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HOME > COLUMNTOP > 自己理解・自己対話 > 【解説】人生がつまらないと感じるときに共通する5つの心理構造
2025.06.08

【解説】人生がつまらないと感じるときに共通する5つの心理構造

こんな毎日、いつまで続くんだろう…
誰かの人生は楽しそうなのに、私の毎日はただただ退屈で、苦しい

SNSを開けば、あの子は結婚した、子どもが生まれた、昇進した、起業した。
キラキラした報告が並び、「好きなことを仕事に!」という言葉がバナーのように飛び交う。

そんな世界を見ていると、ふと、思ってしまう。

私のこの退屈な毎日って、もしかして間違ってる?
何者かにならなきゃ、楽しめる人生じゃないの?
ほんのり煽られてるような、置いていかれているような、バカにされてるような。

そんな気持ちすら、心のどこかに湧いてしまうこともあるかもしれません。

 

Contents

  • 人生がつまらないと感じる女性たちのリアルな悩みとは?
    • 【恋愛】愛されない不安、長期的な片思い
    • 【結婚】婚活がうまくいかない、将来の話が出ない
    • 【仕事】やりたいこと、理想のキャリアが見つからない
    • 【お金】経済的な余裕がない
    • 【将来の不安】このままの人生に希望がない
  • 「人生がつまらない」と感じる本当の原因は心の内側にある
    • つまらない人生の正体は、“内側の反応”にある
    • 1. 自分の感情がわからなくなっている(感情麻痺/アレキシサイミア傾向)
    • 2. 「ちゃんとしなきゃ」に縛られている(条件付き自己肯定感)
    • 3. 何をしても満たされない感覚がある(慢性的空虚感)
    • 4. 比較や承認を追いすぎて疲れている(外的評価依存)
    • 5. 楽しむことに「罪悪感」や「怖さ」がある(快へのブロック)
  • 「人生がつまらない状態」に共通する深層心理とは?
  • 「人生がつまらない」状態から抜け出すために、今できること

人生がつまらないと感じる女性たちのリアルな悩みとは?

女性の人生相談を10年以上続けてきて、人間関係の悩みと同じくらい多いのが、実は「人生そのものがつまらない」というご相談です。

年齢や職業に関係なく、誰もが一度は「このままでいいのかな」と立ち止まる瞬間があります。

このコラムでは、そうした感覚の裏にある心理的な背景や構造、そして多くの人が「人生がつまらない」と感じてしまう内側の共通パターンについてお話していきます。

ではまず最初に、実際のご相談現場でよく伺う「人生が楽しくない…」という悩みの背景について、5つのジャンルに分けてご紹介しますね。

 

【恋愛】愛されない不安、長期的な片思い

どうして私は、他の子たちがしているような満たされた恋愛ができないんだろう。
ずっと好きな人に振り向いてもらえず、何年も片思いを続けている。

素敵だなと思う人ができても、それが恋愛なのかよくわからない。
付き合っているのかいないのかも曖昧な、グレーな関係が続いていたりする。

本当は、初恋のときみたいに、ただ講演でおしゃべりするだけで毎日が楽しくて、あっという間に日が暮れていった、あのキラキラした感覚をもう一度味わいたい。

恋愛って、人生をすごく楽しくさせてくれるものじゃなかったっけ?

こんな風に「誰かに愛されない不安」から、人生が楽しくないと感じてしまうことは多いものです。

 

【結婚】婚活がうまくいかない、将来の話が出ない

マッチングアプリで婚活しているけれど、なかなかうまくいかない。
1年本気で取り組んで、結婚相談所にも入ったのに、お見合いもピンとこない。
私は、誰にも選ばれないんじゃないか。

彼氏はいるけど、結婚の話が一向に出てこない。
なんとなく将来を匂わせる関係性ではあるけど、この人で本当にいいの?

友人の結婚式に呼ばれるたびに「次は私かも」と思う一方で、そんな気配すら見えない日々に「結婚すれば幸せになれる」と無邪気に信じていたあの頃が、なんだか遠い夢のように感じてしまう瞬間、ありませんか?

