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言い訳ばかりする人がストレス!心理・特徴と上手な対処法

言い訳ばかりする人にストレスを感じてうつむく人物と、「でも」「だって」「聞いてなかった」などの吹き出しが描かれたアイキャッチ画像。心理・特徴・対処法を解説する記事のイメージ。

「でも、〇〇だったので」
「今回はこういう事情があって」
「いや、こんなことがあったから仕方なくて」

職場で、家庭で、友人関係で、言い訳ばかりする人と付き合うのは本当に疲れるものです。

別に責めているわけではないのに、何を言っても「でも」「だって」と返される。

そういうやり取りが続くと、腹の中では思わず、

「あなたの言い訳を聞く時間が無駄なんですけど?!まず謝れよ!」

とイライラが募ることも多いでしょう。

ですが、特に職場などではその怒りをそのまま本人にぶつけるわけにもいきませんし、不満だけがどんどんこちら側に溜まっていきます。

この記事では、言い訳が多い人の心理や特徴、言い訳ばかりしてしまう背景を整理しながら、相手に振り回されにくくなるための対処法を解説します。

Contents

言い訳ばかりする人が疲れる理由

では、言い訳が多い人と関わると、なぜこれほど疲れてしまうのでしょうか。

もちろん、疲れる度合いは相手の性格や普段の態度、仕事の出来不出来、関係性によっても変わります。

ただ、共通しているのは、言い訳が多い人との会話ではコミュニケーションコストが増えてしまうということです。

たとえば職場で、部下が何かミスをしたとします。

「〇〇さん、ここが間違っています。やり直してください」

そう伝えたときに

「はい、申し訳ありませんでした。以後気をつけます」

で終われば、会話はそこで一区切りつきます。

しかし、言い訳が多い人の場合は、そこで終わりません。

「いや、〇〇さんに確認したんですけど、そのときはOKだと言われていて」
「でも、そのときたまたま部長がいなくて、ちゃんと確認できなくて」
「そもそも、この業務についてはまだきちんと研修を受けていないので」

このように、自分には責任がない、自分だけが悪いわけではない、という説明が延々と続きます。

もちろん、事情を説明すること自体が悪いわけではありません。

ただ、その説明が「状況共有」ではなく、「自分は悪くなかったと認めてほしい」という承認要求になっていると、会話は一気に重たくなります。

本来なら10秒で終わるはずのやり取りが、5分、10分とかかってしまう。

これは業務効率の面でも負担になりますし、物事を前に進めたい人、合理性やスピードを重視している人、すでに忙しさを抱えている人にとっては、大きなストレスになります。

毎回、相手の弁解を聞き、事情を受け止め、悪者にならないように気を遣いながら会話を進めなければならない。

そのコミュニケーションコストの高さが、疲れやストレスにつながっていくのです。

 

言い訳する人の特徴

ここからは、言い訳する人によく見られる特徴や態度、よくあるシチュエーションについて整理していきます。

 

1. 謝罪より前に正当化しようとする

言い訳する人の特徴としてまず挙げられるのが、謝罪より前に自己正当化しようとすることです。

何かミスをしたとき、迷惑をかけたとき、相手から指摘されたとき。

まず自分の非を受け止めた方が適切な場面というのはよくあるでしょう。

「すみません」
「確認します」
「次から気をつけます」

この一言があるだけで、会話はかなりスムーズに進みます。

ところが、言い訳が多い人は、その前に「自分は悪くない」という主張を始めます。

「でも、これは〇〇だったので」
「私はちゃんとやったつもりだったんですけど」
「それは私だけの責任ではなくて」

謝罪より前に、弁解が来る。
確認より前に、自己弁護が来る。

これをされると、会話の流れがそこで止まります。

本来なら前に進むはずの会話を、自分の正当化のために止められることがストレスなのです。

 

2. 指摘される前に言い訳が並ぶ

言い訳が多い人は、まだ誰も責めていない段階から、先回りして言い訳を並べる癖があります。

こちらはただ確認したいだけなのに、

「先に言っておくと、これは私のせいではなくて」
「一応説明しておくと、あのときこういう事情があって」
「たぶん誤解されていると思うんですけど」

と、こちらが何かを言う前から防御の姿勢に入ってしまうのです。

もちろん、事前に事情を共有することが必要な場面もありますが、毎回それが続くと、聞いている側はかなり疲れます。

なぜなら、こちらはまだ責めてもいないのに、相手の中ではすでに「自分を責めてくる相手」として扱われているように感じるからです。

話し合いを始める前から、こちらが悪者側に配置されている。

この感覚が、地味にストレスになります。

 

