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楽に生きたい!人生をもっと楽に生きるために手放すべきこと

ソファでくつろぐ男性と床に座る女性が、猫たちに囲まれながら穏やかに過ごす、フラットデザインのアイキャッチ。タイトルは「楽に生きたい! 気楽に生きるために手放すべきこと」

人生をもっと楽に生きたいのに、毎日がしんどい。

周りを見れば、もっと気楽に、軽やかに、楽しそうに生きている人もいるのに、自分だけは生きることそのものが重たい労働のように感じてしまう。

そんな状況を変えたいのに、どうしたらいいかわからず苦しくなっている人も少なくないでしょう。

この記事では、楽に生きたいと感じたときに見直したい思考の傾向や、しんどくなる考え方を手放す方法について解説します。

Contents

楽に生きる方法は意外とシンプル

そもそも楽に生きるとは、どのような状態のことを指すのでしょうか。

楽と一口に言っても、そこにはいろいろな意味があります。

  • 体が楽
  • 心が楽
  • 経済的に楽
  • 何もしなくていい楽
  • 楽しいという意味の楽

人によって、楽に生きることの定義はまちまちです。

ある人にとっては、仕事をまったくしないことが楽に生きることかもしれません。

また別の人にとっては、自分の力を発揮できる仕事を、アクティブにやっていくことが楽に生きることかもしれません。

このように、楽に生きることの具体的な中身は人によって違います。

ただ、共通しているのは、楽に生きている人は、自分にとって楽に生きられる思考回路を持っているということです。

逆に言えば、人生がしんどい、もっと楽に生きたいのになぜか楽に生きられないと感じる人は、実際にどのような生活を送っているか以前に、楽に生きることを難しくする思考癖を持っている可能性があります。

楽に生きる方法は意外とシンプルです。

何か特別な生き方を目指す前に、まずは自分をしんどくさせている考え方に気づくことから始まります。

 

楽に生きたいのに疲れている人の傾向

ここでは、楽に生きたいのにそれが叶っていない人、なんだか人生に疲れている人に共通する傾向について、5つの視点から整理していきます。

 

1. 他人軸で考えている

1つ目に、楽に生きたいのに疲れている人は、他人軸で考えている傾向があります。

他人軸とは、自分がどうしたいかよりも、周りからどう見られるか、相手にどう思われるかを先に考えてしまう思考の癖です。

  • 嫌われないように振る舞う
  • 期待に応えようとしすぎる
  • 本当は嫌なのに断れない
  • 相手の機嫌を優先してしまう

このような状態が続くと、日常の一つひとつの選択が、自分のためではなく他人のためのものになっていきます。

人の気持ちを考えること自体は悪いことではありませんが、常に他人を基準にしていると、自分の心がどんどん置き去りになります。

その結果、普通に生活しているだけなのに、ずっと誰かの期待に応え続けているような疲れがたまっていきます。

 

2. 完璧主義の傾向がある

2つ目に、楽に生きたいのに疲れている人は、完璧主義の傾向があります。

何かをやるなら、きちんとやらなければいけない。中途半端では意味がない。失敗するくらいなら、最初からやらない方がいい。

このように考えすぎると、日常の小さな行動にも力が入りすぎてしまいます。

完璧主義の人は、実際にはかなり頑張っているのに、自分では「まだ足りない」と感じやすいです。

  • もっとできたはず
  • これでは十分ではない
  • 人に見せられるレベルではない
  • 休む前に全部終わらせなければいけない

このような考えが続くと、いつまでも自分に合格を出せません。

人生がしんどくなるのは、能力が足りないからではなく、常に自分へ高い基準を課し続けているからです。

 

3. 休むことに罪悪感がある

3つ目に、楽に生きたいのに疲れている人は、休むことに罪悪感を抱えていることが多いです。

特に、頑張ることが当たり前になっている人ほど、休むことを「回復」ではなく「サボり」のように感じやすいです。

そのため、

  • 休日も予定を詰める
  • 疲れていても無理に動く
  • 寝ているだけで自分を責める
  • 休んだ後に取り返そうとしすぎる

という状態になりやすくなります。

休むことに罪悪感があると、人生全体が常に追われているような感覚になってしまうでしょう。

 