このように「大好きな人と結婚できたら幸せになれる!」と思いたいけど現実が重くのしかかる…という場合も、人生そのものの楽しさが消えてしまう理由の1つかと思います。

 

【仕事】やりたいこと、理想のキャリアが見つからない

別に今の仕事にものすごい不満があるわけじゃない。
でもただ、つまらない。
毎日、お金のために自分の時間と体を差し出して生きている気がして、「これが私の人生?」とふと思う。

「やりたいことを仕事に」とか「好きなことで起業しよう」とか、キラキラした世界がまぶしく見えることもある。
けれど、別にインフルエンサーになりたいわけでも、誰かにすごいと思われたいわけでもない。
とはいえ、「これがやりたい!」という情熱も見つからない。

ここ数年の働き方の変化とともに、このようなキャリアの悩みを抱える人も増えてきました。

たかが仕事、されど仕事。

1日の多くの時間を費やす仕事に興味が持てないことで、人生全体がどんよりしてしまう人も多いです。

 

【お金】経済的な余裕がない

頑張って働いているのに、なぜかいつもギリギリ。
副業も気になって調べてみるけど、時間を切り売りするような働き方にはどこか抵抗がある。
残業でクタクタになったあとに警備員の夜勤で日給1万円……なんか違う。

本当は、自分の好きなことで、ちょっとでもお金になったらいいなと思っている。
でも、それって現実的?
昇給の見込みも少ないし、転職したところで劇的に状況が変わるとも思えない。

経済的な余裕は心の余裕に繋がりますし、心の余裕があれば「人生をどう楽しむか?」という意識にもなりやすいです。

ですが、経済的な余裕がないことで「お金がない=楽しむことができない」という思い込みから、人生がつまらなく感じてしまうことも少なくないでしょう。

 

【将来の不安】このままの人生に希望がない

朝起きて、会社に行って、帰ってきてメイク落として、テレビ見て寝る。
このルーティン、あと何年続くの?

人生にはライフステージの変化があるって聞くけど、私の未来に、そんなドラマみたいな展開が本当に訪れるんだろうか。

人間関係、お金関係、将来への展望…全てを含めた「この先の人生」に楽しみが持てない、という方もいらっしゃいます。

 

「人生がつまらない」と感じる本当の原因は心の内側にある

さて、ここまでで、恋愛・結婚・仕事・お金・将来といった人生のさまざまなジャンルごとに、「人生がつまらない」と感じるときにありがちな具体的な悩みやシチュエーションをご紹介してきました。

多くの人が、自分の人生に違和感や虚しさを覚えたとき、

  • 「結婚がうまくいかない」
  • 「仕事にやりがいがない」
  • 「お金が足りない」

など、“外側の出来事”を問題の正体として持ち出してきます。

そして、人に相談するときもだいたいこうです。

彼との関係に悩んでいて…

転職しようか迷っていて…

将来が不安で…

話の入り口には、必ず“出来事”がありますよね。

でも、実は多くの場合、その出来事自体が本質的な問題なわけじゃないんです。

問題は、“その出来事によって心の中で何が起きたのか”の方。

たとえば、結婚の話が出ないという現実があったとき、あなたの内側では「私は選ばれていない」「愛される資格がないのかも」といった感情や思い込みが炙り出されます。

お金が足りないという現実の裏には、「頑張っても報われない」「私の人生は価値がない」という痛みが眠っているかもしれません。

こうして心の中では、何らかの意味づけや反応が起こり、それが繰り返されるうちに、“ある種のクセ”や“心の状態”として定着していきます。

 

つまらない人生の正体は、“内側の反応”にある

つまり、つまらない人生の正体は、“外側の現実”にあるのではなく、その現実をどう受け取ったか、“内側の反応”にあるということ。

そして“つまらない人生を作る内側の反応”に気が付かず、何年も続けてしまうと、反応が常態化して「本人の性格や人生観」にまで影響してしまうのです。

次にご紹介する5つは、そんな内側の反応が積み重なった結果、私たちが日常的に感じてしまう「心のクセ」や「自分でも気づきにくい内的構造」です。

 

1. 自分の感情がわからなくなっている(感情麻痺/アレキシサイミア傾向)

  • 何がうれしいのか、何が嫌なのか。
  • 「今、どう感じてる?」と聞かれても、言葉が出てこない。
  • 平気なふりは得意だけど、実際は“何を感じたらいいか”すらピンとこない。

そんなふうに、感情とのつながりがぼやけてしまう状態は、心理学では「感情麻痺」や「アレキシサイミア」とも呼ばれています。

無感動ではないのに、ふわっと空虚で、心の温度がよくわからない。

このように感情とのつながりが切れていると、日々の出来事に心が動かなくなってしまい、「こんな毎日、何が楽しいの?」と感じやすくなるんです。

 

2. 「ちゃんとしなきゃ」に縛られている(条件付き自己肯定感)