3. 「でも」「だって」が口癖になっている

言い訳する人には、「でも」「だって」が口癖のようになっていることもあります。

何かを伝えるたびに、

「でも、それは」
「だって、あのとき」
「いや、そうじゃなくて」
「そうなんですけど、でも」

と返されると、会話の入り口で毎回ブレーキを踏まれるような感覚になります。

こちらは責めたいわけではない。
ただ話を前に進めたいだけ。
それなのに、毎回「でも」「だって」で止められる。

この小さな引っかかりが積み重なることで、言い訳する人と話すこと自体がストレスになっていきます。

 

4. 責任から逃げようとする

言い訳が多い人は、責任から逃げようとしているように見えることがあります。

言い訳というのは、ある意味では「責任の所在を自分から外へ移す行為」です。

「自分は悪くない」
「仕方なかった」
「環境や他人にも原因がある」

このように言い訳を重ねることで、自分が引き受けるべき責任を、少しずつ外へ逃がしていきます。

ただ、逃がされた責任は消えるわけではありません。

誰かが「自分の責任ではない」と言えば、その責任は宙に浮きます。

そして宙に浮いた責任は、結局、別の誰かが持たされることになります。

そのため言い訳ばかりする人と関わると疲れるのです。

 

5. 言い訳を聞かせる圧が強い

言い訳ばかりする人の中には、言い訳を聞かせる圧が強い人もいます。

ただ一言だけ理由を説明するのではなく

「わかってほしい」
「自分は悪くないと認めてほしい」
「ちゃんと事情を聞いてほしい」
「誤解しないでほしい」

という圧が、会話全体ににじみ出ているのです。

聞いている側は、ただ事実確認をしたかっただけなのに、気づけば相手の事情を受け止め、感情をなだめ、「あなたは悪くなかったんですね」と言わされるような空気になることがあります。

ただの事実確認やミスの指摘をするだけのはずが、いつの間にか、相手の感情をケアするカウンセリングのような役割まで求められてしまうのです。

 

言い訳が多い人の心理

では、言い訳が多い人の内側には、どのような心理があるのでしょうか。

ここではその心理背景について整理していきます。

普段あまり言い訳をしない人ほど、言い訳ばかりする人を見ると、

「なぜそこまで自分を守ろうとするのか」
「なぜ一度受け止めることができないのか」

と、不快に感じると同時に、謎に感じることも多いでしょう。

言い訳の不快さそのものが消えるわけではありませんが、相手がどのような心理で言い訳をしているのかが見えてくると、対処法のヒントになるかもしれません。

 

1. 怒られたくない

言い訳が多い人の心理としてまず多いのは、怒られたくないという気持ちです。

何かを指摘されたとき、本人の中では反射的に「責められる」「怒られる」「評価が下がる」という不安が出ていることがあります。

つまり言い訳は「相手から攻撃される前に防御しないと!」という心の防衛反応です。

聞いている側からすると、その防御反応そのものが面倒なのですが、言い訳を始めた相手に対して

「あぁ攻撃されてるように感じて怖いのだな」

という目線を向けることができると、少しは不快感が下がるかもしれません。

 

2. 失敗した自分を認めたくない

言い訳が多い人は、失敗した自分を認めることが苦手な場合もあります。

  • ミスをした
  • できなかった
  • 迷惑をかけた
  • 期待に応えられなかった

そういう事実をそのまま受け止めることが、その人にとってはかなり苦しいのです。

だから、失敗そのものを見る前に、失敗しなかったことにする理由を探します。

「でも、あの状況なら仕方なかった」
「そもそも説明が足りなかった」
「自分だけの問題ではない」

そうやって理由を並べることで、失敗した自分と向き合わずに済ませようとします。

 

