「恋愛をうまくいかせたいなら、自分を大切にしましょう」
恋愛について考えているときに、そんな言葉に出会った人もいるでしょう。
ですが、「自分を大切にする」と言われても、具体的に何をすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、自分を大切にすると恋愛がうまくいく理由や、恋愛で自分を大切にできない人に起こりやすいこと、好きな人に振り回されないための具体例について解説します。
Contents
- 自分を大切にすると恋愛がうまくいく理由
- 1. 魅力が最大限に発揮されるようになる
- 2. 「大切にされている人」の雰囲気が出る
- 3. 誠実な人との縁がつながりやすくなる
- 恋愛で自分を大切にできない人に起こりやすいこと
- 1. 好きな人の反応で一喜一憂してしまう
- 2. 嫌われたくなくて本音を言えなくなる
- 3. 相手の都合を優先しすぎて疲れてしまう
- 4. 大切にされていない恋愛でも離れられなくなる
- 恋愛で自分を大切にするとは?具体例で解説
- 1. 自分の心地よさを大事にする
- 2. 自分の感情を大事にする
- 3. 自分のペースを大事にする
- 4. 自分の時間を大事にする
- 5. 自分の境界線を大事にする
- 自分を大切にすることで恋愛が拗れるケース
- 1. 相手からの扱いをコントロールしようとする
- 2. 相手の心の成熟度があまりに低い
- 3. あなたの変化に相手が不安を感じる
- 自分を大切にできる人ほど、相手も大切にできる
自分を大切にすると恋愛がうまくいく理由
ではここからは、自分を大切にすると恋愛がうまくいくと言われる理由について、3つの点から解説します。
「自分を大切にしましょう」と言われても、その理由がわからないままだと、ただの精神論のように感じてしまうこともあるかもしれません。
けれど、自分を大切にすることには、恋愛がうまくいきやすくなる明確な理由があります。
1. 魅力が最大限に発揮されるようになる
まず1つ目は、自分を大切にすることで、自分自身の魅力が最大限に発揮されやすくなることです。
たとえば、大切に扱われている宝石や美しい道具は、それだけで丁寧に扱いたくなるような存在感がありますよね。
これは物だけに限った話ではありません。
私たち人間も、自分のことを大切に扱えるようになると、その人が本来持っている魅力や個性、明るさ、優しさ、可能性などが自然と外側に出やすくなります。
自分を大切にしている人は、どこか安心感があります。
無理に自分をよく見せようとしなくても、自分の存在を否定していないため、表情や言葉、雰囲気に余裕が出てくるのです。
もちろん、他人から大切に扱われることで、自分の魅力が引き出されることもあります。
けれど、それを誰か任せにしなくても、自分で自分のことを大切な存在として扱うことで、少しずつ同じ状態に近づくことができます。
そして、魅力が自然に発揮されている人のまわりには、恋愛的な意味でのパートナーだけでなく、人とのご縁そのものが集まりやすくなります。
だからこそ、自分を大切にすることは、恋愛がうまくいく土台になるのです。
2. 「大切にされている人」の雰囲気が出る
2つ目は、自分で自分を大切にすることで、「大切にされている人」の雰囲気が出ることです。
人は、とても丁寧に扱われているものを見ると、自分もそれを丁寧に扱おうとします。
きれいに整えられた場所では、自然とその場を汚さないようにしようと思いますよね。
反対に、乱雑に扱われている場所や物に対しては、「少しくらい雑に扱ってもいいか」と感じてしまうことがあります。
これは、人間関係でも同じで、自分で自分を雑に扱っていると、知らず知らずのうちに「私はこのくらいの扱いでいい」という空気が出てしまうことがあります。
反対に、自分の気持ちや時間、心地よさを大切にしている人は、周囲からも「この人は大切に扱うべき人だ」と受け取られやすくなります。
3. 誠実な人との縁がつながりやすくなる
3つ目は、誠実な人とのご縁がつながりやすくなることです。
恋愛がうまくいくというのは、今すでに好きな人との関係が良くなることだけではなく、これから出会う相手や、これから選ぶ恋愛の質が変わっていくことも、恋愛がうまくいくことの一つです。
自分を大切にしていると、自分の魅力が自然に発揮されやすくなります。
また、「私は大切に扱われていい存在だ」という空気も出やすくなります。
