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HOME > COLUMNTOP > 自己理解・自己対話 > 「自分と向き合う」とは?難しい理由と向き合い方を解説
2025.06.18

「自分と向き合う」とは?難しい理由と向き合い方を解説

自分と向き合ってみたら?

そんな言葉を、一度は誰かに言われたことがあるかもしれません。


あるいは、自分自身に対して「ちゃんと向き合わなきゃ」と思ったことがある人も多いでしょう。

けれど、いざ“向き合う”となると

具体的に何をすればいいの?

向き合ったら何が起きるの?

と戸惑ってしまう人も少なくありません。

この記事では、「自分と向き合う」とはどういうことか、そして、なぜそれが難しいと感じてしまうのかを紐解きながら、タイプ別の向き合い方まで丁寧にご紹介します。

Contents

  • 「自分と向き合う」とはどういうことか?
  • 「自分と向き合えない」と感じるとき、心の中で起きていること
    • 1. 自己否定タイプ:「嫌いな奴とは話したくない」
    • 2. 感情回避タイプ:「感情、沈黙してくれ」
    • 3. 過剰思考タイプ:「で、結論は?」
    • 4. 他者軸タイプ:「え、自分ってどこにいるの?」
  • 自分と向き合うための、タイプ別4つの処方箋
    • 1. 自己否定タイプ:「無理に好きにならなくていい。でも無視はしない」
    • 2. 感情回避タイプ:「感情は、ただの天気予報」
    • 3. 過剰思考タイプ:「考えるより、まず呼吸」
    • 4. 他者軸タイプ:「“在宅”してもらう時間をつくろう」
  • まとめ|“向き合う”とは、自分を見捨てないということ

「自分と向き合う」とはどういうことか?

まずは言葉の整理から始めましょう。

「自分と向き合う」とは、自分の内側で起きている感情や思考、欲求に対して、
目を背けずに“そのまま眺める”ことを指します。

※ポイントは、「判断しないこと」と「感じること」です。

反省することでも、自分を責めることでもなく、
「今、私はこう感じているんだな」「こんな思いがあるんだな」と、
まるで天気を眺めるように、自分の状態を受け取ることなのです。

「自分と向き合いましょう」という言葉は、私自身もクライアントとしてサポートを受ける時にもよく言われますし、相談を受ける側として同じ言葉を口にする場面も少なくありません。

けれど、多くの人が「え?それって具体的にどういうこと?」「それをやると、どんな変化があるの?」と戸惑った表情を浮かべます。

つまり、「自分と向き合う」という言葉はよく使われるけれど、具体的なノウハウや、その先にある効果についての説明は、意外と曖昧なまま語られがちなのです。

ただし、それができれば誰も苦労はしない…!という話ですよね。

 

「自分と向き合えない」と感じるとき、心の中で起きていること

「向き合おう」と思っても、なぜか心が拒否する。

その背景には、いくつかの“もっともな理由”があります。

実は、向き合うことの意味や方法を理解していても、 もっと深いところで“それを本能的に拒んでいる”というケースは少なくありません。

そしてやっかいなのが、自分でそのことに気づいていない場合です。

向き合い方がわからないんです

と言いながら、 本当は“向き合うという行為そのもの”を避けたくて仕方がない。

でもその事実に触れたくないから、あたかも自分は「わからない人間」であるかのように 無意識に“とぼける”という防衛反応を使ってしまう──そんな構造が隠れていることもあります。

「わからない」はときに、「わかりたくない」の別名であり、
「できない」は、「やりたくない(でも言えない)」の裏返しかもしれないのです。

ここでは、その“わからない”の奥に潜む4つのタイプを紹介します。 ここでは代表的な4タイプを紹介します。

 

1. 自己否定タイプ:「嫌いな奴とは話したくない」

自分と向き合えない理由が、「そもそも自分のことが嫌いだから」というケースです。

自分に対して「なんでこんなこともできないの」「どうせ私なんて」と、 否定のフィルターをかけて見ている人は、向き合おうとしても、 鏡の前で毒を吐かれるような不快感を覚えるでしょう。

