潜在意識を使えば、今は絶望的に見える恋愛も動かせるかもしれない。
そう思って調べてみたものの「特定の相手との恋愛は引き寄せられない」「特定の人を願うのは執着になる」といった言葉を目にして、余計に混乱してしまうこともあるでしょう。
潜在意識や引き寄せの法則を使えば、願いは基本的に叶えることができると言われている一方で、なぜか「特定の相手との恋愛成就」に関してだけは、「それはできない」「特定の人を引き寄せようとしてはいけない」と言われるケースが多いのです。
ですが、それは本当なのでしょうか?
この記事では、特定の相手を引き寄せる基本ステップや、引き寄せやすくするコツ、さらに「特定の相手は無理」と言われる理由まで、順番に整理していきます。
Contents
- 「特定の相手を引き寄せるのは無理」は誤解
- 潜在意識で特定の人と恋愛成就する基本ステップ
- 1. 自分の内面をフラットな状態にする
- 2. 感情の先取りを行う
- 3. 特定の人との未来を思い浮かべる
- 4. ネガティブ感情が出てきたらメモしておく
- 5. ネガティブ感情を分解する
- なぜ潜在意識で特定の相手との恋愛は引き寄せられないと言われるのか
- 1. 潜在意識は主語を認識しないと言われる
- 2. 特定の相手にこだわる=執着とされるから
- 3. 相手をコントロールすることがタブー視されている
- 潜在意識で恋愛成就を引き寄せるときの裏技
- 1. 自分が幸せを感じられる状態そのものを意図する
- 2. 幸せのフルセットを発注する
- 特定の相手を引き寄せることを諦めなくていい
「特定の相手を引き寄せるのは無理」は誤解
まず結論から言えば、潜在意識を使って、ある特定の相手との恋愛成就を願うこと自体は可能です。
もちろん潜在意識は、1クリックで現実が変わる魔法ではありません。
ですので「潜在意識の特性や仕組みを理解した上で取り組むこと」が条件にはなりますが、特定の人との関係を諦める必要はありません。
心が弱っているときに
- それはできません
- 特定の人はダメです
と言われると、「特定の相手を好きでいること自体が間違い」と感じてしまいやすいですが、それはもったいないです。
まずは「特定の相手との恋愛成就を願ってもいい」と自分に許可を出すところから始めてください。
そのうえで、潜在意識をどう使えばよいのかを整理していきましょう。
潜在意識で特定の人と恋愛成就する基本ステップ
ではここから、潜在意識で特定の人との恋愛成就を引き寄せる基本ステップをご紹介します。
潜在意識や引き寄せの法則には、さまざまなやり方がありますが、まずは一番ベーシックな5つのステップをご紹介します
1. 自分の内面をフラットな状態にする
まず最初に、自分の内面や心の状態をできるだけフラットで穏やかな状態に整えます。
これは、潜在意識で特定の人を引き寄せるための準備運動のようなものです。
なぜこのステップが必要なのかというと、潜在意識や引き寄せの法則は、自分の心の状態や内側のエネルギーを使うものだからです。
これは体を使う仕事をするときに、自分の健康状態や体のメンテナンスが大切になるのと同じです。
例えば、風邪をひいていたり、骨折をしていたりする状態で、工事現場の力仕事をするのは難しいでしょう。
それと同じように、心のエネルギーを使って現実を動かしていくなら、まずは自分の内面を整えておく必要があります。
不安や焦りが強すぎる状態で願望実現に取り組むと、願いそのものよりも、「叶わなかったらどうしよう」「やっぱり無理かもしれない」という感情の方に意識が向きやすくなります。
- 深呼吸をする
- 静かな場所で目を閉じる
- スマホやSNSから少し離れる
など、自分の心を落ち着かせる時間を取ってみてください。
2. 感情の先取りを行う
次に、感情の先取りを行います。
私たちは一般的に、「嬉しい出来事が起こったから嬉しくなる」「安心できる現実があるから安心する」と考えています。
つまり、外側の出来事が先にあって、そのあとに感情が生まれるという順番で捉えているのです。
しかし、潜在意識を使った願望実現では、この流れを逆にします。
嬉しい出来事を起こすために、先に嬉しい感情を自分の内側で感じておく。
安心できる現実を引き寄せるために、先に安心感を自分の中に作っておく。
少し逆説的に感じるかもしれませんが、「内側の状態が外側の現実に反映される」という考え方に立つなら、まず「未来で感じたい感情を先に自分の中に発生させておく」ことが大切です。
まだ現実が動いていなくても、先にその感情を感じる。これが、感情の先取りです。
3. 特定の人との未来を思い浮かべる
次に、恋愛成就を引き寄せたい特定の人との未来を思い浮かべてみましょう。
これは、2つ目のステップである感情の先取りと同時に行っても構いません。
特定の人との未来を思い浮かべたとき、どんな感覚になりますか?