3. 自己肯定感が低い

言い訳が多い人の中には、自己肯定感の低さが背景にある人もいます。

一見すると、自分を正当化してばかりいるので、プライドが高い人のように見えるかもしれません。

けれど実際には、少し指摘されただけで、自分全体を否定されたように感じてしまうことがあります。

「ここが間違っている」と言われただけなのに、

  • 自分はダメだ
  • 嫌われた
  • 責められた

と受け取ってしまう。

つまり言い訳を通して「間違っているという指摘が間違っている」ということにして、自分の価値を守ろうとするのです。

 

4. 他人からの評価=自己価値になっている

言い訳が多い人は、他人からの評価と自己価値が強く結びついていることがあります。

これは、先ほどの「自己肯定感が低い」とも重なります。

自分で自分の価値を認めることができていないと、他人からどう見られているか、他人からどんな評価を受けているかが、そのまま自分の価値のように感じられてしまうことがあります。

  • 相手にどう思われるか
  • できない人だと思われないか
  • 悪い人だと思われないか
  • 責任感がない人だと思われないか

そうした他人からの評価が、自分の価値そのものになっているのです。

そうなると、ミスの指摘や注意は、単なる事実確認では済まなくなり、自己価値を下げられる大事件になってしまいます。

 

5. 自我が肥大化している

言い訳が多い人の中には、自我が肥大化しているタイプもいます。

自我とは、簡単に言えば「自分はこういう人間だ」という自己イメージのことです。

本来、自我は社会や人間関係の中で少しずつ育ち、現実との摩擦を通して整っていきます。

しかし、何らかの理由でその調整がうまくいかないと、客観的な自分と、自分が思い描いている自己イメージの間に大きなズレが生まれることがあります。

周りから見ると、そこまで大きな成果を出しているわけではない。

けれど本人の中では、「自分は本当はもっとすごい」「自分はこんなものではない」という自己イメージが強く残っている。

そのギャップを直視すると、自分の中にある理想の自分が壊れてしまう。

だから言い訳によって、

  • 今はたまたまこうなっただけ
  • 本当の自分は違う
  • 自分の実力がないわけではない

と、自分の自己イメージを守ろうとするのです。

このタイプの言い訳は、単なる説明ではなく、自分の中の“壊されたくない自分像”を守るための防衛です。

だから聞いている側は、ただ事情を聞かされているだけではなく、相手の肥大化した自我まで守らされているような圧を感じてしまうのです。

 

6. 相手の中にある自我像をコントロールしたい

言い訳が多い人は、相手の中にある自分のイメージをコントロールしようと試みていることがあります。

  • かわいい人だと思われたい
  • 真面目な人だと思われたい
  • 仕事ができる人だと思われたい
  • ちゃんとしている人だと思われたい

「相手にこう見られたい」という気持ちは誰にでもある自然なものです。

ただ、そこに先ほど触れた肥大化した自我像がくっつくと、相手の中にある自分のイメージをどうにかして自分の思い通りに保たなければならない、という強いこだわりになることがあります。

言い訳が出てくるのは、多くの場合、ミスをしたとき、迷惑をかけたとき、謝罪や確認が必要な場面です。

つまり、相手の中で自分の評価が下がりやすい場面でもあります。

  • ミスをした人だと思われたくない
  • 仕事ができない人だと思われたくない
  • 責任感がない人だと思われたくない

そう感じたときに、相手の中にできかけた自分のイメージを修正するために、言い訳が出てくることがあります。

本人としては、ただ事情を説明しているつもりですが、実情は相手の中にある自分の評価を、自分の望む形に戻そうとしているというものです。

聞いている側からすると、ただ事実確認するだけのつもりが、いつの間にか相手の自己イメージを守る作業に付き合わされている。

これはなかなかに重たい時間です。

 

言い訳ばかりする人への対処法

ここからは、言い訳ばかりする人への対処法について紹介します。

大前提として、相手の言い訳をゼロにすることは、こちらがどれだけ頑張っても難しいと考えておいた方がいいでしょう。

なぜなら、言い訳は単なる話し方の癖ではなく、怒られたくない気持ち、自分の価値を守りたい気持ち、肥大化した自我像を守ろうとする反応など、本人のかなり個人的な心理と結びついていることがあるからです。