だって、嫌いな相手の顔なんて、見たくないですから。

たとえそれが“自分”であっても、理屈じゃどうにもなりません。

むしろ“自分だからこそ”余計に冷たく、厳しく扱ってしまうという皮肉な構造すらあります。

向き合うこと=責められること、と無意識に感じていると、 「向き合うくらいなら、このままでいい」とさえ思ってしまうのです。

 

2. 感情回避タイプ:「感情、沈黙してくれ」

自分と向き合えない理由が、「感情に触れることそのものへの恐れや抵抗」にあるケースです。

感情に触れるのが怖い。あるいは、めんどくさい。 感じると涙が出そうになるし、怒りが湧くとコントロールできなくなりそう。 だから、できれば静かにしていてほしい──そんな感覚を持つ人です。

このタイプは、“感情が動く”ことに対して、どこかで「面倒くさいことが起きる予兆」として警戒しています。

内側にある“情動の火山”に、できれば一生ふたをしておきたい。 ある意味、とても用心深く、慎重で、自分を守ることに長けたタイプでもあります。

でも、感情は感じなかったことにしても、勝手に消えてくれるものではありません。

押し込めたまま静かに発酵し、気づけば「なんとなくいつも不機嫌」な自分をつくり出してしまうことも。

 

3. 過剰思考タイプ:「で、結論は?」

自分と向き合えない理由が、「感じる前に考えすぎてしまう」ことにあるケースです。

自己分析、完璧。課題の把握もOK。整理も上手。 でも、なぜか何も変わらない──そんな人は、思考で全部片付けようとしているかもしれません。

感情を“考えて理解しよう”とするけれど、 感じることがないまま処理しているため、心が置いてけぼり。

まるで感情を「論理的に分類すればOK」という案件として扱ってしまっている状態のとき、そっと心はこう訴えかけてきます。

ねぇ、私のこと、聞いてなくない?

そしてこの“置き去り”が続くと、 表面的には前に進んでいるようで、根本的なモヤモヤがずっと残る。

PDCAは回ってるのに、満たされない──それがこのタイプのジレンマです。

 

4. 他者軸タイプ:「え、自分ってどこにいるの?」

自分と向き合えない理由が、「“自分”という存在にアクセスできない」ことにあるケースです。

自分の気持ちより、他人の期待や正解を優先してきた人。

「こうすべき」に従って動いてきた結果、 いざ“本音で向き合おう”としても、肝心の自分がいない。

これは、「自分がない」のではなく、「長いあいだ出張していた」ような感覚。

まるで長期出張中の主役を探して、 誰もいない家のドアをノックしているような感覚です。

このタイプはまず、自分という“存在”を感じ直すところから始まります。

何を感じた? どう思った? それを聞いてくれる人がいなかった時代を経て、 ようやく「私はここにいる」と自分で自分に語りかけられる段階に差し掛かっているのかもしれません。

 

自分と向き合うための、タイプ別4つの処方箋

「向き合えない」には、「向き合えないなりの理由」があります。

だからこそ、誰かに「こうするといいよ」と方法だけを提示されても、心はなかなか動いてくれません。


むしろ、「それができたら苦労しないんだけど」と、内心でつぶやきたくなる瞬間もあるかもしれません。

ここでは、前述の4タイプに合わせて、「どうすれば、少しだけ向き合いやすくなるか」という“はじめの一歩”をご紹介します。


正解ではなく、“とっかかり”として、あなた自身の心に合うものを選んでみてください。

 

1. 自己否定タイプ:「無理に好きにならなくていい。でも無視はしない」

自分のことが嫌いなままで、「自分と向き合おう」とするのは、
たとえるなら、苦手な上司と二人きりでサシ飲みに行くようなもの。

向き合うくらいなら、スルーしておきたい

その気持ちは、とても自然なものです。

でも、「嫌い」でも「距離を置きたい」と思っても、
“存在を無視しない”ことから始めてみてほしいのです。

  • 「今日もイマイチだったな」でも、「もうやだな」でもいい
  • ノートにぼやくように書いてみる
  • 文句だけでもいい。
  • ただ、自分の声に話しかけることをやめないであげる