- 一緒にいられて嬉しい
- 自分の気持ちが伝わって安心
- 彼の笑顔を見られて幸せ
- 自然体のまま愛されている
- お互いに大切にし合えている
大切なのは、「その人との恋愛が成就したら、どんなに素敵な気持ちになるだろうか」という感覚に意識を向けることです。
まだ目の前の現実では、特定の相手との関係が始まっていなくても、先にイメージの世界でその未来を先に感じてみましょう。
アスリートが試合前にイメージトレーニングするような要領で、取り組んでみてください。
4. ネガティブ感情が出てきたらメモしておく
最後に、これらのステップに取り組んだとき、ネガティブな感情が出てきたら、できるだけメモしておきましょう。
- まだ叶っていないのに嬉しい気分になるなんて馬鹿みたい
- 妄想しているだけで痛い人みたい
- 期待して叶わなかったら傷つきそう
- どうせ私には無理かもしれない
- 彼に選ばれる自信がない
このような感情や思考が出てくることがあります。
このとき無理に抑え込む必要はなく、そのネガティブ感情こそが次のステップで大切なヒントになります。
ネガティブ感情が出てこなかった人は、いったんここで終了です。
5. ネガティブ感情を分解する
ネガティブ感情が出てきたら、その感情を少し分解してみましょう。
先の段落で触れた通り、潜在意識や引き寄せは、自分の内面のエネルギーを使うものです。
そのため、内側にネガティブな思い込みがたくさんあると、その思い込みが潜在意識の働きを邪魔してしまい、うまく法則が働かなくなってしまうのです。
たとえば、「妄想しているだけで痛い人みたい」と感じたなら、そこには「まだ現実になっていないことを思い浮かべるのは恥ずかしい」という思い込みがあるのかもしれません。
ですがその思い込みを持ったままだと「潜在意識を使って恋愛成就を願うのは恥ずかしい」というように変換されますから、これでは法則が働くのは難しいです。
ネガティブ感情は、潜在意識の働きを邪魔する思い込みに気づくための入り口です。
出てきた感情を責めるのではなく、「私は今、何を信じているから苦しくなっているのだろう?」と問いかけてみてください。
なぜ潜在意識で特定の相手との恋愛は引き寄せられないと言われるのか
潜在意識や引き寄せの法則では、「特定の相手は引き寄せられない」と言われることがあります。
その理由としてよく挙げられるのは、主に次の3つです。
1. 潜在意識は主語を認識しないと言われる
1つ目の理由は、潜在意識は主語を認識しないと言われているからです。
潜在意識は、「彼」「彼女」「あの人」といった個別の主語ではなく、自分の感情や状態を認識すると説明されることがあります。
そのため、「彼から連絡がほしい」と願っても、「彼から」という部分ではなく、「連絡がほしい」という状態の方が潜在意識に届く。
つまり、特定の彼を名指しで指定しているつもりでも、潜在意識には「誰から」という指定が伝わらないため、特定の相手との恋愛成就は難しいと言われるのです。
この考え方は、潜在意識が言葉そのものよりも、感情や状態を優先して認識するという前提から来ています。
だからこそ、「特定の人を引き寄せたい」と願うより、「愛されている私」「幸せな恋愛をしている私」という状態に意識を向けた方がよい、と説明されることが多いのです。
2. 特定の相手にこだわる=執着とされるから
特定の相手を願うことは、執着だと言われることがあります。
潜在意識や引き寄せの法則では、「執着を手放すこと」がよく語られるため、「この人がいい」と特定の人を願うこと自体がNGなものとして扱われやすいのです。
ただ、「この人との未来を望んでいる」という願いと、「この人でなければ自分には価値がない」という不足感は、まったく別ものです。
特定の相手にこだわることがNGとされやすいのは、「絶対にこの人でなければ嫌だ」という気持ちが強くなりすぎると、純粋な好意だけではなく、自己否定や自己攻撃が混ざりやすくなるのが大きな理由です。
- この人に選ばれない私は意味がない