すると、相手を大切にできる人、誠実に向き合える人、無理に支配したり雑に扱ったりしない人とのご縁に気づきやすくなります。
反対に、自分を大切にできていない時は、相手から少し雑に扱われても、「私が我慢すればいい」「嫌われるくらいなら仕方ない」と受け入れてしまうことがあります。
けれど、自分を大切にできるようになると、自分を傷つける恋愛に違和感を持てるようになります。
その結果、誠実な人とのご縁を選びやすくなり、恋愛も自然とうまくいきやすくなるのです。
恋愛で自分を大切にできない人に起こりやすいこと
では反対に、恋愛で自分を大切にできないと、どのようなことが起こりやすくなるのでしょうか。
好きな人がいると、相手のことを大切にしたい、相手に喜んでほしい、嫌われたくないと思うのは自然なことです。
けれど、その気持ちが強くなりすぎると、自分の本音や心地よさを後回しにしてしまうことがあります。
ここからは、恋愛で自分を大切にできない人に起こりやすいことについて4つご紹介します。
1. 好きな人の反応で一喜一憂してしまう
恋愛で自分を大切にできない時に起こりやすいことの一つが、好きな人の反応で一喜一憂してしまうことです。
- LINEの返信が早いと安心する。
- 少しそっけないと不安になる。
- 会えた日は幸せだけれど、会えない日が続くと一気に落ち込んでしまう
このように、相手の反応によって自分の気分や自己価値が大きく揺れてしまうことがあります。
好きな人の態度が気になるのは自然なことですが、相手の反応だけで自分の価値を決めてしまうと、恋愛そのものがとても苦しいものになってしまいます。
2. 嫌われたくなくて本音を言えなくなる
恋愛で自分を大切にできない人は、嫌われたくない気持ちが強くなり、本音を言えなくなることがあります。
- 本当は寂しいのに、「大丈夫」と言ってしまう
- 本当は嫌だったのに、「気にしてないよ」と流してしまう
- 本当はもっと会いたいのに、重いと思われたくなくて何も言えない
このように、自分の気持ちを押し込めることが増えていくのです。
最初のうちは、相手に合わせることで関係がうまくいっているように感じるかもしれません。
けれど、本音を言えない恋愛が続くと、少しずつ心の中に不満や寂しさがたまっていきます。
そしてある日、突然感情が爆発してしまったり、相手のちょっとした言動に深く傷ついたりするかもしれません。
自分で自分を日頃から大切にしている人の場合、そもそも「相手に嫌われるかもしれない」といった前提をあまり持っていないことが多いです。
そのため相手を責める形ではなく自然に、自分の本音を伝えることができ、相手との絆が深まりやすいです。
3. 相手の都合を優先しすぎて疲れてしまう
恋愛で自分を大切にできないと、相手の都合を優先しすぎて疲れてしまうことがあります。
- 相手からの誘いがあったらすぐ応えられるように、予定を入れずに待機状態になっている
- 相手が忙しそうなら、自分の寂しさを我慢する
- 相手の機嫌が悪ければ、自分が何か悪いことをしたのではないかと考えてしまう
そんなふうに、恋愛の中心がいつの間にか相手だけになってしまうのです。
相手の都合を合わせた結果、とても満足のいく関係になれば良いのですが、多くのケースでは逆パターンになる傾向があり、より疲労感が溜まっていきます。
4. 大切にされていない恋愛でも離れられなくなる
恋愛で自分を大切にできない状態が続くと、大切にされていない恋愛でも離れられなくなることがあります。
- 冷たくされているのに、「たまに優しいから」と期待してしまう
- 都合よく扱われているのに、「私がもっと頑張れば変わるかもしれない」と思ってしまう
- 本当は傷ついているのに、「好きだから仕方ない」と自分に言い聞かせてしまう
このような恋愛は、心を少しずつすり減らしていきます。
自分を大切にできない時は、相手に大切にされていないことよりも、相手を失うことの方が怖くなってしまうことがあります。
そのため、苦しい恋愛だとわかっていても、なかなか距離を置けなくなってしまうのです。
恋愛で自分を大切にするとは?具体例で解説
では、恋愛において自分を大切にするとは、具体的にどのようなことなのでしょうか。
「自分を大切にしましょう」と言われても、何をどうすれば自分を大切にしたことになるのか、よくわからないと感じる人もいるかもしれません。
自分を大切にするための基本的な考え方については、別の記事でも詳しくご紹介しています。
ここでは特に、恋愛というシチュエーションにおいて、具体的に何をしたら自分を大切にしたことになるのかについて、5つの要素をご紹介します。
