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HOME > COLUMNTOP > メンタルケア > 頑張れないのは甘え?自分を責める前に読んでほしい5つの真実
2025.10.01

頑張れないのは甘え?自分を責める前に読んでほしい5つの真実

頑張れない自分に気づいたとき、真っ先に頭をよぎるのは「これって甘えなのかな?」という不安。


仕事、育児、勉強、人間関係。
誰かと比べては、自分の“頑張れなさ”を責めてしまう。

やろうと思えばできるのに、でも動けない。

そういうとき、私たちは無意識に「頑張れない=甘え」と思ってしまいがちです。

でも、それは本当でしょうか?

この記事では、「頑張れない=甘え」という思い込みの正体を解きほぐしながら、あなたが頑張れない理由を構造的に紐解いていきます。


心が動かなくなるのには、必ず理由があります。
この記事が、あなたが自分を責めずに次の一歩へ進むきっかけになれば嬉しいです。

Contents

  • 「頑張れない=甘え」と感じてしまう背景
  • 現場に届くSOSの声
  • 頑張れないのは甘えじゃない|5つの構造的な理由
    • 1. 気力・体力が枯渇している
    • 2. 目標が遠すぎる or 高すぎる
    • 3. 理性と感情の不一致
    • 4. 頑張った先に希望がないと、心は動かない
    • 5. 「頑張れない」ことに意味があるときもある
  • 頑張れない自分とどう付き合っていくか
    • 1. 「頑張る」の定義を変えてみる
    • 2. 「頑張りたくない」を認める
    • 3. そもそも「それ、頑張る必要ある?」と聞いてみる
  • まとめ|「頑張れない」は“甘え”ではなく、心からの合図

「頑張れない=甘え」と感じてしまう背景

「頑張れない」と思った瞬間、多くの人は自分を責めてしまいます。


その根底には、「頑張るとは苦痛に耐えること」「我慢できる人が立派」という価値観がしみ込んでいることが少なくありません。

そのため、体が動かない自分を「甘えている」と解釈してしまうのです。


けれども、本来「頑張る」は苦痛を強いることと同義ではありません。


無理を続けた結果、心が出す「これ以上は危険」というサインこそが、「もう頑張れない」という感覚なのです。

35 もう頑張れない理由5つと心からのメッセージ(体験談あり)

もう頑張れない理由5つと心からのメッセージ(体験談あり)

現場に届くSOSの声

私が運営している脳トレカレッジ(自己対話の学校)でも、寄せられる相談は「次のキャリアをどう描くか」という前向きなテーマよりも、「もう頑張れない」という切実な声のほうが圧倒的に多いのです。

仕事に行かなきゃと思うだけで体が重い

もう頑張れないんだけど、これは甘えでしょうか?