- 現実を動かせない私はダメだ
- 彼に愛されるなら私の意見はどうでもいい
無価値観、無力感、自己喪失…相手への思いが自分を否定する材料になっては本末転倒です。
そのため、「特定の人との恋愛成就はNG」と言われる背景には、執着から生まれる自己否定や無価値感を防ぐための安全策としての意味もあると考えられます。
3. 相手をコントロールすることがタブー視されている
3つ目の理由は、道徳的・倫理的な側面です。
特定の相手を引き寄せることは、相手をコントロールすることだと見なされることがあり、コントロール=ダメなもの、として認識されることが多いです。
ただこれは、実際にできるかできないかという話とは少し別です。
「潜在意識を使えば、特定の相手を完全に引き寄せることができる」と、仮に一般的に広まってしまうと、それを極端に解釈する人も出てくるでしょう。
たとえば、「今は相手に嫌われて、接近禁止令を出されるほどだけど、潜在意識を使えば相手の気持ちを思い通りに変えられる!」と考えてしまう人も、もしかしたらいるかもしれません。
そうなると、安全策として「特定の相手は引き寄せられない」「相手をコントロールしてはいけない」としておいた方が、多様な人がいる社会では、その方が無難という側面もあるのでしょう。
潜在意識で恋愛成就を引き寄せるときの裏技
ここまで、潜在意識で特定の相手との恋愛成就を引き寄せるための基本ステップや、「特定の相手は引き寄せられない」と言われる背景についてご紹介してきました。
そして最後に、それらを踏まえた裏技的な方法をご紹介します。
裏技といっても、一般的な潜在意識や引き寄せの法則とまったく違うことをするわけではありません。
むしろ一番シンプルな方法です。
1. 自分が幸せを感じられる状態そのものを意図する
まず最初に、自分が幸せを感じている状態そのものを意図します。
ここでのポイントは、特定の誰かを指定しないことです。
特定の相手との恋愛成就を叶える裏技と言っておきながら、どういうこと?と思われそうですが、あえて何も指定しません。
- 私はものすごく幸せ
- 満たされている
- 安心している
- 愛されている
という状態感覚だけに意識を向けます。
誰が、いつ、どのように、という条件をいったん脇に置いて、幸せで満たされている感覚そのものを強くイメージします。
2. 幸せのフルセットを発注する
次に、その幸せに必要なものを、すべて含めて意図します。
ここで大切なのは、「彼じゃなくても幸せならいい」と自分に言い聞かせることではありません。
むしろ逆です。
自分が最高に幸せを感じるものを望んでいるのだから、彼は当然、この幸せフルセットの中に入っていますよね?という前提で意図することです。
- あの人がいるから感じられる安心感
- あの人と心が通じ合うから感じられる喜び
- あの人と恋愛成就するからこそ成立する満たされ方
わざわざ「特定のあの人」と意図せずとも、私の幸せフルセットの中の一部として、当然含まれているという視点から意図します。
この感覚で願うことが、シンプルだけど強い裏技です。
特定の相手を引き寄せることを諦めなくていい
好きな人と気持ちを通じ合わせたいという願いは、とてもピュアで、大事にしていいものです。
その願いを叶える自信がなくなったときに、人は潜在意識や引き寄せの法則、スピリチュアルな世界に希望を求めることが多いのですが、そこで「潜在意識は何でも叶うけれど、特定の人だけはダメ」と言われてしまうと、せっかく見つけた希望の芽が折れてしまいます。
もちろん、特定の人との恋愛成就に潜在意識や引き寄せの法則を使うことについては、さまざまな考え方があります。
執着になりやすい、相手をコントロールすることになる、潜在意識は主語を認識しないなど、注意すべき点が語られることも少なくありません。
ですが、それは「絶対にできない」という意味ではありません。
特定の相手を引き寄せたいと思う自分を責めずに、その気持ちを大切にしながら、潜在意識との向き合い方を整えていきましょう。