1. 自分の心地よさを大事にする
恋愛で自分を大切にするとは、まず自分の心地よさを大事にすることです。
好きな人がいると、相手に合わせたい、相手に喜んでほしいという気持ちが出てくるのは自然なことです。
けれど、そのたびに自分の心地よさを無視していると、恋愛は少しずつ苦しいものになっていきます。
たとえば、次のような状態です。
- 本当は疲れているのに無理をして会いに行く
- 本当は気が進まないのに、嫌われたくなくて合わせてしまう
- 本当は落ち着かない関係なのに、「好きだから仕方ない」と自分に言い聞かせてしまう
このようなことが続くと、自分の感覚がだんだんわからなくなってしまいます。
自分を大切にする恋愛では、「相手がどう思うか」だけではなく、「私はこの関係にいて心地いいのか」「私は安心できているのか」と、自分の感覚にも目を向けることが大切です。
2. 自分の感情を大事にする
恋愛で自分を大切にするとは、自分の感情を大事にすることでもあります。
- 寂しい
- 悲しい
- 不安になる
- 嫌だった
- 嬉しい
- もっと一緒にいたい
こういった感情は、恋愛の中で自然に生まれるものです。けれど、自分を大切にできない時は、自分の感情をすぐに否定してしまうことがあります。
- こんなことで寂しがったら重いかな
- 不安になる私が悪いのかな
- 嫌だと思うなんてわがままかな
もちろん、感情をそのまま相手にぶつければいいわけではありません。
でも、自分の中に生まれた感情をなかったことにしてしまうと、自分自身とのつながりが薄くなってしまいます。
「私は今、寂しいんだな」「本当は傷ついていたんだな」と、自分の気持ちを自分で受け止めてあげることが、自分を大切にするということです。
3. 自分のペースを大事にする
恋愛では、自分のペースを大事にすることも大切です。
相手のことが好きだと、つい相手のペースに合わせたくなることがあります。
- 相手から連絡が来たらすぐ返す
- 相手が会いたいと言えば、予定を変えてでも会いに行く
- 相手の気分に合わせて、自分の行動を決める
最初のうちは、それが愛情表現のように感じるかもしれませんが、いつも相手のペースに合わせ続けていると、自分の生活や心のリズムが崩れてしまいます。
恋愛で大切なのは、相手に合わせることと、自分のペースを失うことを分けて考えることです。
連絡の頻度、会う回数、関係を進めるスピード、気持ちを整理する時間。
そういったものを、すべて相手基準にしなくてもいいのです。
4. 自分の時間を大事にする
恋愛で自分を大切にするとは、自分の時間を大事にすることでもあります。
好きな人ができると、つい恋愛中心の生活になってしまうことがあります。
- 相手から連絡が来るかもしれないから予定を入れない
- 会えるかもしれないから一日空けておく
- 相手のことを考え続けて、自分のやりたいことが後回しになる
このような時間が増えていくと、恋愛以外の世界がどんどん小さくなってしまいます。
好きな人との時間を大切にすることは素敵なことですが、自分の時間をすべて恋愛に明け渡してしまうと、相手の反応一つで心が大きく揺れやすくなります。
- 仕事
- 趣味
- 友人との時間
- 一人で休む時間
- 自分を整える時間
こうした時間を持っている人ほど、恋愛でも余裕を持ちやすくなるでしょう。
5. 自分の境界線を大事にする
恋愛で自分を大切にするためには、自分の境界線を大事にすることも欠かせません。
境界線とは、「ここまでは大丈夫だけれど、ここから先は嫌だ」と感じる自分のラインのことです。
たとえば、次のような感覚です。
- 雑に扱われたら傷つく
- 急に予定を変えられ続けたら疲れる
- 都合よく扱われたら苦しくなる
- 責めるような言葉を言われたらつらい
体の境界線は、比較的わかりやすいものですが、心の境界線は目に見えません。
そのため、自分でも気づかないうちに、「本当は嫌だったこと」「本当は苦しかったこと」「本当は無理をしていたこと」を見過ごしてしまうことがあります。
その分、自分を大切にする恋愛では、自分の境界線を自分できちんと見て引くことが大事になります。
自分を大切にすることで恋愛が拗れるケース
では、自分を大切にすることで恋愛が拗れるケースはあるのでしょうか。
基本的に、自分を大切にすることそのものが恋愛を悪くすることは、ほとんどないと考えて良いでしょう。
ただし、「自分を大切にする」の解釈が少しずれていたり、相手側の心の成熟度が低かったりすると、一時的に関係がぎくしゃくすることはあります。
