な自分にも、ピュアな自分にも、それぞれ何かしらの理由があります。

恋愛してる自分が嫌いな状態から抜け出すとは、嫌いな自分を消すことではありません。

恋愛をきっかけに出てきた自分と、少しずつ関係を作り直していくことなのです。

 

恋愛は嫌いな自分と関係を深める入口

恋愛してる自分が嫌いになる時、私たちはつい、その自分を消そうとします。

不安になる自分、嫉妬する自分、相手に振り回される自分、誰かに選ばれたいと願う自分。

そうした自分を見つけるたびに、「こんな私はダメだ」「こんな自分では愛されない」と責めてしまうこともあるでしょう。

けれど、恋愛で出てくる自分は、消すべき失敗作ではなく、自分の中にまだうまく扱えていない感情や、ずっと奥にしまってきた願いが表に出てきた姿でもあります。

恋愛してる自分が嫌いな時に必要なのは、いきなり自分を好きになることではありません。

まずは、嫌いな自分をこれ以上いじめないこと。

そして、その自分が何を怖がっているのか、何を求めているのかを少しずつ見ていくことです。

恋愛は、相手との関係を深めるだけのものではありません。

時には、嫌いだと思っていた自分と、もう一度関係を作り直す入口にもなるのです。

この記事を書いた人

江藤有紀 自己対話の学校主宰。女性向け商業施設の運営に従事したのち、人間心理についての発信を始め、人生相談を受けるようになり独立。
人生の悩みは、自分との繋がりが薄くなっているサインと捉え、自己対話を体系的に学ぶプログラム企画などを行う。 著者プロフィールを見る

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