4. 先の不安を考えすぎる

4つ目に、楽に生きたいのに疲れている人は、先の不安を考えすぎる傾向があります。

しっかり準備しているくらいならまだしも、不安が強くなりすぎると、準備ではなく消耗になっていきます。

  • このままで大丈夫なのか
  • 将来困るのではないか
  • 失敗したらどうしよう
  • 人に迷惑をかけたらどうしよう

このような思考が頭の中で続くと、今この瞬間に使えるエネルギーまで、不安に奪われてしまいます。

まだ何も起きていないのに、頭の中では何度も問題が起きているような状態です。

その結果、現実には大きな問題が起きていなくても、心だけが先に疲れてしまいます。

 

5. 自分の本音を後回しにする

5つ目に、楽に生きたいのに疲れている人は、自分の本音を後回しにしていることがあります。

「今は仕方ない」「これくらい我慢しなきゃ」と、自分の気持ちを後回しにしてしまう状態です。

本音を後回しにすることが続くと、自分が何を感じているのかがだんだんわからなくなっていきます。

  • 何が好きかわからない
  • 何をしたいかわからない
  • なぜ疲れているのかわからない
  • 何を選んでも満たされない

このような感覚が出てくることもあります。

自分の本音を無視し続けると、人生は外側から見ると問題がなくても、内側ではずっと息苦しいものになります。

 

楽に生きている人の特徴

次に、楽に生きている人に共通する特徴について、5つの視点から整理していきます。

 

1. 自分軸で動いている

1つ目に、楽に生きている人は、自分軸で動いています。

自分軸で動くとは、周りの意見や状況を見たうえで、最後は「自分はどうしたいか」を確認できるということです。

  • 本当はどうしたいかを考える
  • 無理な誘いは断る
  • 人の評価だけで選ばない
  • 自分の感覚を置き去りにしない

このような選択ができる人は、必要以上に他人の気分に振り回されにくくなります。

誰かに合わせることがあっても、自分を消してまで合わせ続けるわけではありません。

そのため、日常の中に小さな納得感が生まれやすくなります。

 

2. できることから動いている

2つ目に、楽に生きている人は、できることから動いています。

でも楽に生きている人は、最初から完璧を目指しすぎません。

  • 今できることをやる
  • 小さく試してみる
  • 全部決めてからではなく途中で調整する
  • できなかった部分だけ見直す

このように、行動のハードルを必要以上に高くしないのです。

だから、失敗しないように考え続けて消耗するよりも、まず小さく動いて現実を見ながら整えていくことができます。

 

3. 境界線がはっきりしている

3つ目に、楽に生きている人は、境界線がはっきりしています。

境界線とは、自分が引き受けることと、相手に返すことの線引きです。

人生がしんどくなりやすい人は、本来は自分のものではない感情や責任まで背負ってしまうことがあります。

一方で、楽に生きている人は、

  • 相手の機嫌を全部背負わない
  • できないことはできないと言う
  • 頼まれても無理なら断る
  • 相手の問題まで自分の責任にしない

という線引きができているため、必要以上に他人の問題を抱え込みません。

アドラー心理学で言うところの「課題の分離」ができるということです。

そのため、境界線がある人は、人間関係の中で自分をすり減らしにくいのです。

 

4. 失敗しても引きずりすぎない

4つ目に、楽に生きている人は、失敗しても引きずりすぎない傾向があります。

失敗しても平気ということではありま千賀、失敗を自分の価値そのものに結びつけすぎないのです。

  • 今回はうまくいかなかった
  • 次はここを変えよう
  • 全部がダメだったわけではない
  • 失敗した自分にもできることはある

しんどくなりやすい人は、一つの失敗から「自分はダメだ」「やっぱり無理だ」と広げすぎてしまうことがあります。

楽に生きている人は、失敗を見ても、自分を丸ごと責め続ける方向には持っていきません。

 

5. 自分の心地よさを大切にしている

5つ目に、楽に生きている人は、自分の心地よさを大切にしています。

自分が自然でいられる感覚や、無理をしすぎていない感覚を重視しているということです。

  • 落ち着く場所を選ぶ
  • 疲れたら休む
  • 一緒にいて苦しくなる人と距離を取る
  • 自分に合う働き方や過ごし方を考える

人生は、大きな決断だけでできているわけではありませんから、毎日の小さな違和感を無視し続けると、だんだん生きることそのものが重くなります。

楽に生きている人は、自分が心地よくいられる方向を、日常の中で少しずつ選んでいます。

 