そんな言葉は、単なるぼやきやつぶやきではなく、本来は吐露(トロ)であり、心からのSOSです。


実際、休職中にカレッジに参加する人や、参加の途中で「しばらく休職します」と伝えてくれる人も少なくありません。

「頑張る=自分を追い込むこと」という思い込みの中で暮らしていれば、心が悲鳴を上げるのも当然のこと。


「頑張れない」は弱さではなく、心が限界を伝えるサインなのです。

頑張れないのは甘えじゃない|5つの構造的な理由

まず最初に伝えたいのは、「頑張れない=甘え」ではないということです。


人が動けなくなるときには、必ず心や身体の中で“構造的な理由”が働いています。


気合や根性でねじ伏せられるような問題ではなく、仕組みとして自然に起きている反応なのです。

では、その仕組みとは何なのか。


ここからは、実際の相談の現場で見えてきた「頑張れない理由」を5つに整理して紹介します。

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1. 気力・体力が枯渇している

「頑張る」には、心を動かす気力と、身体を支える体力の両方が必要です。


けれども、睡眠不足や過労、精神的ストレス、情報過多などが重なれば、気力も体力もあっという間に底をつきます。

頑張れないのは「やる気がない」のではなく、ただ単純に疲れ切っているだけのこと。


体力の限界や気力の消耗で動けなくなるのは自然なことで、決して甘えではありません。

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2. 目標が遠すぎる or 高すぎる

目標設定が極端に高い場合、脳は“今の自分”とのギャップに圧倒されて動けなくなります。

たとえば、

  • 英語をペラペラに話せるようになる
  • 会社を辞めて独立する
  • 毎日ジムに通って5kg痩せる

などの目標も、今の自分がその準備段階にいないなら、脳にとっては“無理ゲー”に感じられて当然です。

このような場合、「頑張れない」のではなく「頑張るためのステップが細分化されていない」だけなのです。

このくらいなら頑張れるかも!