  • 「迷惑をかけちゃいけない」
  • 「ちゃんとしてないと、嫌われる」
  • 「私がしっかりしなきゃ」

そんな思考に知らず知らずのうちに支配されて、
気づけば、自分の気持ちはずっと“後回し”になっている。

“いい人”でいようとするたびに、自分の本音をひとつずつ押し込めて、気づいたら「私、何がしたかったんだっけ?」と自分を見失ってしまう。

これは「条件付き自己肯定感」と呼ばれる状態で

「〇〇できる私はOK」「〇〇しない私はダメ」と、自分に条件をつけて生きてしまう癖です。

このように条件付きでしか、自分を肯定できない状態が続くと、「これって私の人生なの?」という謎の空虚感に包まれてしまいやすいのです。

 

3. 何をしても満たされない感覚がある(慢性的空虚感)

  • 「ちゃんと頑張ってるのに、なんか虚しい」
  • 「楽しいはずのことなのに、どこか他人事みたい」

そんな“どこか自分ごとじゃない感じ”に心当たりはありませんか?

表面的には充実しているように見えても、内側では「満たされなさ」が消えない。

それは、自分の感情とつながっていないときに起こる典型的な状態です。

この“ぽっかり感”は、「慢性的空虚感」と呼ばれ、自分の喜びや感動が“実感”として届いてこないときに起こります。

行動だけして、感情が置いてきぼりになっている。

「ちゃんとしてる私」はいるのに、「感じてる私」がどこかにいない。

そんなふうに、感情がともなわない日々を続けていると、人生の景色はどんどん色あせ、「何をしても楽しくない」という感覚が強くなってしまいます。

 

4. 比較や承認を追いすぎて疲れている(外的評価依存)

SNSを見ていると、「私、なにしてるんだろう」って思う瞬間がある。

同年代のあの子はもう結婚して、あの人は起業して…「私だけ、何もないまま?」と焦りや不安にのまれてしまう。

でも、それって本当に“あなたの人生”の物差しなんでしょうか?

他人の軸ばかりで動いていると、自分の人生が“誰かの人生のコピーや劣化版”みたいに感じられてしまい、「この先もずっとこんな感じなのかな…人生つまらないな…」と未来が見えなくなるんです。

 

5. 楽しむことに「罪悪感」や「怖さ」がある(快へのブロック)

楽しむって、悪いことみたいに感じるときがある。

私だけ楽しんでていいのかな
そんなに余裕ないし、今やるべきことも他にあるのに…

そうやって、“楽しい”に手を伸ばすこと自体にブレーキがかかってしまう。

これを心理学では、「快のブロック」と呼ぶこともあります。

特に、幼少期に「我慢することが美徳」「楽しむのは怠け者」という価値観に触れてきた人ほど、
“快”を感じることに罪悪感や怖さを抱えやすいです。

この状態のまま生きていると「人生って我慢の連続なんだろうな」と感じてしまい、この先の人生にも楽しみを見いだせなくなってしまいますよね。

 

「人生がつまらない状態」に共通する深層心理とは?

ここまで、人生がつまらないと感じる背景にある5つの心理構造をご紹介してきました。

それぞれに心当たりのある方もいれば、「なんとなく全部当てはまる気がする…」という方もいるかもしれません。

実は、これらすべてに共通しているもっと深い根っこがあります。

それは「自分自身とのつながりが切れてしまっている」ということ。

何を感じているのか、何が好きなのか、何に心が動くのか。

そういった感覚を自分でキャッチできなくなると、世界との接点がぼやけてしまい、何をしても「どこか他人事」のように思えてしまうのです。

そして気づけば

私は誰なんだろう?

この人生は誰のものなんだろう?

という深い問いの中に取り残されてしまう。

つまり、人生がつまらないと感じるとき、本当に必要なのは「やりたいことを探すこと」や「外側を変えること」ではなく、自分自身“わたし”と出会い直すことなんです。

 

「人生がつまらない」状態から抜け出すために、今できること

そして、自分自身“わたし”と出会い直すことに最も効果的だと、考えているのが自己対話です。

誰かと話すように、自分と静かに語り合う。

すると、少しずつ感情が戻ってきて、世界とのつながりも回復していきます。

人生がいきなりドラマティックに変わるわけじゃないかもしれません。

でも、何気ない毎日が、驚くほど味わい深くなる。

そんな“じんわりとした喜び”とともに生きる人生を望む方には、自己対話はきっと、やさしく力強い味方になると思います。

私が主宰している「脳トレカレッジ」では、この“自分との対話の方法”を、じっくり丁寧にお伝えしています。

どこかでご縁があれば、ぜひお会いしましょうね。

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