しんどくなる考え方を手放す方法

ここでは、人生をしんどくしている考え方を手放す方法について、5つの視点から整理していきます。

 

1. べき思考に気づく

1つ目に、しんどくなる考え方を手放すには、まず自分の中にあるべき思考に気づくことです。

べき思考とは、「こうするべき」「こうでなければいけない」と、自分に強くルールを課している状態です。

  • ちゃんとするべき
  • 迷惑をかけるべきではない
  • 弱音を吐くべきではない
  • もっと頑張るべき

このような考えが強いと、何をしていても心が休まりません。

大切なのは、いきなり考え方を変えようとすることではなく、「今、自分はべきで考えているな」と気づくことです。

気づけるようになるだけでも、思考に飲み込まれる時間は少しずつ減っていきます。

 

2. 他人の期待を背負いすぎない

2つ目に、しんどくなる考え方を手放すには、他人の期待を背負いすぎないことです。

人にどう思われるかを気にすることは、誰にでもあります。

ただ、相手の期待に応えることが当たり前になると、自分の人生なのに、自分のために生きている感覚が薄れていきます。

  • 親を安心させなければいけない
  • 職場で期待に応えなければいけない
  • 友達に合わせなければいけない
  • いい人でいなければいけない

このような期待を全部背負っていると、自分が本当は何を望んでいるのかわからなくなります。

相手の期待をすべて捨てる必要はありません。

ただ、それが本当に自分の望みなのか、一度立ち止まって分けてみることが必要です。

 

3. 完璧より今できる一歩を選ぶ

3つ目に、しんどくなる考え方を手放すには、完璧より今できる一歩を選ぶことです。

完璧にやろうとすると、始める前からエネルギーを使います。

失敗したくない、ちゃんと形にしたい、誰かに認められるレベルにしたいと思うほど、行動のハードルは上がっていきます。

でも、人生を楽にするために必要なのは、最初から完璧に整えることではありません。

  • 5分だけやる
  • 一つだけ片づける
  • 仮で決めてみる
  • 途中で直す前提で動く

今できる一歩を選ぶことで、思考だけで抱えていたものが少しずつ現実の中で動き始めます。

 

4. 休むことを予定に入れる

4つ目に、しんどくなる考え方を手放すには、休むことを予定に入れることです。

疲れたら休もうと思っていると、真面目な人ほど限界まで休めません。

  • 何もしない時間を作る
  • 早く寝る日を決める
  • スマホを見ない時間を作る
  • 人と会わない日を作る

休むことは、生きるためのエネルギーを戻す、日常の一部です。

 

5. 本当はどうしたいかを確認する

5つ目に、しんどくなる考え方を手放すには、本当はどうしたいかを日々確認する癖をつけることです。

楽に生きたいのにしんどい人は、自分の本音よりも、正しさや常識や周りの反応を優先しすぎていることがあります。

もちろん、いつでも本音だけで動けるわけではありません。

でも、本音を確認しないまま選び続けると、自分の人生から少しずつ離れていきます。

  • 本当はやりたいのか
  • 本当は嫌なのか
  • 本当は休みたいのか
  • 本当はどんなふうに生きたいのか

こうした問いを、自分に戻るための確認として使ってみるのです。

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

本音を確認する習慣が戻ってくると、人生の選択が少しずつ自分のものになっていきます。

 

人生を楽に生きるために身軽になろう

楽に生きるとは、何も考えずに生きることでも、努力を全部やめることでもありません。

自分に合わない考え方や、背負いすぎているものに気づき、少しずつ身軽になっていくことです。

他人の期待に応え続けること。完璧にやろうとしすぎること。休む自分を責めること。まだ起きていない不安を考え続けること。自分の本音を後回しにし続けること。

そうした思考癖が積み重なると、毎日は少しずつ重くなっていきます。

人生をもっと楽に生きたいと思ったときは、まず今の自分を責めるのではなく、「何を背負いすぎているのか」を見直してみてください。

この記事を書いた人

江藤有紀 自己対話の学校主宰。女性向け商業施設の運営に従事したのち、人間心理についての発信を始め、人生相談を受けるようになり独立。
人生の悩みは、自分との繋がりが薄くなっているサインと捉え、自己対話を体系的に学ぶプログラム企画などを行う。 著者プロフィールを見る

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