ここでは、自分を大切にしようとした時に恋愛が拗れやすいケースを3つご紹介します。
1. 相手からの扱いをコントロールしようとする
1つ目は、「自分を大切にする」ということを、相手からの扱いをコントロールすることだと勘違いしてしまうケースです。
自分を大切にすることは、「私はこうされると嬉しい」「これは少し苦しい」「こういう関わり方をしてもらえると安心する」と伝えることでもあります。
けれど、それは相手に対して、
- あなたは絶対に私を大切にしなさい
- 私の望む通りに扱いなさい
- 私を不安にさせる行動は一切しないで
と圧をかけることではありません。
本当の意味で自分を大切にできている時、人は相手を無理にコントロールしようとはしません。
自分の希望や境界線は伝えますが、それを相手がどう受け取るかまでは相手の領域だと理解しているからです。
反対に、「相手に大切に扱わせなければ」と強く思いすぎている時は、まだ自分の安心感を相手任せにしている可能性があります。
その状態で相手を動かそうとすると、相手も窮屈に感じてしまい、恋愛が拗れやすくなるでしょう。
2. 相手の心の成熟度があまりに低い
2つ目は、相手の心の成熟度があまりに低いケースです。
これは、自分を大切にしたことが直接的な原因で恋愛が拗れるというよりも、相手側に「人を大切に扱う力」がまだ十分に育っていない状態です。
たとえば、小さな子どもが動物に触る時、「優しく触ってね」と言われても、優しく触るとは具体的にどういうことなのか、まだよくわからないことがあります。
そのため、本人に悪気はなくても、毛をぎゅっとつかんでしまったり、力加減がわからなかったりすることがありますよね。
恋愛でも、これに近いことが起こる場合があります。
- 相手の気持ちを想像するのが苦手
- 自分の都合ばかりを優先してしまう
- 謝る、話し合う、歩み寄ることが苦手
- 相手を尊重する具体的な行動がわからない
このような相手の場合、こちらが自分を大切にしようとしても、相手がそれをうまく受け取れないことがあります。
その結果、関係がスムーズに進まなかったり、話し合いが噛み合わなかったり、どこかぎくしゃくした雰囲気になるかもしれません。
この場合は、「私がもっと我慢すればいい」と考えるよりも、この相手と安心して関係を育てていけるのかを冷静に見つめることが大切です。
3. あなたの変化に相手が不安を感じる
3つ目は、あなたの変化に相手が不安を感じるケースです。
これは、すでに交際中の相手がいる場合に起こりやすいパターンです。
たとえば、これまであなたが相手に合わせ続けていたとします。
- 相手の予定を最優先していた
- 不満があっても黙っていた
- 連絡が来るまでずっと待っていた
- 雑に扱われても笑って流していた
その状態から、少しずつ自分を大切にし始めると、相手から見ると「急に変わった」と感じられることがあります。
あなたにとっては自然な変化でも、相手にとっては、
- 前より自由にできなくなった
- 前より自分の思い通りにならなくなった
- 急に距離を置かれた気がする
- 自分が責められているように感じる
という不安につながることがあるのです。
特に、これまでの関係が「あなたが我慢することで成り立っていた恋愛」だった場合、あなたが自分を大切にし始めることで、関係のバランスが一度崩れることがあります。
けれど、それは必ずしも悪いことではありません。
むしろ、これまで無理をして保っていた関係が、本当に対等な関係へ変わっていく途中とも言えます。
自分を大切にできる人ほど、相手も大切にできる
ここまで、自分を大切にすると恋愛がうまくいく理由や、恋愛で自分を大切にする具体例についてご紹介してきました。
自分を大切にするというと、相手よりも自分を優先すること、自分勝手になること、わがままになることのように感じる人もいるかもしれません。
けれど、本当の意味で自分を大切にすることは、相手を雑に扱うことではありません。むしろ、自分を大切にできる人ほど、相手のことも大切にしやすくなります。
なぜなら、自分の心地よさや感情、時間、境界線を大切にできる人は、相手にも同じように心地よさや感情、時間、境界線があることを理解しやすいからです。
反対に、自分の気持ちをいつも押し殺していると、無意識のうちに相手にも同じ我慢を求めてしまうことがあります。
お互いを大事に思い合える関係を作る土台として、まずは自分で自分を大切に扱うことから始めてみましょう。