根本的に変わるには、本人自身の内面の成熟や、過去の傷つきへのケアが必要になる場合もあります。

配偶者や家族など、かなり近い関係であれば、そこまで見ていくこともあるかもしれません。

けれど、職場の人やそこまで深く関わる必要のない相手に対して、そこまで背負うのは現実的ではありません。

大切なのは、相手を根本から変えようとすることではなく、言い訳の背景を理解したうえで、こちらの負担が増えすぎない関わり方を選ぶことです。

 

1. 安全な空気を作って言い訳を聞く

言い訳が多い人に対しては、まず安全な空気を作って、ある程度は言い訳を聞いてあげることも有効です。

特に、まだ経験が浅い新人や、関係性が浅い相手の場合、いきなり言い訳を遮ると、相手の防衛反応がさらに強くなることがあります。

言い訳をする人は、言い訳によって何かを得ようとしています。

  • 怒られたくない
  • 悪く思われたくない
  • 自分の評価を下げられたくない
  • 事情をわかってほしい

そうした不安が強い状態で、言い訳をまったく聞いてもらえないと、相手はさらに身構えてしまいます。

こちらに余裕がある場合は、まず一度話を聞いて、

「この人はすぐに自分を否定する人ではない」
「必要以上に評価を下げる人ではない」

という安心感を作ることも大切です。

信頼感ができることで、結果的に言い訳そのものが減っていく場合もあります。

 

2. 事実と要望だけを短く伝える

言い訳が多い人には、事実と要望だけを短く伝えることも大切です。

言い訳は、相手の自己価値や自己イメージと強く結びついていることが多いです。

そのため、相手の人格や価値に触れるような言い方をすると、防衛反応がさらに強くなりやすいのです。

「なんでいつもそうなの?」
「ちゃんと考えてる?」
「責任感がないよね」

こうした言い方をすると、相手は内容そのものよりも、自分が否定されたことに反応してしまいます。

そのため、伝えるときはできるだけシンプルにします。

「ここが間違っています」
「次回からは〇時までに確認してください」
「この部分だけ修正してください」

このように、事実と要望だけを淡々と伝える。

相手の価値を裁くのではなく、必要な行動だけを伝えることで、余計な言い訳に巻き込まれにくくなります。

 

3. 職場で感情的な関係を持ちすぎない

職場で言い訳ばかりする人に対しては、感情的な関係を持ちすぎないことも大切です。

最近は、職場でも心理的安全性や1on1、メンタルケアなどが重視されるようになっています。

もちろん、安心して働ける環境を作ることは大切です。

ただ、言い訳が多い人に対して、個人的な感情や内面に入り込みすぎると、相手から「この人は自分の自己イメージを守ってくれる人だ」と認識されてしまうことがあります。

そうなると、仕事上の確認や注意のたびに、相手の不安や自己弁護を受け止める役割まで背負わされることがあります。

職場はカウンセリングルームではありません。

必要以上に相手の感情を抱え込まず、仕事上の役割と距離感を保つことが大切です。

 

4. 職場では記録と役割を明確にする

職場で言い訳ばかりする人と関わる場合は、記録と役割を明確にしておくことも重要です。

言い訳が多い人とのやり取りでは、あとから

「聞いていません」
「そういう意味だと思いませんでした」
「自分の担当だとは思っていませんでした」
「その期限だとは認識していませんでした」

という話になることがあります。

こうなると、また責任の所在が曖昧になります。

そのため、職場ではできるだけ、誰が、何を、いつまでに行うのかを明確にしておくことが大切です。

口頭だけで済ませず、チャットやメールなど、あとから確認できる形で残しておくことがおすすめです。

 

5. 相手にわからせようとしない

最後に大切なのは、相手に自分の非を認めさせようとしすぎないことです。

言い訳ばかりする人と関わっていると、

「まず自分の責任を認めてほしい」
「言い訳をせずに、非を受け止めてほしい」
「自分が悪かったとわかって成長してほしい」

と思うことがあります。

けれど、言い訳が多い人を、言い訳せずに自分の責任を引き受けられる状態へ変えようとするのは、かなり難しいことです。

なぜなら、ここまで見てきたように、言い訳は相手の個人的な防御反応や、自己イメージの守り方と深く結びついていることがあるからです。

そこを変えようとするのは、専門家でも簡単ではありません。

職場の上司や同僚、家族、友人が背負おうとすると、こちらが疲弊しますし、相手はさらに防御を強めることがあります。

だからこそ、最初から「わからせること」を目的にしない方が現実的です。

相手を変えようとするより、必要なことだけ伝える。
相手に非を認めさせようとするより、自分が巻き込まれすぎない距離を取る。

その方が、結果的にこちらのストレスは減りやすくなります。

そして場合によっては、「この人は自分を無理に変えようとしてこない」という安心感が、相手の防御をゆるめることもあります。

 