と感じられるスモールステップを挟むことで、頑張りたい気持ちが戻ってくるかもしれません。

3. 理性と感情の不一致

頭では「やらなきゃ」と思っているのに、心では「もう限界」「やりたくない」と感じている。


この不一致が起きているとき、人は“アクセルを踏みながらブレーキも踏んでいる”ような状態になります。

その結果、身体が先に悲鳴をあげてきます。

  • 朝起きられない
  • 突然涙が出る
  • 頭痛や微熱が続く

これは心と身体が結託して「今はやめよう」とストップをかけている状態なのです。

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4. 頑張った先に希望がないと、心は動かない

人は「この先に希望がある」と感じられるとき、自然と頑張る力が湧いてきます。

逆に、どれだけ努力を重ねても報われない環境や、未来に明るいイメージを描けない状況では、心も身体もブレーキをかけてしまいます。

  • 頑張っても評価されない職場
  • 先が見えない家庭や人間関係
  • 期待しても裏切られ続ける日常

こうした環境にいると、脳は「ここで頑張るのは意味がない」と判断します。


それは“怠け”や“甘え”ではなく、「意味のある行動を選別している」脳の自然な働きなのです。

むしろ、「頑張れない」と感じることは、未来への希望を再点検するタイミング。


どこにエネルギーを注ぐのかを見直すための、大切なサインでもあるのです。

5. 「頑張れない」ことに意味があるときもある

相談の現場に長く立ち会っていると、不思議な光景を何度も目にします。


それは「頑張れない自分」になった瞬間、逆に周囲が動き出したり、新しい価値が生まれるケースがあるということです。

たとえば――

  • 頑張りすぎていた母親が動けなくなったことで、パートナーや子どもが自立した
  • 仕事で背負いすぎていた人が抜けたことで、チーム全体が協力し合うようになった

これは、「頑張れない」という状態が、個人だけでなく“全体”の再調整を促していたということです。

そしてもうひとつ大切なのは、この「頑張れない」という状態が、自分の内側からの優しいストップでもあるということ。


多くの場合、人は「誰かのために」「外側の結果のために」頑張り続けています。


けれど、心や体が限界を迎えたときに「もう休んで」「自分のためにエネルギーを残して」と合図を送ってくれる。

だからこそ、「頑張れない自分」を責めるのではなく、そこにある意味や作用を見つけてあげることが、次の転換点につながります。

頑張れない自分とどう付き合っていくか

ここまでで「頑張れない=甘えではない」という理由と背景を見てきました。


とはいえ、現実の状況がすぐに変わるわけではありません。


頑張れない自分のままでは、仕事や家庭、人間関係で摩擦や不安が続くこともあるでしょう。

大切なのは、「頑張れない自分」を否定するのではなく、その状態のまま外の世界と折り合いをつける方法を持つことが大切です。


ここからは、そのために役立つ3つの工夫を紹介します。

1. 「頑張る」の定義を変えてみる

ここまで見てきたように、「頑張れない=甘え」ではありません。


けれど、そもそも「頑張る」とは何でしょうか。

実際に悩んでいる人の多くが無意識に抱えている「頑張る」のイメージは、

  • 無理をすること
  • 自分に罰を与えること
  • 我慢して痛みに耐えること

といった、“自分を痛めつけること”と同義になっている場合が少なくありません。


もし頑張ることがこれだとしたら、「頑張りたくない」と思うのは当然です。

だからこそ、頑張るの定義を見直してみましょう。
本来の「頑張る」とは、自分を壊すことではなく

  • 自分を大切に休ませる
  • 他人のリクエストに「NO」を出す
  • 本当にやりたいことにだけ力を注ぐ

こうした行動も立派な「頑張り」です。


定義を変えれば、「頑張れないのは甘えなのか?」という問いそのものが、もう必要なくなるはずです。

2. 「頑張りたくない」を認める

2つ目の工夫としてオススメなのが、「頑張れない」という表現をいったんやめてみることです。

私が運営している脳トレカレッジ(自己対話の学校)では、相談者さんが普段どんな言葉を口にしているかに注目しています。


他人と話すときの言葉遣いは、その人が日常的に自分自身とどんな自己対話をしているかを映し出しているからです。

その中でも「〇〇できない」という口癖が多い人は、エネルギーを余計に消耗していることが少なくありません。


一見「やりたいのに、できない(I can’t)」と聞こえますが、実はその奥には「やりたくない(I don’t want to)」という本音が隠れていることが多いのです。

人は「やりたくない」と認めることに抵抗を覚えます。


だから代わりに「できない」と言い換えてしまうのですが、その表現は無意識のうちに自分のエネルギーを奪い続けてしまいます。

「今はやりたくない」と素直に言葉を置き換えてみるだけで、不思議と気力が戻ってくることがあります。


頑張れないと自分を責めるよりも、「やりたくない」と認めてあげること。


それが頑張れない自分との付き合い方を変える第一歩になります。

3. そもそも「それ、頑張る必要ある?」と聞いてみる

「頑張れないのは甘えか?」と悩む人は、責任感が強くて真面目、しかも優秀な人が多いものです。
だからこそ「どんなことでも頑張らなきゃ」と自分に課してしまいがち。

でも一度フラットに考えてみましょう。


今あなたが「頑張れない」と思っているそのことは、そもそも本当に頑張る必要があるのでしょうか?

もちろん「ここだけは踏ん張らなきゃいけない」という場面は人生にあります。


けれど多くの場合、必ず頑張らなければいけないというのは自分の思い込みだったりするのです。

頑張らなかったら何が起こるのか?

と問い直すと、
意外と「そこまで頑張らなくても大丈夫」と気づくことが多い。


肩の力が抜ければ、むしろ「よし、やってみようかな」と自然に動けることすらあります。

188 やらなきゃいけないことができない…そんな自分を責めてしまうあなたへ

やらなきゃいけないことができない…そんな自分を責めてしまうあなたへ

まとめ|「頑張れない」は“甘え”ではなく、心からの合図

「頑張れない」と感じるとき、人は無意識のうちに自分を守ろうとしています。


それは「弱さ」ではなく、むしろ繊細さや感受性、そして本能的な知恵とも言えるものです。

ここまで見てきたように

  • 「頑張る」の定義が、自分を痛めつけるものになっていないか
  • 実は「やりたくない」気持ちを“できない”と取り違えていないか
  • そもそも本当に“頑張る必要”があるのか

この3つを問い直すだけで、頑張れない自分は責める対象ではなく「調整の合図」に変わります。

もし今、「頑張れない自分はダメだ」と感じているなら、それは甘えではなく、心と体からの大切なサインです。

どうかその声を見落とさず、受け止めてあげてください。

そして次に頑張るときは、誰かの期待ではなく、あなた自身の意志とペースで。


頑張ることも、頑張らないことも、自分で選べるあなたへと必ず戻っていけます。

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