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HOME > COLUMNTOP > 自己理解・自己対話 > 適当に生きたいのに、適当になれない私へ|“ゆるめる勇気”を取り戻す自己対話
2025.06.16

適当に生きたいのに、適当になれない私へ|“ゆるめる勇気”を取り戻す自己対話

もうちょっと、テキトーに生きられたら楽なんだろうな

そう思ったこと、ありませんか?

でも実際には、どうにも力が抜けなかったり、「適当にしたいのに、うまくできない」と感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

“適当”にしたいのに、“サボっている自分”を責めてしまったりむしろ、テキトーに生きることのほうが難しく感じてしまう──

この記事では、そんなあなたに向けて、

  • 「適当に生きる」とは何か?
  • なぜ難しいのか?
  • そして、どうすれば“ちょうどいいゆるさ”を取り戻せるのか?

一緒にやさしく探っていきたいと思います。

Contents

  • 適当に生きるほど、悩みは消えていく
  • なぜ“適当になれない”のか?──心の奥にある5つのパターン
    • ① 自分の価値が「頑張ること」と結びついている
    • ② “サボる自分”を許せない完璧主義
    • ③ 誰かに迷惑をかけるのが怖い(過剰な責任感)
    • ④ 期待される自分を演じてしまうクセ
    • ⑤ 「適当に生きてる人」が嫌いだった過去がある
  • “適当になる”とは、自分との関係をゆるめること
  • 私にとって“ちょうどいい適当さ”を見つけるワーク
    • ①「本当はやめたいのに頑張っていること」を書き出す
    • ②「こうだったらいいのに」と思う“ゆるい理想”を描く
    • ③「これはがんばりたい」と思えるものを、ひとつだけ決める
  • まとめ|“ちゃんとしすぎる私”にも、ありがとうを

適当に生きるほど、悩みは消えていく

これまで10年以上にわたり、恋愛や結婚、パートナーシップ、さらには人生そのものについて、多くの女性からご相談を受けてきました。

その中で、悩みを抱える人ほど、まじめで、誠実で、がんばり屋さんだということに気づきました。

人に対しても、自分に対しても誠実でありたい。
求められた役割にちゃんと応えたい。

そんな思いが強いからこそ、無理をしてしまったり、苦しさを感じやすくなったりするのです。

一方で、「適当に生きている人」はどうでしょうか。

もちろん、性格や価値観、置かれている環境によって差はありますが、あまり深く悩まない人も多いように感じます。

必要以上に思い詰めたり、すべてに正解を求めたりせず、「まぁ、これでいいか」と自然に力を抜ける。
誰かに相談する必要も感じないのかもしれません。

日本では、「適当=いい加減」というネガティブなイメージが根強くあります。

「真面目であることが美徳」「きちんとしている人が信頼される」

そういった文化の中で育ってきた私たちは、無意識のうちに「適当であること」を自分に許せなくなっていることも多いのです。

けれど、過剰な真面目さはときに、自分をすり減らしてしまうこともあります。
一方で、すべてを投げ出すような“無関心な適当さ”にも、どこか虚しさが残ります。

  • だからこそ大切なのは、「自分にとっての適度な適当さ」を見つけること。
  • 頑張りたいときは頑張れる自分でありながら、無理をしすぎているときには、自然にゆるめられる自分でもあること。
  • その“ちょうどよさ”を、自分の感覚で確かめていくこと。

このコラムでは、そんな「自分にとっての適当さ」を整えるための視点やヒントを、いくつかご紹介していきます。

 

なぜ“適当になれない”のか?──心の奥にある5つのパターン

テキトーに生きたい──そんな願いが心のどこかにあるのに、なぜかそれができない。

むしろ、“適当になること”に対して、無意識のブレーキがかかってしまう。

こういった場合、多くの人の心の中では、

適当にすると、何か大切なものを失ってしまうのではないか

という不安が動いています。

言い換えると、「適当ではない自分」でいることに、無意識のうちにメリットを感じているとも言えるかもしれません。

ここでは、その背景にある5つの代表的なパターンをご紹介します。

 

