自己対話の学校 INNER DIALOGUE SCHOOL
グランドピアノの前で微笑むKONOMIさん

GRADUATE INTERVIEWキャリア

掛け持ちでも苦しかったピアノ教室が、自分に合う働き方を選んで満席になるまで。

掛け持ちでも苦しかった頃

2014年から、地元で自分のピアノ教室を開いていました。

好きなことを仕事にはしていたものの、生徒数が多いわけではなく、収入面ではなかなか厳しい状態でした。

地域柄、レッスン料金の相場もそれほど高くありません。

自分の教室だけでは生活が難しかったため、大手の音楽教室で講師をしたり、アルバイトをしたりと、いくつもの仕事を掛け持ちしていました。

一生懸命働いてはいるけれど、なかなか余裕が生まれない。

そんな働き方を続ける中で、「私は本当は、どんなふうに働きたいんだろう?」と、自分の仕事について改めて考えるようになりました。

自分に合う働き方を考える

自分自身と向き合いながら仕事について考えていくうちに、少しずつ「こんなふうに働けたらいいな」というイメージが見えてきました。

それまでの私は、地域の相場やピアノ教室としての一般的なやり方を基準に考えることが多かったように思います。

でも、自分にとって無理のない働き方は何なのか。どんな教室にしたいのか。どんな形なら、生徒さんと向き合いながら自分自身も気持ちよく働けるのか。

一人では考えがまとまらないときにはコンサルでも相談しながら、教室の運営そのものを見直していきました。

そして、これまでの働き方を大きく変えることを決めました。

怖くても、仕組みを変えてみる

決めたことは、大きく二つありました。

一つは、大手の音楽教室を辞めること。

もう一つは、自分のピアノ教室のレッスン料金や運営体制を大きく変えることでした。

どちらも、決めるまではとても不安でした。

大きな収入源だった仕事を辞めることにも怖さがありましたし、自分の教室では月謝を地域の相場より高く変更することにしたため、「生徒さんがみんな辞めてしまったらどうしよう」と何度も考えました。

それでも、自分がこれから続けていきたい教室の形を考えて、思い切って変更することにしました。

実際に変えてみると、心配していたように生徒さんが一斉に辞めることはありませんでした。

むしろ、自分が無理をしながら教えていた頃よりも、生徒さんとの関係も良くなっていきました。

満席のピアノ教室へ

働き方や教室の仕組みを見直したあとも、自分のピアノ教室を続けていきました。

そして気づけば、レッスン枠は常に満席になり、空き枠についてお問い合わせをいただくようになりました。

以前は、自分の教室だけでは生活が難しく、いくつもの仕事を掛け持ちしながら何とか続けていました。

だからこそ、自分の教室のあり方を見直したことで、以前とは違う形で仕事を続けられるようになったことは、とても大きな変化でした。

「今までこうしてきたから」「この地域ではこれくらいが普通だから」と周りの基準だけで考えるのではなく、自分はどんな教室をつくりたいのか、どんなふうに働きたいのかを考えてみる。

怖さがあっても、自分に合わなくなったやり方を見直してみることで、仕事の形も変えていけるのだと感じています。