言い訳ばかりする人の育ちや家庭環境

では最後に、言い訳ばかりする人の育ちや家庭環境についても簡単に触れておきましょう。

ここまで、言い訳する人の心理や特徴、対処法について見てきました。

ただ、そもそもなぜ言い訳ばかりする人になってしまったのか。

なぜそこまで怒られることを恐れたり、自分の非を認められなかったりするのか。

その背景には、育った環境や、過去の人間関係が関係している場合もあります。

 

1. 常に親の顔色をうかがっていた

言い訳ばかりする人の中には、子どもの頃から親の顔色をうかがってきた人もいます。

  • 少しでも失敗すると怒られる
  • 親の機嫌が悪いと責められる
  • 自分の言動によって、家の空気が大きく変わる

そういった環境で育つと、何かを指摘された瞬間に、反射的に「怒られる」「責められる」と感じやすくなります。

その結果、まず自分を守るために言い訳が出るようになることがあります。

 

2. 過干渉な親だった

過干渉な親のもとで育った場合も、言い訳が増えやすくなることがあります。

  • 何をしても細かく口を出される
  • 自分で考える前に、親から正解を押しつけられる
  • 少しのミスでも、必要以上に指摘される

そうした環境では、自分の行動を自分で引き受ける感覚が育ちにくくなります。

そのため、大人になってからも、何かを指摘されたときに「自分で受け止める」より先に、「なぜそうなったのか」を必死に説明しようとすることがあります。

 

3. 条件付きの愛情で育った

条件付きの愛情で育った人も、言い訳が多くなることがあります。

  • いい子でいれば愛される
  • ちゃんとできれば認められる
  • 失敗しなければ受け入れてもらえる

そういう感覚が強いと、ミスや失敗がただの出来事ではなく、「愛されなくなる」「価値がなくなる」ことのように感じられてしまいます。

だから、失敗を認めることがとても怖い。

その怖さから、自分を守るために言い訳が出てくることがあります。

 

4. 周りに責任転嫁する人間が多かった

育った環境の中に、責任転嫁する人が多かった場合もあります。

  • 親がいつも誰かのせいにしていた
  • 家族の中で、失敗した人が責められていた
  • 責任を取るより、先に言い訳をする人が身近にいた

そういう環境では、問題が起きたときに「まず責任を引き受ける」よりも、「自分のせいではないと説明する」ことが当たり前になりやすいです。

つまり、言い訳がその人にとってのコミュニケーションの型になっている場合もあります。

 

言い訳する人に振り回されないために

ここまで、言い訳ばかりする人の特徴や心理、背景、対処法について解説してきました。

何を言っても言い訳ばかりされると、「自分の心が狭いのかな」「私が責めすぎているのかな」と自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

けれど、言い訳を聞くことは、ただ相手の事情を聞くことというよりも、相手の自己弁護に付き合わされる側面が多いのです。

相手の防御反応を受け止め、自己イメージを守り、責任を逃がした分までこちらが気を遣う。

それは面倒くさいと感じて当然です。

相手を理解することは、相手のすべてを受け止めることではありません。

むしろ背景を理解することで、「これは私が全部背負う話ではない」と、少し引いた場所から見られるようになることもあります。

そうすることで、相手の言い訳に巻き込まれすぎず、少し軽やかに関係を保てるようになるかもしれません。

この記事を書いた人

江藤有紀 自己対話の学校主宰。女性向け商業施設の運営に従事したのち、人間心理についての発信を始め、人生相談を受けるようになり独立。
人生の悩みは、自分との繋がりが薄くなっているサインと捉え、自己対話を体系的に学ぶプログラム企画などを行う。 著者プロフィールを見る

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