① 自分の価値が「頑張ること」と結びついている

努力してこそ意味がある。
がんばっている私が、私である──

そんな信念を長く持ち続けてきた人にとって、“適当になる”ということは、自分の価値が失われるような感覚にさえつながります。

人から評価された経験も、自信をつけてきたプロセスも、その多くが「努力の結果」だったからこそ、

頑張らない私は、空っぽなんじゃないか

と感じてしまうのです。

このタイプの人にとっては、適当になること=自分を軽んじることに感じられてしまう。

だからこそ、力を抜くことにも、深い怖さが生まれるのです。

 

② “サボる自分”を許せない完璧主義

完璧主義の人は、「中途半端」を自分に許すことができません。
何事も正しく、美しく、漏れなく丁寧に──
そうでなければ「意味がない」とさえ思ってしまうことも。

その根っこには、「手を抜いたら、取り返しがつかなくなる」という怖れがあります。

たとえば、「1日だけ休もう」と思っていたはずが、そこから何もかも崩れていく気がする。
少しの適当さも“大崩壊”と直結して見えてしまう。

一方で、“きちんとしている自分”でいることで、「信頼される」「認められる」という明確なメリットも得てきたため、そこから抜け出すことにも抵抗感が出てきます。

 

③ 誰かに迷惑をかけるのが怖い(過剰な責任感)

私さえがんばれば、うまく回る。
誰かに迷惑をかけたくない──
そんな思いが強い人は、“適当になる”こと=誰かの足を引っ張ることのように感じられてしまいます。

実際、過去に「人に迷惑をかけた」と感じた出来事が強く残っている人ほど、再びそうなることを避けようと、過剰なまでにがんばってしまう傾向もあります。

でもその優しさの裏には、「自分を後回しにすることが当たり前」になってしまっているという事実も。

適当になることで、「迷惑をかける人になってしまう」という不安がある限り、心からゆるむことは難しくなってしまうのです。

 

④ 期待される自分を演じてしまうクセ

真面目でしっかりしている人。
いつも気が利く、頼れる存在──
そういう“理想の自分像”を周囲から期待されてきた人ほど、適当になることは、「その期待を裏切ること」のように感じてしまいます。

そして、他人からの評価だけでなく、「そうあろうとする自分」にも慣れすぎてしまっている。

もうそれが“自然体”になっていて、ゆるむこと自体に違和感がある。

結果として、「適当な自分=人から見放される自分」というイメージが無意識に結びつき、気づかないうちに“頑張る自分”を演じ続けてしまうのです。

 

⑤ 「適当に生きてる人」が嫌いだった過去がある

最後にもう一つ、あまり意識されにくいけれど大きなブレーキとなるのが、「適当に生きている人に対して、嫌悪感や反発を抱いてきた過去」です。


・身近な誰かが“いい加減”で振り回された経験がある
・ルーズで無責任な人に傷つけられたことがある
・「あんなふうにはなりたくない」と思ってきた記憶がある

こうした経験があると、“適当でいること”自体に嫌悪感が染み込んでしまう。

いざ自分がその方向に進もうとしたとき、

まるで、過去に否定した“あの人”と同じになってしまう

そんな自己矛盾を感じて、強い抵抗感が生まれるのです。

これは、過去の自分の「正しさ」が揺らぐような感覚とも言えます。

だからこそ、心が“適当になること”にブレーキをかけてしまうのです。

 