好きにならなくても、信じられなくてもいい。


でも、完全に黙殺しないこと──それが、このタイプにとっての第一歩です。

 

2. 感情回避タイプ:「感情は、ただの天気予報」

感情に飲み込まれることへの恐れ。あるいは、向き合うこと自体が“億劫”という感覚。


このタイプの方にとって、「感情と向き合う」は、実はかなり高度なチャレンジかもしれません。

でも、感情は人格ではありません。


ましてや、あなたの本質を揺るがす“暴れ馬”のようなものでもありません。
それは、ただの“今この瞬間の空模様”のようなものです。

今日は曇り気味かも

なんとなく雨っぽいな

そんなふうに、名前をつけてみるだけで十分です。

感じることは、決して「振り回されること」ではありません。


ただ“ある”ことを認めるだけ。
それだけでも、感情との距離は少しずつ、やわらいでいきます。

 

3. 過剰思考タイプ:「考えるより、まず呼吸」

ロジカルに考えることが得意なあなたへ。

きっとこれまで、あなたはたくさんのことを「考える力」で乗り越えてきたのでしょう。


だからこそ、感情やモヤモヤも「考えて整理」しようとする──それはむしろ、あなたの誠実さの証です。

でも、心は“考えられる”より、“感じられたい”こともあるのです。

朝、たった5分でいい。目を閉じて、呼吸を意識して、そっと自分に問いかけてみる。

今、私は、何を感じている?

たとえ答えが出なくても、正解がわからなくても、問いかけることそのものが「向き合い」です。
自分自身の“声”を、少しずつ感覚で取り戻していくイメージで。

 

4. 他者軸タイプ:「“在宅”してもらう時間をつくろう」

いつも誰かの期待に応えようとしてきた人。


「ちゃんとしている」「すごいね」と言われながらも、
気づけば、“自分”がどこかにいなくなってしまったような感覚。

それは「自分がない」のではなく、
自分が一時的に“出張”していただけかもしれません。

だからまず、戻ってきてもらいましょう。


ねぇ私、出張から戻ってきて?
在宅ワークしよ?

と、自分自身に向かって伝える時間をつくるのです。

1日3行でいいので、「今日、どんなことを感じたか」を書いてみる。
誰にも見せなくてかまいません。うまく言葉にならなくても大丈夫です。

“自分を感じる”という習慣の中で、
少しずつ、出張中だった主役が戻ってきてくれるはずです。

 

まとめ|“向き合う”とは、自分を見捨てないということ

「自分と向き合う」と聞くと、何か特別なことを始めなければいけないような気がするかもしれません。

ノートに感情を書き出すことや、自己理解のための講座に参加すること──もちろん、それらが助けになることもあるでしょう。

でも、本当の意味での“向き合う”とは、何か具体的な行動を起こすことそのものではありません。

行動をしていながら、まったく向き合っていない人もいます。
逆に、何もしていなくても、深く向き合っている人もいます。

向き合うとは、「私はどう感じているか」「私は何を避けているか」を、ただ見つめる姿勢そのものです。

だからこそ、“向き合っているふり”で自分をごまかすのは、とても簡単で、そしてとてももったいない。

向き合うって、ストイックな自己改造でも、理想の自分になるための儀式でもありません。

ただ、自分の気持ちに対して、「そうなんだね」と言ってあげること。

ダメでも、未熟でも、どこかズレていても、「今、こう感じてるよね」と受け取る態度のことを指すのです。

それはつまり、「私は私を見捨てない」という小さな約束です。

向き合うというのは、行動ではなく、関係性です。

ほんの少しでも、自分の声を聞く時間を持てたなら。 あなたはすでに、“向き合う”という旅のはじまりに、ちゃんと立っています。

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