“適当になる”とは、自分との関係をゆるめること

他人にどう思われるか、ではなく、「私がどう感じるか」を軸に置いてみること。

“ちゃんとしなきゃ”と自分を縛ってきたその手を、少しだけゆるめてみること。

それは、わがままになることでも、無責任になることでもありません。

  • 自分を大事に扱うということ
  • 今この瞬間を、丁寧に味わうということ
  • そして、自分の未来を、自分で選び取っていくということ

“適当になる”とは、自分に対して、やさしく問い直していく姿勢とも言えます。

どんなときに無理をしていたのか。
何に対して、過剰に背伸びしていたのか。

そのひとつひとつに気づいていくことは、あたらしい自分との関係を結び直す第一歩です。

たとえば、「適当にお風呂に入る」という感覚。

これは、なんとなく流しで済ませるという意味ではなくて、

“ちょうどいいお湯加減”で入るということに近いかもしれません。

熱すぎれば、長くは浸かっていられない。
ぬるすぎても、どこか落ち着かない。
自分にとって心地いい温度を見つける必要がある。

“適当に生きられない”と感じているとき、人は往々にして、自分にとって「熱すぎるお湯」に入っている状態です。

それはまるで、45度のお風呂に気合いで飛び込んで、「これが普通」と言い聞かせているようなもの。

最初は耐えられても、やがて疲弊して、長く続けることができなくなってしまいます。

今は、少しずつ“水を足していく”時間が必要なのかもしれません。

無理なく、自分の心と身体がほっとできる温度に調整していく。

それは、日々の暮らしのなかでほんの少しだけ“緩める選択”をしていくことと、きっとよく似ています。

自分にとっての「適切な温度」で生きていくこと。

それが、“適当さ”の本質ではないでしょうか。

 

私にとって“ちょうどいい適当さ”を見つけるワーク

何をゆるめていいか分からない。
適当にしたら、大事なものまで手放してしまいそう──

そんなふうに不安になる人こそ、“あなたにとっての適当さ”を、自分の感覚で見つけてみてください。

ここからは、具体的に取り組める3つのワークをご紹介します。

 

①「本当はやめたいのに頑張っていること」を書き出す

まずは、“やめたいけど、やめられていないこと”を紙に書き出してみましょう。

  • 毎日かかさずSNSをチェックする
  • すぐに返信しなきゃと思ってしまう
  • 無理して参加している集まり
  • 家事の“完璧”を手放せない

書き出すことで、「自分に課していた無意識の義務」が見えてきます。

全部をやめる必要はありません。

でも、「これ、今の自分に本当に必要?」と問い直してみるだけで、心がふっとゆるむこともあるんです。

 

②「こうだったらいいのに」と思う“ゆるい理想”を描く

今度は逆に、「こんなふうに生きられたら、心地いいかも」という“ゆるい理想”を書いてみましょう。

  • 朝はアラームなしで自然に起きたい
  • 夜はスマホを見ずに、のんびりお風呂に入りたい
  • 「できない日があってもOK」なスケジュールにしたい
  • 一日ひとつ、自分を甘やかす習慣がほしい

ここで大事なのは、「理想を実現するぞ!」と気合いを入れすぎないこと。

ゆるく、ニヤニヤしながら、“できたらいいな〜”くらいの夢想でOK。

その「余白」こそが、“適当さ”への第一歩になります。

 

③「これはがんばりたい」と思えるものを、ひとつだけ決める

最後に、「これは、自分の意思で大切にしたい」というものを、たったひとつだけ選んでみましょう。

  • 朝に一杯のお茶をいれる
  • 家族とのあいさつだけは欠かさない
  • 好きな音楽を毎日1曲聴く
  • 仕事の中で、ここだけはこだわりたい

なんでもいいのです。

「ちゃんとしなきゃ」で選ぶのではなく、「私が心地いいから、やりたい」と思えること。

“適当に生きる”ということは、「どうでもいい」になることではなくて、「選べるようになる」こと。

自分にとっての軸がひとつあるだけで、他のことをゆるめる勇気が出てくるはずです。

 

まとめ|“ちゃんとしすぎる私”にも、ありがとうを

適当に生きたい──

そう思えるのは、これまで“ちゃんと”をずっとがんばってきた、まじめなあなたがいるからです。

人に迷惑をかけないように。
期待に応えられるように。
失敗しないように。

あなたは、たくさんの責任と誠実さを抱えて生きてきました。

いま心のどこかで「少しゆるめたい」「肩の力を抜きたい」と感じているのは、あなた自身が、あなたに送っている“やさしいサイン”なのかもしれません。

「適当でいいよ」なんて、誰にも言ってもらえなかったかもしれない。

むしろ、“ちゃんとしているあなた”を褒められ続けてきたのかもしれません。

でも、それだけがあなたの価値ではありません。

ちゃんとしてもいいし、しなくてもいい。
がんばってもいいし、がんばらなくてもいい。

そのどちらも選べる自分であることが、本当のしなやかさなのだと思います。

“がんばる私”にも、
“ゆるめる私”にも、
どちらにも同じように「ありがとう」を。

「私にとってのちょうどよさ」を、今日から少しずつ、探し直していきませんか?

あなたの人生の温度が、やさしく整っていきますように。

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